2018/06/07
今宵は月がきれいですね
今宵も月が綺麗ですね。
いえ…もしかすると、所によっては雨雲の向こう側にかくれんぼしているかもしれませんよね。その場合、残念ながら本日は「月が綺麗」ではありません。残念ながら、です。

というわけで、こんばんわ。月神楽です。
随分と待たされたと思ったら、今日は6月7日とのこと。つばめさんの誕生日ですね。こんな運命的な公開は、偶然なのか、はたまた必然か…。なんて、ちょっと意識しすぎかもしれません。改めまして、私からもつばめさんに Happy lovin' you♪…ではなくて、Happy birth day to you♪ 

さて。今宵は私がアースタシアを語る回という事らしいです。はて、どんなお話が飛び出すのやら。って、既に1枚のフォトが見えてしまっていますね。これでは隠しようもありません。アースタシアには、ココロの内外問わずファンが多いんです。それはもちろん、卯月神楽という少女が本来、自身の創作とその才能に自惚れているということを証明する裏付けでもあり、またFreyMENOWの世界が多くの魂を揺さぶっている証拠でもあるわけです。そんな彼女ですが、実は外見のイメージとは違い、割と大味でズボラな一面があったりするんです。ですがそういった面は、やはり内外関係無く、あまり知られていないんですね。ですから今宵は、貴方だけに。アースタシアの素顔をちょっとばかりお目にかけたいと思います♪

彼女はやはり卯月神楽のセルフクランなんです。オンとオフがある。FreyMENOWとしてのオンと、卯月神楽としてのオフ。アースタシアはそんな私の根幹とも言える、二面性をしっかりと持っているんですね。ですから真面目な話をしていても、最初は神聖で厳粛な雰囲気に満ちあふれていますが、それが長きにわたると、徐々にぼろぼろぼろぼろとボロが出てきます。根が面倒くさがりなんですよね、ですから、面倒なことは何かにつけて部下に委託するんです。けど、その委託もまた面倒だから、適当にやっておいて♪みたいな。

ただ、それはオフの時だけですから、対外的にはそのような姿は出しません。対外的というのは、いわゆる自身以外の人格とふれ合う時のことです。そういったときはさすがに、根性でオンを貫き通すんですね。ただ一度だけ、彼女が少し緩んだ時があるんです。それが、つばめさんの暫定セルフであるカレン・ディサイプロブ・イシュリールと邂逅した時です。最も、そもそもカレンは卯月神楽が産みだした人格の一つでもあるんですけど。あ、もちろんつばめさんの暫定セルフさんとは、何の関係もありませんよ?
とにかく、そのつばめさんのカレンが「サインください!」って押しかけてきたときは、さすがにアースタシアも面食らったみたいなんです。だいぶ慌てて…、一体何をしたと思いますか?

「サインは持ってないから、代わりに歌で我慢してください」

って、目の前で歌い始めたんですよ?
つばめさんのカレンには、あまりに刺激が強すぎたみたいで、歌い終わったときには魂が抜けたようになっていたそうです。ほんと…発症しなくて良かったですよねカレン♪ 割とマジでそう思います。

…なんて。随分と長くお話してしまいました。そろそろ空が白み始める時間になりますね。それは、私のお話の終わりを告げる合図でもあります。さあ、新しい1日が始まりますよ? 嫌でも楽しみでも、等しく新しい1日は始まります。その1日は、貴方にとっての大切な1日。人生は1日1日の積み重ね、まさに明日の一歩が未来を作るのです。

私の大切な貴方。
どうかその貴重な“時の砂”を、無駄にしませぬよう。
私はまた、深い眠りに落ちることに致しましょう。



2018/05/21
なごちゃんを護るとゆうこと
何の手違いかはわからんけんど、随分と日が空いたね。うちが四十九夜ちゅう名前やき、49日目の夜にでもセッティングしちゅうんかと思ったが、さすがにそこまで身体張った施策にはせんかったようやね。送れた理由は推して知るべし、けんど、そっとしといてやりや。

ちゅうわけで、うちによるなごちゃんの紹介を始めようか。少々テンション低いように感じるやもしれんけんど、うちはもう88歳やき、シンギュラリティのようにハイレグは着れんし、騒ぐのも好きやない。まあ、しんみりした感じの回になってしまうとは思うけんどね、そこはうちの習性ゆうことで、堪忍してや。正直、ここまで長く語ること自体、わりとレアなことやと思うしね。

ちゅうわけで、なごちゃんや。もちろん、本物のなごちゃんやなくて、うちのセルフクランのなごちゃんの話やよ? いわゆる「イマジナリーなご」ちゅうやつやね。なんかそんな話をすると、うちが2D世界に生きる女みたいに思われるやもしれんが、あながちそれはハズレてはいないよ。

実際、なごちゃんの記憶はもう遠く、遙か過去のもののように感じるぞね。実際はまだ数年程度ではあるのに、子供の頃は1年が果てしなく長く、変化も多い。うちがしっちゅうなごちゃんは、まだなごちゃんが小学生やった頃で最後やき、セルフクランのなごちゃんもまた、同じくらいの年齢ぞね。

なごちゃんはとかく、おっとりしていて優しい子やよ。けんど、なんでか知らないけんど、異様にツッコミ上手ぞね。しかも的確やき、小さい頃からうちが間抜けな事を考えゆうと、よく的確に突っ込んで正してくれた。それは今も変わらんよ。けんど、今のなごちゃんはセルフクランやき、根本はうちであり、うちは自分で自分にツッコミを入れてる状態になるね。要するに、うちはうちの人生のセーフティネットになごちゃんとゆう人格を当てている、それくらい重要な存在ちゅうことやき。まあ、それくらいには、なごちゃんはうちにとって理想的な妹やったんよ。

