『刀剣乱舞』振り返り

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こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

今日は舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰の振り返りを。

どこから話したらいいのか分かりませんが、今は無事に終える事が出来た事がただただ幸せです。

振り返りの中でネタバレをすると思いますのでBlu-rayなどを楽しみに待っている方は見るのを控えた方が良いと思います。

(↑の文章はブログを書く前に書いた言葉です。そしてこの文章は書き終わった後に足している言葉です。『ネタバレをすると思います…』どころじゃない!してます。なのでお気をつけて。笑)






それでは…


顔合わせ、本読みをした時の思い出なんですが、顕現台詞にある「ヒック」を読んだら皆がニコニコしていました。

皆が懐かしく感じて笑ってくれたのかな?

なんだかとても嬉しかったのを覚えています。

そしてなんといっても極!!

今回は不動と長谷部が同時に極になります。


まぁ、その時の話は一旦置いといて。

顔合わせ本読みの前にビジュアル撮影もありました。

通常バージョン、極バージョン、内番と3日間に渡って撮影しました。

うん。大変だったなぁ。笑

撮影で3日間費やす事ってまず無いからね。

スタッフさんはもっと大変だったと思いますけどね。

スタッフさん達の、この作品にかける本気を知りました。


そして稽古が始まります。

殺陣がとにかく多いので殺陣稽古に時間がかかりましたね。

僕はそこまでアドバイスとか積極的にしてないんですが、周りを見ると不慣れなキャストに教えている姿をよく見ました。

稽古の思い出は『常に隣に雅成が居た』かな。

そして、明治座公演から本番が始まります。

もうね、少し遠い記憶だよ。笑

一幕が終わり、休憩あけのシーンで極の不動、長谷部の殺陣から始まるんですが、明治座には舞台上に『セリ』と呼ばれる昇降式の穴があるんです。僕たちはそこから登場しました。

初日とても緊張しましたね。

ジワジワ上がっていくんだもの。

お客さんと同じ目線になる瞬間あるから目合っちゃうかと思ったよ。

明治座も無事に終わり、京都公演!!

京都に3週間!!

地方公演でこんなに長い期間は経験した事がない!!

そこそこ快適なホテル生活だったので苦痛じゃなかったんだけどね。

思い出はありすぎて大変。

毎日の夜ご飯とか、休演日の過ごし方とか、休演日に大阪へ行った事とか、舞台袖での拡樹のショータイムなど…

最後の気になるでしょ?笑

また語れる機会に語ります。

文字にするのは大変じゃい。




そして、東京へは帰らずそのまま福岡入り。

福岡ではやっぱり悔しい思いが強いかな。

自然の力には勝てない。

必ずリベンジしたい!!

悔いの残る形で東京へ帰りました。

日本青年館、銀河劇場…

東京へ帰ってきてからは早かった。

本当に…あれ?もう千秋楽?って。

銀河劇場は懐かしかった。

虚伝の再演を思い出していました。

それぞれの劇場で感じた事はザックリこんな感じでした。





そして、本編ですが『極』ですよ。

修行中のシーンも少し描かれましたね。

俺は坊丸とのシーンから始まります。


坊丸は森蘭丸の弟です。

ここからは俺の想像だけど、不動は好きな人達のいる時代で修行する事が最初楽しかったんだと思います。

懐かしくて、暖かくて、とても居心地の良い場所。

お酒に逃げるのもやめて日々修行に励んでいた。

坊丸の言葉で本能寺の変の事を思い出すまでは…

本能寺の変

坊丸も、蘭丸も、そして大好きな信長様も、もうすぐ死ぬ運命。

受け止める事が出来ない。

見届ける事が出来ない。

でも、それだといつまで経っても昔のまま。

悩んで苦しんで、ついに決心します。

不動は本能寺を最後、どんな表情で見てたのかな。

泣いていたのかな?

きっと泣いていただろうけど、とても強い目をしていたと思うんだ。

そして、本丸に帰還。

「酒を抜いてきただけだよ」

どれだけの苦悩を乗り越えてこの台詞に辿り着いたんだろう。

カッコイイよ。

そして色々と事件は起こり(ザックリ。笑)時鳥との戦い。

昔の自分と重なる。

ホトトギスの気持ちもとても分かるけど、刀剣男士として歴史を守らなくてはならない。

不動がとどめを刺します。

「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」

かつて織田信長が残した言葉。

不動の中にしっかり信長がいるのかな。



全て僕個人の勝手な解釈なので、全然違うよ!!って方がいるかもしれませんが、本番を重ねて沢山受け取った感情などから出た解釈です。

あと、不動はとても心優しいと思いました。

仲間を信じたい心。

仲間の痛みを感じてあげられる心。

とても優しくて、柔らかい。

素敵な一振りです。


また不動行光を演じられますように。

長々と読んでいただきありがとうございました。

毎日沢山の方に劇場へ足を運んでいただきました。

どんなに疲れていても舞台上に出たら疲れが吹っ飛ぶのは間違いなく皆さんのおかげです。

応援してくれて、期待してくれて、楽しみにしてくれて、そして、とても大きい拍手を送ってくれてありがとうございました。

また会いましょう。


では(^^)/~~~

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