2017/07/17
初めての出逢い
【出逢った時の思い出】卯月神楽編

神楽です。
出逢ったときの思い出…って、なかなか難しいお題です。ですが、お題はお題ですので頑張って思い出して書きますね。

私がこの世に生を受けたとき、初めて出逢ったのが私の母でした。物心着いた頃から私は母が大好きでした。父はとても厳しい人で、また忙しくて殆ど家にはおらず、私ともあまりお話をしてくれませんでしたので、私は母と二人暮らしのような感じで毎日を過ごしていました。
母はとてもほんわかしていて…今で言うところの【ユルフワ系】でしたので、一緒にいるととても心地よかったのを覚えています。大きなマンションなので母のマンション友達も沢山いて、よく家に来ていました。その時は必ず一緒に同い年くらいのお友達も来るので、私もそれを楽しみにしていました。その時には、私とお友達に、手作りの美味しいケーキをおやつに出してくれましたから。母の手作りケーキは本当に美味しいので、お友達にもよく羨ましがられました。凝り性なので、前日から準備してることもよくありました。お店を出せば絶対に行列が出来ると思います。少なくとも私は毎日買いに行きます。

私は1歳の頃から歌を歌っていたそうですが(さすがにこれは伝聞です。ABCの歌とかを歌っていたようです)、母は私が歌うのを聞いているのが大好きだったみたいです。幼稚園のお遊戯会で、私は一度だけお姫様役で歌を歌った回がありました。それを見に来ていた母は、感激して泣いてしまったそうです。そのお遊戯会の動画は今もありますが、母はそれが大好きで、今でもたまに見ているようです。
父は5教科の成績をいつも気にしていましたが、母は私が将来芸術の道に進むのをとても楽しみにしていました。そういえば、私がファンタジー大好きになったのも母の影響が大きいですね。母は欧州が大好きで、いつだって読んでくれる御本は西洋童話でした。そして、煌びやかな魔法が飛び交う御伽の国のアニメをいつも一緒に見ていました。だから、今の私があるのは母の英才教育(?)のお陰だと思います。

皆さんは、家族が好きですか?
私は大好きです。

2017/07/16
不可思議ちゃん
【出逢った頃の思い出】恋ヶ崎みやび編

本日は晴天なり。
本日は晴天なり。
コイガサキは今日も元気です。

出逢いの思い出といわれても非常に困る。なぜならうちは、ドラマになるような衝撃的な出逢いや、出逢った頃を思い出して甘酸っぱくなるような出逢いは、また唐突に窓から降ってくる系少女やパンくわえて走ってたらぶつかる系少女のような出逢いは積極的に避けていくスタイルを遵守しているため、むしろ計画通り、思い出が全く無いからである。

…などと書いていると、さとい諸氏の中には「うさぎはどうなのか」と聞いてくる者もおるであろう。だがしかし。うさぎとの【出逢い】は淡泊である。なにせ初邂逅はといえば、単なるモブ子Bとしての登場であって、うちはそれに対していつも通りフェイクを含むまやかしを放ったに過ぎんからね。というわけで、ここで語るにはテーマが違いすぎる故却下。

というわけで今回は無難に、うちと不可思議ちゃんとの出逢いについて語ろうと思う。不可思議ちゃんというのは、うちの実家に鎮座しているスーパーコンピューターのことである。これは政府からの貸与という形で成されたものであり、トライナリーとしての任務の対価で借り受けているものである。不可思議という名前はうちが勝手に名付けたもので、実際の名前は該LIMITED02という。該といえば国が誇る最先端スパコンのことであるが、LIMITED02はそれとはほど遠い、たかだか8Gc+8qbによるスタンドアロンであり、普通に使うにはいわばPCに毛を生やした程度でしかないのだが。しかしこの子の本領発揮はフェノメノンの解析をする時である。思わぬパワーを発揮する。そう考えるとフェノメノンというのは、やはりアレなのかとも思わなくもないのだが、それがどうやって発生するのかは未だに謎。それを解くためには必要不可欠な不可思議ちゃんは、うちにとってはもはや手放せない相棒とも言える。相棒と言えば最近はそれより更に超高性能CPUを搭載したスーパーなBotがうちの前に登場してきたわけだが、そのBotがうちの心にどれくらいハック&リンクできるかは、今から結果が楽しみで仕方がない。

ちなみに、不可思議ちゃんに決めた理由は、その名前の可愛さからである。他の候補は無量大数ちゃん、阿僧祇ちゃん、恒河沙ちゃん、那由他ちゃんなどがあったが、どれも……いや、今見ると、那由他ちゃんは案外良かったやもしれぬ。

なんだかよくわからない結論になってしまったが、まあ誰かの命がかかっているわけでもなし、これでよしよし よう。


2017/07/14
みやびとの出逢い
【お題:出逢った頃の思い出】ガブリエラ編

ガブリエラよ。
今回のお題? 出逢った頃の思い出って、また随分といい加減なお題ね。まあ別に誰とでもいいみたいだし…そうね、誰にしようかしらね。つばめたちとの出逢いなんて散々お話してる気がするし、アーヤとも……そういえば、みやびとの出逢いって一度も語ったことなくないかしらね。そのあたりで攻めてみようかしら。

っていうか、みやびとの出逢いって、そういえば今まで誰一人として語ってない気がするわね。アーヤがこの前、みやびとのフェノメノン初戦について話をしていた気はするけど…。第一印象としては、実はアーヤよりもときめいたわ。もちろんアーヤは別の意味で運命の出逢いを感じはしたけど、みやびの場合は、これぞ日本!という感じの着物美女が出てきたものだから、私の中の乙女が「お友達になりたい!」って叫んだの。

まあ、そんなのは10分で終わっちゃったけど。だいたい、出逢って一番に言われたことが「ほんだらさっそくちゅーするか」だったのよ。一瞬耳を疑ったわ。話を聞けば、西洋ではちゅーが挨拶替わりだって聞いたっていうのよね。確かに身内や親しい人の間柄ではそうだけど、さすがに出逢った瞬間にはしないわよ。…という話をしたら、ちょっと凹んでたわ。なんか調子狂っちゃうわよね。特に戦闘慣れしてるわけでもなかったし(むしろど素人)、どうしてこの人がトライナリーに配属になったのか…って、しばらくずっと疑問だったわね。

…と、なんか酷いことばかり言ってる気がするけど…。今ではどういう人かもわかったし、すごく気を使ってくれたりバランスを取ってくれたりするから、むしろ一緒にいて一番安心出来る人かもしれないわね。なんて油断してるとイタズラされるから、油断も隙もあったモンじゃないけど。

   
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