SIMフリースマホの対応バンドとは?対応バンドの多いSIMフリースマホ5選!
SIMフリースマホ選びで実は重要な対応バンド。対応バンドが多ければ、それだけ多くのMVNOや多くの国、エリアでスマホが利用できます。今回はSIMフリースマホの対応バンドについて紹介します。正しい対応バンドの知識をつけて必要な対応バンドのSIMフリースマホを選びましょう。
SIMフリースマホといえば、どのキャリアのMVNOやSIMカードにも対応していると思うかもしれませんが、実は違います。SIMフリースマホだからといって、docomo、au、SoftBankの全キャリア回線を利用することはできません。そこで、SIMフリースマホの対応バンドに関して詳しく解説します。
SIMフリースマホの対応バンドとは
SIMフリースマホを購入する際、チェックしておきたいのが対応バンドです。対応バンドとはスマホの対応する周波数のこと。スマホでは送受信できる電波が決まっていて、格安SIMとスマホの回線、および周波数を合わせる必要があります。スマホの対応バンドは端末の公式サイトのスペック表に記載されているので確認してみましょう。
- FDD-LTE:B1/B2/B3
- TD-LTE:B38/B39/B40
- W-CDMA:B1/B2/B3
スマホのスペック表を見ると上記のような文字が羅列されています。
“FDD-LTE”は上り(アップロード)と下り(ダウンロード)に別の周波数を使う通信方式のLTE回線のことで、現在日本の携帯・スマホで利用されている4GやLTEで主流の通信方法。“TD-LTE”は短時間で上りと下りを交互に切り替えて通信をする方式のLTE回線で、WiMAXやWiMAX 2+、SoftBankの4G回線であるAXGP回線などと互換性があります。中国などの海外でメインに利用されてきましたが、国内でも複数の周波数帯の電波を使って高速通信をするキャリアアグリゲーションなどに使われています。
W-CDMAはdocomoのFOMAやSoftBankの3Gで使われている通信方式です。”B”はBand(バンド)と読みます。
もしスマホにSIMカードを入れても通話や通信ができない場合、SIMカードの事業者とスマホの対応バンドが違う可能性が考えられます。また一部のバンドしか対応していない場合、都市部以外で圏外になりやすい、混雑した場所で繋がりにくいなどの可能性があります。SIMフリースマホを利用する前にはスペック表の対応バンドを見る癖をつけてみてください。キャリアで購入した機種のSIMロックを解除して格安SIMで利用する場合にも、対応バンドの確認はとても重要です。
キャリアごとの対応バンドは?
限りある通信の周波数を有効に使うため、キャリアごとに使える周波数が割り当てられ、バンドが決まっています。それでは、docomo、au、SoftBankの回線を見ていきましょう。
docomo(ドコモ)回線の場合
- LTE対応バンド
- B28/B19/B21/B3/B1/B42
- 3G(W-CDMA)対応バンド
- B6・19/B1
docomoの対応バンドや周波数は多くのSIMフリースマホで対応しています。そのため、国内で販売されるSIMフリースマホでdocomoの回線が利用できない端末はほとんどないと考えてください。日本に流通しているということは、最低限docomo回線には対応している、ということです。
docomoの対応バンドの中で重要なのは、B1(バンド1)です。このバンドに対応していない場合は電波が届く範囲が少なくなり、あまりおすすめできません。また、B3(バンド3)は東名阪で高速通信ができるもの。東名阪で使うなら対応しているといいでしょう。B19(バンド19)はいわゆるプラチナバンドと呼ばれる、屋内などでもよくつながる周波数帯です。
W-CDMAのバンドはLTEでの通信ができない山間部などで3Gで通信をする際に利用します。多くの場合SIMフリースマホではW-CDMAに対応していますが、非対応の場合はLTEのエリアでのみ利用可能ですので注意しましょう。
au回線の場合
- LTE対応バンド
- B28/B18・26/B11/B1/B42
- 3G(CDMA2000 1x)対応バンド
- BC0/BC6
au回線でSIMフリースマホを利用する場合は注意が必要です。LTEの規格はdocomoやSoftBankと同じですが、3Gの通信規格が違います。VoLTE以外の通話には3G回線を使うため、CDMA2000に非対応の機種ではデータ通信はできるけれど通話ができない場合があります。au回線でSIMフリースマホを使いたい場合は特に注意が必要でしょう。
SoftBank(ソフトバンク)回線の場合
- LTE対応バンド
- B28/B8/B11/B1/42
- 3G対応バンド
- B1/B8
バンド1に対応している関係上、docomoが利用できる多くの端末でSoftBankも利用できます。ただしSoftBankの発行するAndroid向けSIMカードは、SIMフリースマホでの利用ができない場合があります。そもそも、格安SIMのソフトバンク回線はiPhone用がメインです。iPhoneは対応バンドが広いので、iPhone用のSoftBankのSIMを契約して使えば問題ありません。
対応バンドが幅広いSIMフリースマホ5選!
