さくらももこ先生追悼特集|通販ショップの駿河屋

静岡県清水市(現・清水区)出身で、「ちびまる子ちゃん」の作者として知られる漫画家・さくらももこ先生が8月15日にご逝去されました。
漫画家として「ちびまる子ちゃん」「コジコジ」などハートウォーミングな作品を描かれる一方、エッセイ三部作「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」では独特の視点と語り口が話題となりいずれもミリオンセラーを記録。
その他にも作詞や雑誌の編集など、多彩な才能で私たちを楽しませてくれたさくら先生の訃報は、大きなショックと悲しみを与えるものとなりました。
さくら先生の幼少期を描いた「ちびまる子ちゃん」は、1986年にりぼんで連載を開始し90年にはアニメ化。
個性的なキャラクター達と類まれなギャグセンスは世代を問わず愛され、瞬く間に国民的な人気を博しました。
出身地清水を舞台とした本作では、実在するお店や人物、出来事なども描かれ、同市では“清水の誇り”として愛されています。
さくら先生自身も故郷を愛し、静岡市のシティプロモーションにも意欲的に取り組まれ、同市に数多くのイラストを提供されています。
静岡市では駅や電車など各所で、先生の故郷に対する優しい息吹を感じる事が出来ます。
静岡市に本社を置く当社としても、先生がこれまで遺された故郷に対する想いに敬意を払うと共に、謹んで哀悼の意を捧げます。
さくらももこ先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

静岡市への御貢献

静岡駅横断幕
静岡駅の北口に出ると頭上にずらっと横断幕がぶら下がっています。
横断幕には「静岡市はいいねぇ。」と文字が書かれ、ひと目見てさくら先生の作であることに気づかない人はいないであろう静岡ゆかりのある可愛らしいイラストが描かれています。
静岡市のシティプロモーションの一環で実現したこの横断幕。
さくら先生の人柄が見えるような素敵な横断幕です。
ちびまる子ちゃんマンホール
さくら先生の「静岡にまる子のマンホールがあれば可愛い」というご好意で、2018年8月にさくら先生がデザインしたマンホールのふたが静岡市に寄贈されました。
デザインがほんとに可愛い!ふたは2種類あり、お茶や富士山、駿河湾をコンセプトにデザインされ、黄色の帽子をかぶったまる子ちゃんなどが描かれています。
優しい雰囲気の静岡市の文字はさくら先生が書いたそうです。
2つのふたはそれぞれJR清水駅西口と商業施設「新静岡セノバ」近くのけやき通りの2カ所に設置される予定です。
ラッピング電車
『ちびまる子ちゃんランド』が開館15周年になるのを記念して、静岡鉄道にちびまる子ちゃんのラッピング電車が運行されました。
当初1年間走る予定でしたが、人気の声に答え今なお「静岡清水線」にて運行しています。
ピンク色の車体にはちびまる子ちゃんのキャラクターたちが元気いっぱいにラッピングされています。
外観だけではなく、車内アナウンスの一部がちびまる子ちゃんのアナウンスをする特別仕様になっていて、車内のつり革にまる子の顔や、まる子の名言集・友蔵心の俳句などが飾られる豪華仕様なのです!

>静鉄グループ 静鉄レールウェイ
ラッピングバス
「しずおか定期観光バス」に、さくら先生のデザインしたラッピングバスが運行しています。
2018年6月から運行なので、残念ながらまだ私も見かけたことがありません。
バスのデザインは、静岡市のプロモーション事業「静岡市はいいねぇ。」において、さくら先生が描きおこしたものです。
ラッピングバスで回る「静岡(しぞ~か)満喫コース」は約6時間55分をかけて“日本平ロープウェイ”や“久能山東照宮”や“清見寺”といった静岡県内の観光スポットだけをまわれる静岡を満喫できるツアーです。

>静鉄バス
まるちゃんの静岡音頭
ローカル感あふれる曲名ですが、その雰囲気からは想像もつかない制作陣の豪華が話題に!
さくら先生が大ファンの細野さんに作曲をお願いし、友達の小山田さんがアレンジをして、静岡市出身のピエール瀧さんが歌い、パパイヤ鈴木さんが踊りの振り付けをしたというさくら先生だからこそできあがったであろうこの「まるちゃんの静岡音頭」で、静岡の地名や名物を盛り込んだ曲と楽しい振り付けです!

>静岡市ホームページ
静岡市職員の名刺
市職員の名刺。お役人の持つ名刺らしからぬそこに描かれているのは富士山や茶畑、桜えびなどを背景にちびまる子ちゃん似の女の子。
シティプロモーションの一環で「親しみやすいイラストを通して静岡のイメージを県外や海外の方に認知してもらう」のにさくら先生が一役買っていたのです。
海外のお客様と名刺交換をすると、とても喜ばれるそうです。

さくらももこ先生 ゆかりの場所

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