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ビシエド、セ最多の月間46安打 きょうナゴヤDで偉業挑戦

2018年8月31日 紙面から

DeNA-中日 7回表1死、月間46本目となる右越え安打を放つビシエド(河口貞史撮影)=横浜スタジアムで

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 中日のダヤン・ビシエド内野手(29)が30日、DeNA戦(横浜)で3安打をマークし、月間46安打として、セ・リーグの月間安打数に並んだ。試合は敗れ、今月の負け越し、さらには4年連続でDeNA戦の負け越しも決まって最下位に転落した。だが、31日の巨人戦(ナゴヤドーム)で、イチローが持つ日本記録の月間48安打を超えて勝利して、スカッと今月を終えたい。

 “らしい”当たりで到達した。7回1死、ビシエドはDeNA・東の外角高めの直球を逆らわずに振り抜いた。今まで何度も披露してきた右方向への鋭いライナーだ。右翼フェンスに直撃しながらあまりの打球の速さでシングルヒット。「しっかりと捉えられたよ」。納得のスイングで月間安打数を「46」に伸ばし、村田修一(元巨人、現BCリーグ栃木)のセ・リーグ記録に並んだ。

 「よかったと思う」。この日3安打目での到達を素直に喜んだ。今月8度目の猛打賞は2リーグ制後のプロ野球タイ記録。だが、試合に負けたこともあり「チームが勝てるように頑張っていきたい」と、すぐに次の戦いへ視線を向けた。

 1打席目からエンジン全開だった。2回無死で球足の速い左前打。5回無死には内角に詰まらされたが、全力疾走で三塁内野安打とし、1986年8月のクロマティ(巨人)に並ぶ外国人最多の月間45安打をマークした。直後に右脚を気にするしぐさを見せたが「大丈夫」と不安を一蹴した。

 前日29日のDeNA戦(横浜)は4打数無安打1打点に終わった。「いい時もあれば悪い時もある」。試合後には大野奨、リナレス巡回コーチ、桂川通訳と出かけ、サビ抜きのすしをほおばった。日本食でエネルギーを蓄え、「H」ランプをともせなかった前夜の憂さを晴らしてみせた。

 

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