安倍首相(自民党総裁)の出身派閥で党内最大の細田派(94人)は、所属議員に、9月の党総裁選で連続3選を目指す首相を支持する誓約書に署名させることを決めた。3日発足の合同選挙対策本部に提出する。首相の出身派閥が所属議員から誓約書を取るのは極めて異例。

 誓約書には、「全力を尽くして応援するとともに、必ず支持することを誓約する」などと書かれているが、派内からは、「うちの派で造反議員がいると思っているのか」(中堅)などと反発する声が上がっている。

 首相支持の麻生派、二階派はすでに所属議員の署名付きの推薦状を作成していた。細田派幹部は「他派閥と足並みをそろえる必要がある」と説明している。

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進次郎氏の「嫁探し」周囲が躍起

連絡先の交換は基本的にしない。教育係のベテラン議員とも“秘書を介して”連絡を取るという徹底ぶり。政敵につけ入る隙を与えないため、プライベートは極力秘密にするのがモットーだ。だからこそ彼の周囲が躍起になっている。「なんとしてもわれわれが見つけなくてはいけない。彼の最高の嫁さん候補を」と──。 9月20日に迫った自民党総裁選。目下のところ安倍晋三首相(63才)が対抗馬である石破茂元幹事長(61才)を下し、三選を果たすと見られている。しかし、仮に小泉進次郎議員(37才)が“石破支持”を表明すれば、かなりの票が動くとの見方もあり、進次郎氏がキーマンとなっている。 そんな進次郎氏に対して、喫緊の課題となっているのが“嫁探し“だ。「将来の総裁」と目される進次郎氏だが、世界中を見渡しても独身の大統領や首相は珍しく、日本の歴代首相でも在任中に夫人がいなかったのは父・純一郎氏(76才)を含め4人だけだ。進次郎氏を総裁にするのであれば、それを支える夫人の存在が必須だと考える政界関係者が多いというのだ。 ◆外見やスタイルにあまりこだわらない 今、進次郎氏の結婚相手探しに動いているのは、進次郎氏の側近とみられる政界関係者たちだ。 「これまで政治家の縁談といえば、政財界ルートが主でした。有力政治家や財界の大物の娘と結婚することは、政治力を高めることにつながりますからね。でも、進次郎氏には、“政略結婚とみられる相手は避けたい”という思いがあり、社長令嬢などは候補から外しています」(永田町関係者) 花嫁候補には具体的な条件もあるという。旧知の政財界の顔役から進次郎氏のお嫁さん候補探しを依頼されたというテレビ局関係者はこう話す。 「政治家は交際範囲が広くなるので【1】嫉妬深くないこと。安倍昭恵さんのような【2】余計な発言をしないこと。スキャンダルが大敵なので【3】家柄や素性が明らかなこと。これらの3条件は必須項目。ちなみに進次郎さんは外見やスタイルにはあまりこだわりがないそうで、年齢についても“離れすぎていなければいい”と言っている程度だと聞いています」 こうした条件を加味した上で、側近たちが“縁談”を持ちかけているのが、アナウンサーやキャスター、作家、経営者など、メディアに露出をしている自立した女性たちだという。 「彼女たちなら政界への理解もあるだろうし、うかつな行動もしなければ、素性も明らか。つまり3条件を満たすという考えがあるからでしょう。 進次郎さんが政界入りする前からの数少ない友人の1人である辻清人議員は、2014年にNHKの出田奈々アナと結婚しました。同じ30代で独身だった小倉將信議員が2013年にテレビ朝日の島本真衣アナと結婚した時には、進次郎さんも披露宴に出席し、テレ朝の小川彩佳アナや元フジテレビの大島由香里アナがいる席で長く談笑していたそうです。 友人議員らから“政治の世界のこともわかっている女子アナはいいぞ”と助言されている可能性はあります」(小泉家の関係者) 進次郎氏が誰と結婚するかは、日本国民にとっても「他人ごと」ではない。前出の自民党関係者はこう語る。 「安倍首相の外遊時に昭恵夫人の言動が注目されるように、首相夫人は海外からも脚光を浴びる存在。もちろん自民党にとっても、将来の総裁候補である進次郎氏がどんな相手と結婚するかは、党の浮沈にもかかわる重大問題です」 何かと世間の注目を浴びる進次郎氏は、自ら“嫁探し”できる状況にはない。そこで彼の側近たちがさまざまなルートを使ってお嫁さん候補を探しているというのだが…。総裁選だけでなく、進次郎氏の女性をめぐる動向からも目が離せない。 ※女性セブン2018年9月13日号

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補助金300万円の交付を受けながら、1年もたたずに閉店した弁当店「ふくまる」=大阪府千早赤阪村

補助金得たのに1年で閉店に返還要求

コンビニエンスストアのない大阪府千早赤阪村で昨年9月下旬にオープンした弁当店が、開店1年もたたない7月下旬に閉店し、村が開業資金として交付した補助金300万円の全額返還を求める事態になっている。閉店した原因は不明だが、販売不振だったとみられる。(藤崎真生、写真も) 閉店したのは、村内の新興住宅地「小吹台(こぶきだい)」(同村小吹)にあった弁当店「ふくまる」。住民らによると、今年6月中旬ごろには休業の張り紙がされ、7月下旬には機材類が運び出された。村が経営者に事情を確認したところ、店は閉店したと説明したという。 同店は昨年9月にオープン。村の「小売店舗等開業支援事業補助金」制度を活用した第1号店として、開業時は注目を集めた。経営者も当時の取材に「ここで地域の人の役に立ちたい」などと話していたが、1年足らずでの閉店となった。 同補助制度は「1年間の営業日数は200日以上、3年以上続けて営業すること」などを条件に、300万円を上限に開業経費の半額を補助する内容。このため同村は、条件に該当しなくなったなどとして経営者に補助金全額300万円を返還するよう通知。経営者側はこれまで10万円を返還し、残りは分割での支払いを希望しているという。 ...

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