ミランダさんは最近引っ越しを行った。アメリカ・ワシントンDCにあるこの家で新たなる生活が始まるのだ。
新居に到着し、引っ越し作業を進めようと思った矢先、一通の置き手紙が目についた。それは以前住んでいた家主から、ミランダさんに宛てたものである。
そこには
「実はこの家には12年前から住み着いているものがいる」
と書かれているではないか!
一体何がこの家に住み着いているの?
びっくりしたミランダさんだったが、文章をよく読むと、それは元家主の思いやりに溢れた、心温まるやさしいメッセージだった。
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元家主からの置き手紙
これがミランダに宛てられた置き手紙である。
ようこそ新居へ!あなたたちのこれからが私たちがここで暮らしたのと同じような素敵なものになりますように。
引っ越して早々に申し訳ありませんが、お願いしたいことがあるんです。
決して義務ではないの。でも、もしお願いできたらすごくうれしいです。
実はこの家の裏庭には野良の老猫が1匹住み着いているんです。12年前にこの家の裏庭で生まれました。老猫は足を怪我しているので遠出ができません。
私たちはこの猫に1日2回ご飯を与えていました。カリカリタイプだったり缶詰だったりいろいろです。
雨の日や冬に備えて彼のために小さな小屋を準備しました。もし、もしよかったらこの猫にこれからもご飯をあげてくれないでしょうか。彼を置いていかなくてはいけないことがとても悲しいです。
改めて新居へようこそ!神のご加護がありますように!
裏庭にいた野良の老猫が気がかりだった元家主
ミランダさんがこの手紙を読み終え、裏庭に目をやると、ガラスドアの向こうに側から1匹の猫がこちらをじっと見ていることに気が付いた。
猫はまるで、ミランダさんが手紙を読み終わるのを待っているかのように現れたという。
もともと動物好きのミランダさんはこの手紙に大喜びだったという。
窓の外でたたずむ茶トラの猫を見るや否や、ミランダさんは即座に猫飯の準備を開始した。
動物好きなミランダさん、これも何かのお導き?
まるで新たな猫の世話係が何かのお導きによって呼ばれたかのようだった。
「私は犬を1匹、猫を5匹飼っていてそのうち4匹は保護猫なんですよ。まるで猫を引き寄せているみたいで笑ってしまいました。前に住んでいた人の願いを叶えてあげられることももちろんだけれど、何より困っている猫の助けになれることもとても喜ばしいです。」とミランダさんは嬉しそうにコメントした。
人慣れしない野良猫だけど、いつも裏庭を守っている
ミランダさんは猫に「ラズム・ダー(愛称はラズ)」と名付けた。ラズは当初見慣れぬ人間に戸惑う姿を見せていたが、徐々に打ち解けたような態度を見せてくれたという。
ラズは、ミランダさんが準備したお水とご飯を口にするようになった。しかしあまり急に近づくとすぐさま遠くに行ってしまっていたそうだ。
少しずつ心を開き始めたラズ
そうこうして数週間が過ぎていくうち、ラズとミランダさんは少しずつ着実に距離を近づけていった。
最初はミランダさんがドアを開けるとどこかに隠れていたラズだったけれど、今ではお腹がすくと自分から窓に近寄ってくるようになったという。
ミランダさんはラズとの信頼関係がしっかりと築けたら、獣医に連れて行って怪我をしているという足の診察や健康診断を行う予定だという。
今はまだぎこちないミランダさん一家とラズだけど、そう遠くないうちにラズはこの一家の仲間入りをすることだろう。そしてとてもあたたかく迎えられることだろう。
窓越しにミランダさんの猫とあいさつを交わすラズ
ミランダさんのInstagramには猫たちとの暮らしが綴られており、フォロワーたちはラズとミランダさん一家が徐々に近づいていくのを待ちわびているという。
「もし困っている動物がいたら、私は助けてあげたいと思います。動物たちと信頼関係を築き、彼らに心地よい生活を与えて、愛情を返してもらえることほど心満たされることはなかなかありませんよね。」
References:Love Meow/Instagram / written by kokarimushi / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
最新のポスト、家の中入ってる??いい老後送れるといいなあ
2. 匿名処理班
こんな優しさのネットワークが、どの動物にも繋がって行けばいいのにな。
どうか余生を穏やかに、空腹もなく過ごして下さいね。
とても心が温まりました(≧∇≦)
3. 匿名処理班
NNN「新サービスはじめました」
4. 匿名処理班
うちに来るブチ猫にそっくりな奴
見た目は何の役にも立たないが、実際には野ネズミなどの
害のある生物見かけないのでそれらを食ってるのかも
そのせいなのか警備猫各地から来て毎日どこかしらで街中
見かける機会多い
5. 匿名処理班
※3
うちにもデリバリーお願いします
6. 匿名処理班
「全てわかっているから」というラズの表情。うむ、やはりこれもNNNの…
7. 匿名処理班
ピューマの血が入ってないか?
8. 匿名処理班
庭でノラにゃんことの交流、お互い無理に近づかずに時間をかけながら、ゆっくり信頼関係を築いていこうとしてるところがステキだな!
9. 匿名処理班
よせやい
暑い日が続いて汗だくだってのに
こんなあったけぇ話見せられたら
心の汗までにじんできやがるじゃねぇか
10.
11.
12. 匿名処理班
野良猫って、懐いてご飯は食べてくれても、決して家猫にはなってくれない子がいるからね。外に雨風が入らなくて暖かな場所を作ったこともある。(我が家の場合は、先住猫との折り合いが悪かったせいもある)
13. 匿名処理班
優しくて、理解のある人に巡り合えてよかったね(´;ω;`)
14. 匿名処理班
NNNって不動産事業もやってたのね。
15. 匿名処理班
もう年寄りだし、猫は家につくって言うけど、
保護施設へ入れてあげてほしかった気もする。
新しい住人が猫嫌いだったら猫も含めて全員悲劇だもの。
16.
17.
18.