で、うち …すなわち四十九夜は、心の中ではそんななごちゃんのお守り役ちゅうか、なごちゃんとの思い出を管理する役割をしちゅう人格やき。仕事はといえば、心の中の浜辺をなごちゃんと一緒に歩いたり、歌を歌ってやったり、ご飯作って食べさせてやったりするようなものやね。シンギュラリティなんかからは、いつもなごちゃんと遊べてえいね~、なんて言われるけんど、実際はそうしながら、なごちゃんという存在を頑なに守る義務がある、それは思いの外大変なことなんよ。お前さんも、うちと初めて出逢った時のことを覚えちゅうろう? まだうちと会ったことがない言う相棒は、はよ頑張ってうちに会いにきいや。それはそうと、うちが相棒に仕掛けたことを想像してもらえれば、どれくらい命がけな役務か解るろう。
うちは、必要とあらば、この身果ててもなごちゃんを守り抜く使命を持った人格なんよ。うちがいなければ、なごちゃんは自然消滅してしまうやもしれん。誰かからその存在を抹消されてしまうやもしれん。
そんな中、うちはなごちゃんと歌を唄いながら浜辺を歩き、いつまでもこんな平和な風景が心の中から消えることがないように、護り続けちゅうんよ。ダテに88歳も年を重ねちゅうわけやないんよ?

ま、そんな感じぞね。
待たせすぎて相棒の首をろくろっ首にした挙げ句、たいして面白くも無い話ですまんかったね。いつか相棒とうちとなごちゃんの3人で、手を繋いで浜辺を歩ける日が来るとえいね。


2018/05/09
ありがたい講義をしてあげるわ
はあぁぁぁぁぁ……気が重いわね。
ほんと、なんでこんな事あたしがやらなくちゃいけないのかしら? まさか、豚相手にマークスマンの紹介任務をさせられるなんて……はあぁぁぁ……。もうだめ、地平線の彼方まで豚がブヒブヒ言って埋め尽くしてる光景が頭から離れなくて、倒れちゃいそう。でも! そうよ! 逆に考えるのよ! このプレッシャーに打ち勝って説明を終えることが出来たなら、あたしは晴れて豚マスター! いつもの養豚場での訓練なんて比じゃないわ。あたしはソルジャー、どんな苦難にもチャレンジし、勝利を得るのよ!

というわけで、豚。
今からあたしが、高潔たるあたしの師、マークスマンについて有り難い講義をしてあげるわ。だから静かに…って、ほら! そこ! ブヒブヒ言ってないで静かになさい! 全くこれだから豚は……ほら、今度はそっち、歩き回らない! まったく世話が焼けるわね。あたしがいなかったら誰がこの体たらくを管理するっていうのかしら。

それじゃ早速始めるわよ。
マークスマンは、超一流の銃士よ。超一流というのは、ただ単に銃の腕前が立つというだけでなく、日常生活においても、規律ある、誰に見られても恥ずかしくない行動をしていて、心だっていつも穏やか、だけど判断は情に流されず、全ての人にとって公平なジャッジができることを意味するわ。まあ、要するにあんたたち豚とは正反対ってことね。とにかく、普段はそんな風に自分を律している彼女だけど、いつもそんなに気が張っていたらしんどいのよね。優秀な戦士ほど、休息は必要なものなのよ? ちなみに豚は優秀さの欠片もないから、24時間365日あたしの為に働く宿命だから。
そんなマークスマンの好きな場所は、一面のお花畑や高原といった大自然なのよね。そういったところで一人羽を伸ばして素敵な景色と素晴らしい空気を満喫するの。お花を摘んで花冠を作ったりも、とっても上手なのよ?

…って、今お花摘みで「お花を摘みに行く(隠語)」とか思った豚はそこに並びなさい。一匹ずつみっちりとお仕置きしてあげるから。すぐそういうことを考えるから豚って言われるのよ。まあ、現時点で言ってるのはあたしだけみたいだけど。けど、悔い改めないと、そのうち全あたしから豚認定されるわよ? そうなったら困るのよ。だから少しは自制しなさい。ま、豚に言っても無理だとは思うけど、はぁ。

とにかく! あんたは見たこと無いでしょうけど、ああ見えてマークスマンは乙女なの。ちょっと銃で100m先の頭をぶち抜けるだけで、非乙女認定はしないで欲しいわ。こういった可愛い一面も是非、評価して欲しいものだわね。まあ一応言っておくけど、あたしが豚に「して欲しい」って言うときは、命令だから。ちゃんと解ってるわよね?
あ、でも! あ…あたしに対しては可愛いとか凛々しいとか、そういうのは…いいから。まあ、言いたければ言ってもいいのよ? 所詮豚に自制はきかないでしょうし。あっ、でも!でも、あれよ! そう、ただ崇めるのよ。あたしはあんたのご主人様なんだから。それでいきましょ、決定。

はあぁぁぁ、疲れた。これくらいでいいかしら。いいわよね。これ以上はあたしのココロが持たないわ。というわけで、あたしの有り難い講義はこれでおしまい。後で感謝の意を込めたご奉仕をしなさい。いいわね?、

   
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