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分子式:C2H2 炭素数2のアルキン。炭素原子間に三重結合をもつ鎖式不飽和炭化水素。 アセチレンの構成原子は1直線上に並ぶ(直線形)。 実験室では,炭化カルシウム(カーバイド)と水を反応させて得られる。 CaC2 + 2H2O → HC≡CH + Ca(OH)2 燃焼熱が大きく,酸素アセチレン炎として溶接に用いられる。  アセチレンは付加反応しやすい。 水素付加でエタンを生じる。 HC≡CH + H2 → CH2=CH2 塩化水素付加で塩化ビニルを生じる。 HC≡CH + HCl → CH2=CHCl 水付加でアセトアルデヒドを生じる。 HC≡CH + H2O → CH3CHO 触媒と高温・高圧下で反応させると3分子重合でベンゼンを生じる。 3HC≡CH → C6H6
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