SIMフリースマホの中でも、対応バンドが多いものについて紹介します。対応バンドが多ければ、それだけ幅広いSIMで利用できるので、国内外問わずスマホを使う方は対応バンドの多いSIMフリースマホを契約しましょう。
HTC U12+
- 対応バンド
- FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B8/B11/B12/B13/B17/B18/B19/B21/B26/B28
- TD-LTE:B38/B41/B42
- W-CDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
まず紹介するのは、台湾を拠点とするスマホメーカー・HTCのU12+です。対応バンドは広くほとんどのキャリアのLTEに対応しています。ただしauのみ、2018年8月時点でau VoLTE SIMが使えるかどうかは不明です。海外メーカーのスマホということもあり、幅広いバンドに対応していることが分かります。
HTC U12+はどこで契約できる?
| MVNO名 | 一括払い | 分割払い | 販売 |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | 9万6,984円 | 4,041円×24回 | 公式を確認 |
| IIJmio(みおふぉん) | 9万9,360円 | 4,212円×24回 | 公式を確認 |
| NifMo(ニフモ) | 9万8,400円 | 4,100円×24回 | 公式を確認 |
| LinksMate(リンクスメイト) | 9万6,984円 | - | 公式を確認 |
上記の価格は2018年8月時点です。
HTC U12+は上記のMVNOで契約できます。HTCシリーズを取り扱っているMVNOは少ないので、各MVNOのプランやオプション、サービスを確認して契約しましょう。
iPhone SE
- 対応バンド
- FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28
- TD-LTE:B38/B39/B40/B41
- W-CDMA:B6・19/B8/B1
iPhone SEの対応バンドは上記の通りです。3大キャリアすべてのバンドに対応しています。ただし、キャリアアグリゲーションと、日本固有のバンドであるバンド11、21には非対応です。それでも多くのバンドを安定して掴めるので、対応バンドに苦しむことは少ないといえるでしょう。CDMA EV-DO Rev. Aにも対応しているのでauの3G回線での通話も可能です。
iPhone SEはどこで契約できる?
| 一括払い | 分割払い(24回) ※BIGLOBEモバイルを除く | 販売 | |
|---|---|---|---|
| UQモバイル | 32GB:4万4,172円 128GB:5万4,540円 | 32GB:1,836円 (初回のみ1,944円) 128GB:2,268円 (初回のみ2,376円) | 公式を確認 |
| 楽天モバイル | 16GB(通話SIM): 3万218円 16GB(データSIM): 4万5,144円 64GB:5万544円 | 16GB(通話SIM): 1,259円+分割手数料 (初回のみ1,261円) 16GB(データSIM):1,881円+分割手数料 64GB:2,106円+分割手数料 | 公式を確認 |
| BIGLOBEモバイル | なし | 32GB(1年目) S+プラン:3,327円 Mプラン:3,921円 Lプラン:5,271円 128GB(1年目) S+プラン:3,759円 Mプラン:4,353円 Lプラン:5,703円 32GB(2年目) S+プラン:4,461円 Mプラン:5,001円 Lプラン:7,161円 128GB(2年目) S+プラン:4,893円 Mプラン:5,433円 Lプラン:7,593円 ※上記すべて端末料金込み | 公式を確認 |
| Y!mobile | 32GB:3万2,400円 128GB:5万7,564円 | 128GB:2,376円 (頭金540円) | 公式を確認 |
| LINEモバイル | 32GB:3万3,264円 128GB:4万4,064円 | 32GB:1,448円 128GB:1,923円 | 公式を確認 |
上記の価格は2018年8月時点です。
iPhone SEは上記のMVNOで契約できます。ストレージの量は各MVNOによって異なるので、確認してから契約するようにしてください。
Moto G5s Plus
- 対応バンド
- FDD-LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41
- TD-LTE:B38/B40/B41
- W-CDMA:B1/B2/B5/B8/B6・19
Moto G5s Plusの対応バンドは上記の通りです。docomo、SoftBank、Y!mobileのLTEに広く対応しています。ただし、auのみCDMA2000に対応しておらず3Gでの通話はできません。au VoLTE SIMのみに対応しています。
Moto G5s Plusはどこで契約できる?
