サーブブランドを傘下に持つナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)社は5月31日、NEVS『9-3 EV』を発表した。NEVS 9-3 EVは、先代サーブ『9-3』の後継車で、パワートレインはEV。ガソリンおよびディーゼルエンジンを搭載していたサーブ9-3が、EVとして復活を果たした。EVパワートレインの詳細は明らかにされていないが、1回の充電で、最大300kmを走行可能。スマートフォンアプリを使ったデジタルキーをはじめ、スマートフォンによる車両制御など、最新のコネクティビティが搭載される。NEVS社は中国天津市において、このNEVS 9-3 EVを使ったカーシェアリングプログラムを行う予定。市販は2018年の計画。同社によると、すでに中国国内で15万台以上の受注を獲得しているという。NEVSのMattias Bergman社長は、「スマートで持続可能なモビリティソリューションを開発。未来の都市モビリティソリューションを創造するというビジョンを持っている」と述べている。 サーブの親会社、ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)社は8…