日本体操協会は30日、都内で緊急会議を開き、幹部による宮川選手へのパワハラ疑惑を調査する第三者委員会の立ち上げを決めた。

具志堅幸司副会長(61)は日体大監督時代の教え子でもある速見氏の早期コーチ復帰を願った。「4年間指導した。いつも一生懸命で、いちずに体操に打ち込んでいた」と、熱い気持ちがあったことを明かし「暴力がなくてもコーチができるということを学んでほしい」。さらに「登録抹消が無期限というのは重いと思われるが、反省して手続きをすれば戻れるということ。東京オリンピックに向けて、できるだけ早い段階で戻ってきてほしい」と話した。