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https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12194938747 におけ...
2018/8/3020:46:06
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q121949387...
におけるpyo某氏の回答への反論です。
上記Q&AがBA投票段階で、かつ本人の回答リクエスト無効設定だったので新規に質問を立ち上げておきます。
本来ならpyo某氏への回答リクエストの体を取るべきところなのですが、どなたからでもご意見を頂戴したいと思います。
pyo某氏曰く:
>周波数はコードの機能と無関係なので
>倍音云々を理由づけに用いることはできないと思います。
>(Music Planzの教科書にもそう書いてありました)
「周波数はコードの機能とは無関係」などとはMPの教科書には一言も書いてないんですよ。
著者・北田先生本人の授業内の発言によれば、自然倍音とコードの機能はむしろ自明レベルで関係ありとのことなので、該当箇所を書いておきます。
http://musicplanz.org/academy/textbooks
これの音楽理論2の第10回「音の真理」をご覧ください。
http://musicplanz.org/wp-content/uploads/2017/03/musicplanz_theory2...
五倍音と七倍音がトライトーンを形成する。これが完全四度への進行が最も「強い進行」とされる根本原理です。
そして完全四度の進行が機能の根源となっていることも、該当箇所までの説明の中で何度も述べられています。そして完全四度あるいは完全五度の積み重ねによって作られているメジャーダイアトニックスケールも、当然ながらその影響の範疇にあります。
また、上記回答における同氏の芸大和声等を引き合いに出した反証についても反論をしておきます。
◆偶成和音とは?
偶成和音というのは純粋に経過和音の一形態です。
つまり、少なくとも以下の特徴を持ちます。
(1) 複数の経過和音が連続して出現することができる(経過和音の連続体を形成できる)
(2) 経過和音の連続体への進行元(開始点以前)には必ず固有和音がある
(3) 経過和音の連続体の帰着点あるいは進行先には必ず調性内の固有和音がある
(4) ある声部が調性外音(ノンスケールトーン)に至った場合、調性内音(スケールトーン)に順次進行する
それに加え偶成和音に特有の特徴として
(5) 偶成和音は前後隣接する和音の各声部が順次進行して形成される
(3) について、固有和音だけでなく、関係調の準固有和音を含んでも構いません。
(5) について、特にノンダイアトニックな偶成和音は、「構成音がよく似た、隣接の固有和音に依存して生じる」ということがいえます。
「偶成和音は(他の和音に対する)依存性が高い」あるいは「独立性が低い」と言い換えることもできるでしょう。
◆和音の依存性/独立性
機能をはっきりと感じられる固有和音(および準固有和音)に隣接し、かつ各声部の順次進行によって「変化形」として生まれる偶成和音は、聴感上、変化元の固有和音の響きの特性を持つように感じることができます。それゆえ機能も同一とされるというわけです。
また、偶成和音に限らず経過和音を全体としてみたとき、特に偶成和音以外の経過和音については、主に関係調との類似性に基づく機能分類がなされます。
つまり偶成和音は
「固有和音(+準固有和音)に対する依存性が高い」
それよりも広い範疇である経過和音は
「関係調に対する依存性が高い」
このような構図になってます。
そのように、単音楽器の組み合わせ、各声部の繋がりをアンサンブルの主軸においた芸大和声含むクラシックの和声理論では、和音の機能について扱う上で、「依存性に基づいた機能分類」が優勢となりうるのです。
しかしながら、コード楽器によるルートからの積み重ねをアンサンブルの主軸においたジャズ/ポップスの「コード理論」では、「依存性」というのをはっきりと定義することができない場面が非常に多いんですよ。声部の順次進行や経過和音が存在しにくい世界ですからね。
つまり、ジャズ/ポップス分野では
「よく似たコードが周りのどこにもない」
「何から変化したコードなのか判然としない」
「固有和音や関係調とは関係なさそうなコードが突然前触れもなく現れた」
こういう状況が容易に起こり得ます。
◆Music Planzの新標準音楽理論
以上のことから、ジャズ/ポップスの理論においては、コードの独立性に基づいた機能分類のほうが優勢になるわけです。
コードが固有和音・準固有和音および関係調との関連もなく出現した場合に、その機能をどう分類すればいいか。MPの新標準音楽理論において、そのセントラル・ドグマに位置付けられるのが「自然倍音の原理」、そして「根音絶対主義」です。
ちなみに、クラシックには声部という概念のないピアノやチェンバロ等がメインとなる曲も含まれますが、それゆえジャズ/ポップス理論による解釈も容易です。
私の師で新標準音楽理論の提唱者である北田先生は、たとえばバッハやリストのピアノ楽曲を新標準音楽理論で完全解析しています。
私からその授業をリクエストしておきますので、もしご興味あれば動画など何かしらの形でご覧ください。
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