プラスチック製品の黄ばみ、気になりませんか?
タバコのヤニや油汚れなら、洗剤で簡単に落とせますが、経年劣化によるものは拭いただけでは落ちません。
しかし、身近なアイテムと自然の力で、簡単に白く再生できると知りました。プラスチックの「黄ばみとり」に挑戦した様子をお伝えします。
イヤなプラスチックの黄ばみ、どうすれば良い?
わが家のシーリングライトのリモコンです。購入から10年。すっかり黄ばんでしまいました。
バックに映った壁紙と同じくらい白かったはずなのですが、経年劣化ですっかり黄色く変色してしまったんです。
部屋の中の黄ばみには、いくつか種類がありますよね。たばこのヤニや油汚れなどの、外的要因で黄ばんでしまうことも。
後からついてしまった汚れならば拭けばどうにかなりますが、経年劣化の黄ばみの場合は、プラスチック自体に含まれる成分が、時間が経つにつれて変色してしまったので拭いたぐらいじゃ落ちません。
経年劣化したプラスチックを白く再生させるのに必要な成分3つ
プラスチックの黄ばみに悩んでいる人、世の中にたくさんいるようですね。
いくつか成功した方の実例をネットで確認したので、自己責任のもと、実践してみようと思います。
どうやらプラスチックの黄ばみを白くするのに必要な成分は「漂白活性化剤」と「過酸化水素」。そして女性の大敵「紫外線」。
この3つがそろうと、あの嫌な経年劣化の黄ばみが「白く」蘇るそうですよ。
「漂白活性化剤」と「過酸化水素」は、身近な漂白剤に含まれているものも多く、簡単に手に入ります。
もうひとつの「紫外線」は、夏ですからいつも以上に手に入りやすいですね。
こちらの液体に、経年劣化したプラスチック製品を浸して、紫外線に当てればOKです。
本当に昔の「あの白さ」を取り戻せるのか? 実際に我が家の黄ばんだリモコンで挑戦してみます!
一日つけ置きしてみました。
リモコンを丸ごと液体に浸すわけにはいきません。まずは分解します。
リモコンの表と裏の色の違いで、黄ばみ具合がよくわかります。
プラスチックが液体に触れている状態をキープさせればよいのですが、このくらいの小さな部品でしたら、思い切って浸してしまっても良いかもしれません。
だいたい200mlでひたひたになりました。コストは100円くらいでしょうか。
日当たりのよさそうな場所に移動して、日焼け中ならぬ「美白中」。
効果は歴然!やってよかった黄ばみ対策
こちらが約一日半外に置いて、紫外線を浴びせた後のリモコンです。
どうです? 白くなったのがわかりますか?
黄ばんでいた時のリモコンの色を忘れてしまった方にはこちら。
「驚きの白さです!!」
ちょっと洗剤のCMのようなセリフですが、横に並べてみると一目瞭然。
よくよく見ると、真っ白ではなく、少し黄ばみが残る程度ですが、前の黄ばみに比べたらその差は歴然ですよね。
天気さえよければ、まだ外に放置しておきたいくらいでしたが、雨が降りそうなのでこれで諦めました。
時間ごとに白くなるのを感じたので、時間を置けばもっと白くなる可能性もありそうですよ。
プラスチックの劣化は、まったく感じませんでした。
いかがでしたか?
この効果に味を占め、次は大物に挑戦しようと考えています。
たとえば、人目に触れやすいインターフォンのカバー。
たとえば、レトロ感が気に入って古道具屋で買った子ども部屋の時計など。
コストもほとんどかからずに、簡単に黄ばみを白く再生させることができる「プラスチックの経年劣化による黄ばみ対策」のご紹介でした。
お宅に黄ばんだプラスチック製品があったら(自己責任で)ぜひ挑戦してみてくださいね!