iOSDC 2018 に参加しています。また、3日目の9/1に『サブスクリプションサービスにおけるIn-App Purchase再考』という発表をしました。
発表
資料
サーバサイドエンジニアとして In-App Purchase (IAP) とその他の決済手段を開発・運用してきた経験をもとに IAP を考えなおす、という内容です。
今回は比較する軸を「決済ゲートウェイ」としました。
決済ゲートウェイとしての機能・性能・サービス・サポート面においてIAPはどのようなメリット・デメリットがあるのか。また、IAPを選択する前にどのようなことを考慮しなければいけないのか。これらの観点について考えてみました。
15分で63枚というボリュームになってしまったので発表では以下を省略しました。気になる方は資料でご確認ください。
- 開発〜テストまわりの比較
- 運用における加盟店サポートの比較
反応
気になったのでセルフまとめ
反応見たところ明らかな間違いもなかった…はず。そのうえで共感ありつつ聴衆の埒外からの知見も共有できたみたいで良かったです。感想を呟いてフィードバックをいただけるのは本当にありがたいです。
準備について
3回ほど通しで練習してみた経緯が以下です
23分→18分→15分
かなり巻いたのに23分かかった初回で絶望し、内容を削ることを決めました。とはいえ調査したことや大事な補足を削ってしまうと資料価値が薄れると思ったので、Google Slides の機能でスライドを残したまま非表示にするようにしました。
発表にあたって挑戦してみたこと
朝イチの発表、大学の薄暗い大教室、100人近い聴衆が各々のPCを見つめて待機している… という状況で自分の出番を待つのが耐えきれませんでした。なのでトークの頭で話そうと思っていたアイスブレイク的な話題を開始前にしました。
具体的には発表で使った Logicool Spotlight をデモ的に紹介し、「おお〜」という声が一斉に上がったのは嬉しかったです。
これを使うことで壇上を自由に動いたダイナミックなトークができた(かもしれない)。持っててよかった Logicool Spotlight。
iOSDC
全体を通じてトークテーマの幅が広く、新しいものを取り入れたり新しい人を取り込んだりすることに非常に好意的であるという印象を受けました。
自分も iOS のことやコミュニティのことはまったくわかっていなかったのですが、勢いで申し込んだCFPが通ったのでけっこう驚きました。
相互コミュニケーションを推奨/実践しててすごい
発表者にフィードバックを促すように運営の方が仰っており、実際に参加者の方がそのように動いているのに感銘を受けました。
自分も発表に対していくつも質問をいただいたり、発表後に用意された Ask The Speaker テーブルに追加の質問・議論をしたい方が訪れたり、非常に双方向的なコミュニケーションができて良かったです。(発表前に登壇者に向けてスタッフから「質問を受けたら必ず復唱をお願いします」という気遣いがあったのも Good)
ホスピタリティがすごい
参加者が過ごしやすい環境が揃っていました。
出る前はアウェイだろうな〜と思っていましたが開催者の長谷川さんからもフォローいただけてそこからも"ホスピタリティ"を感じました。
自分がイベントを開催するときにも参考にしたいことが沢山あった。
会場がすごい
疲れたときに座れる場所があってすごい
緒方恵美さんがすごい
緒方恵美さんがすごい
ということで、開催前はけっこうナーバスになっていたものの発表/参加して良かったな〜という気持ちになりました。運営の皆さん本当にお疲れ様です。