| 一括払い | 分割払い(24回) | 販売 | |
|---|---|---|---|
| IIJmio | 3万9,744円 | 1,707円 | 公式を確認 |
上記の価格は2018年8月時点です。
Moto G5s Plusは上記のMVNOで契約できます。2018年8月現在、IIJmioのみで提供しているため、MVNOで契約したい場合はここを選びましょう。
また、Moto G5s PlusはSIMフリースマホとしても発売しています。別々に購入、契約しても使えるのでこちらも検討してみてください。
ZenFone 5
- 対応バンド
- FDD-LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28
- TD-LTE:B38/B39/B41
- W-CDMA:B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19
ZenFone 5の対応バンドは上記の通りです。3大キャリアの主要なバンドすべてに対応している、バランスの取れたスマホです。Moto G5s Plusと同じくauの3Gには対応していませんが、4GでVoLTEでの通話が可能です。また、キャリアアグリゲーションは2波まで対応しています。
ZenFone 5はどこで契約できる?
| 一括払い | 分割払い(24回) | 販売 | |
|---|---|---|---|
| BIGLOBEモバイル | なし | 2,376円 | 公式を確認 |
| DMM mobile | 5万7,024円 | 3,031円 | 公式を確認 |
| IIJmio | 5万2,704円 | 2,214円 | 公式を確認 |
| LIBMO | 5万7,024円 | 2,376円 | 公式を確認 |
| LINEモバイル | 5万7,024円 | 2,452円 | 公式を確認 |
| LinksMate | 5万6,160円 | なし | 公式を確認 |
| mineo | 5万7,024円 | 2,376円 | 公式を確認 |
| NifMo | 5万2,801円 | 2,202円 | 公式を確認 |
| OCN モバイル ONE | 5万544円 | 2,214円 | 公式を確認 |
| QTmobile | 5万3,655円 | 2,236円 | 公式を確認 |
| イオンモバイル | 5万7,024円 | 2,376円 | 公式を確認 |
| 楽天モバイル | 5万7,024円 | 2,376円+分割手数料 | 公式を確認 |
| エキサイトモバイル | 5万3,784円 | 2,241円+分割手数料 | 公式を確認 |
上記の価格は2018年8月時点です。
ZenFone 5は上記のMVNOで契約できます。ZenFoneシリーズ最新作(2018年8月時点)ということもあり、対応しているMVNOが多く選びやすいです。各MVNOで特典をつける場合があるので、キャンペーン中に契約してお得に手に入れましょう。
HUAWEI P20 lite
- 対応バンド
- FDD-LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28
- TD-LTE:B41
- W-CDMA:B1/B2/B5/B6/B8/B19
HUAWEI P20 liteの対応バンドは上記の通りです。3大キャリアのLTEバンドに対応しており、どのMVNOでも使いやすいです。特に欠点がないため、電波が掴みにくいということは少ないでしょう。auに関してはほかの機種同様にVoLTEでのみ通話が可能です。
HUAWEI P20 liteはどこで契約できる?
| 一括払い | 分割払い(24回) | 販売 | |
|---|---|---|---|
| BIGLOBEモバイル | なし | 1,340円 | 公式を確認 |
| DMM mobile | 3万4,539円 | 1,836円 | 公式を確認 |
| IIJmio | 3万24円 | 1,296円 | 公式を確認 |
| LINEモバイル | 3万4,538円 | 1,501円 | 公式を確認 |
| LinksMate | 3万4,539円 | 1,727円 | 公式を確認 |
| mineo | 3万1,752円 | 1,323円 | 公式を確認 |
| NifMo | 3万1,201円 | 1,301円 | 公式を確認 |
| QTmobile | 3万3,696円 | 1,404円 | 公式を確認 |
| イオンモバイル | 3万4,344円 | 1,431円 | 公式を確認 |
| 楽天モバイル | 3万4,538円 | 1,439円+分割手数料 (初回のみ1,441円) | 公式を確認 |
| エキサイトモバイル | 3万1,104円 | 1,296円+分割手数料 | 公式を確認 |
上記の価格は2018年8月時点です。
HUAWEI P20 liteは上記のMVNOで契約できます。人気の高いHUAWEIのPシリーズ最新作、かつ、対応しているMVNOが多いので選びやすいです。それぞれのMVNOの特典やプラン、オプションなどを確認してから契約しましょう。
SIMフリースマホの対応バンドが心配ならセット購入しよう
SIMフリースマホ選びで重要な対応バンドについて解説、幅広い対応バンドのあるSIMフリースマホを紹介しました。
SIMフリースマホと格安SIMの対応バンドの組み合わせが心配であれば機種と一緒にご紹介したMVNOでのセット購入がおすすめです。セットで購入ならきちんと動作確認のとれている対応機種を手軽に入手できるのはもちろん、セット購入向けのさまざまなキャンペーンが用意されています。これからSIMフリースマホを買って格安SIMに乗り換える方はぜひセット購入もあわせて検討してみてくださいね。
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をもとに算出(2018年5月23日現在)
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