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初めて観た時は衝撃を受ける面白さだった映画『インタビューウィズヴァンパイア』
『インタビューウィズヴァンパイア』は1994年に日本公開された作品です。
監督はニール・ジョーダン
出演はトム・クルーズ、そしてブラッド・ピット、キルスティン・ダンスト、クリスチャン・スレーター、アントニオ・バンデラスなどなど。
これトム・クルーズですからね!?美しい・・・めっちゃ減量していますね。
実はリバーフェニックスが出演予定だった『インタビューウィズヴァンパイア』レオナルドディカプリオも出演を熱望
先にマメ知識を話しますと、クリスチャンスレータ―が演じたインタビュアー役は元々リバー・フェニックスが演じる予定でした。しかしリバーフェニックスが他界してしまったため、クリスチャンスレーターが演じることとなりました。リバーフェニックスは厳格なベジタリアンで動物愛護に力を入れていた俳優だったのですが、クリスチャンスレーターはこの『インタビューウィズヴァンパイア』の出演料をリバーフェニックスが指示していた動物愛護団体に寄付したそうです。
そしてクリスチャンスレーターの決まる前にレオナルドディカプリオがこの『インタビューウィズヴァンパイア』への出演を熱望したそうです。しかしインタビュアー役にはどうしても年齢が若すぎるということで、クリスチャンスレーターに決まりました。
クリスチャンスレーターも素晴らしい俳優だし好きな俳優ですが、リバーフェニックスがインタビュアー役をやっているのを見たかったというのが本音です。そしてレオナルドディカプリオがインタビュアー役をやっているのも見たかったのも本音です。
しかしこの映画、どれだけ美しいキャストで埋め尽くそうとしたんだろうと思うほどのキャスティングです。
『インタビューウィズヴァンパイア』あらすじ
ある部屋でライターのマロイ(クリスチャンスレーター)はテープレコーダーを回しインタビューを始める。インタビューの相手は美しい容姿をしたルイ(ブラッドピット)という青年。
ルイは口を開き、自らがヴァンパイアであること、ヴァンパイアになったいきさつ、すでに200年生きていることを話し始める・・・。
妻子を失い生きる気力を失ったルイは、ヴァンパイアのレスタト(トム・クルーズ)に襲われ、生死の選択を迫られる。生きることを選んだルイはレスタトによりヴァンパイアにされ、不老不死の肉体を手に入れる。
血が命の源であるヴァンパイア。レスタトは人間を襲い続けるが、ルイは人間の心を持ち続け人間を襲う事ができず、動物からしかヴァンパイアとしての栄養をとることができない。
しかしルイの我慢は長く続かず、ついに母親を失った少女クローディア(キルスティンダンスト)の血を吸ってしまう。しかもレスタトはこの少女クローディアをヴァンパイアにしてしまう。
クローディアに対し、父親のように愛情を注ぐルイ。しかしクローディアは心はとっくに大人の女性に成長しているのに一向に老けない(成長しない)自分の身体に不満を感じ、「なぜ自分は大人にならないのか」と責め立てる。クローディアは自分をヴァンパイアにしたのはレスタトだと知り、レスタトへの憎しみは大きくなり・・・。
他のヴァンパイアも巻き込んだ復讐・愛憎の波は大きくなっていき・・・。
キャストももちろんだが、作品全体が妖艶で美しい映画
トム・クルーズにブラッド・ピット、アントニオ・バンデラスにキルスティン・ダンスト。やはりヴァンパイアは美しくなくてはいけません。この『インタビューウィズヴァンパイア』のキャストはしっかり美しさをクリアしていると言うか、余りある美しさで輝きを放っています。
ブラッド・ピットはすでにこの時その美しさで人気は不動のモノとなっていましたが、この『インタビューウィズヴァンパイア』で新たな面を見せてくれました。『リバーランズスルーイット』などとはまた違った美しさを。
しかしブラピの美しさだけに見とれるわけにいかないのが『インタビューウィズヴァンパイア』です。トム・クルーズも魅力的に妖艶に時に荒々しく美しくヴァンパイアを熱演しています。特に映画ラストのレスタト(トム・クルーズ)のセリフが好きで。
『Oh...Lui.Lui.Still beautiful...』
めちゃくちゃカッコいいんです!
そしてアントニオバンデラスもキルスティンダンストも美しく輝きを放っています。キルスティンダンストは子役なのにといったら失礼ですが、存在感がすごいです。後に『チアーズ!』『ヴァージンスーサイズ』『スパイダーマン』『マリーアントワネット』などで女優として世界中にその名前を轟かすわけですが、この時にすでに大気の片りんを見せつけてくれています。
そして映画自体ですが、はっきり言って面白いです!ストーリーも演出も空気感もキャスティングもクオリティが高く、普通に満足していただける映画だと思います。私M&Oは今も観ても面白いし楽しめますが、特に初めて観た時は衝撃的に面白かったです。今はDVDで持っていますが、その前からVHSで持っていましたから。
まだ夏は続いていますので、夏の夜におススメの映画です。とは言ってもホラー的な恐さはありませんのでご安心を。
勇気があるなら聞かせてあげよう。僕たちの愛のすべてを。
『インタビューウィズヴァンパイア』