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速報:「1000X」のノイズ低減効果が4倍に。新ヘッドホンWH-1000XM3をソニーが発表

USB端子はタイプCとなるなど、外装も新型に

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エレクトロニクス製品の展示会、IFA 2018より。ソニーが高級ノイズキャンセリングヘッドホン「1000X」シリーズの三代目『WH-1000XM3』をグローバル発表しました。米国での価格は約350ドル、発売予定は9月です。


最大の特徴は、ノイズキャンセリングを司るチップが新型『QN1』となり(名称も付きました)、大幅にノイズ低減性能が向上した点。ソニーの公称によれば、現行のWH-1000XM2に比べて4倍となります。



また、QN1チップは32ビットD/Aコンバーター(DAC)やアンプも内蔵。これにより音質面の強化も謳います。また充電用USB端子はタイプCとなるなど、外装も再設計されています。




目玉となるノイズキャンセリング効果の改善は、現行モデルに対してノイズの大きさのみならず、より広い周波数帯に対して効果を発揮するもの。従来は高い低減効果を得ることが比較的難しかった中高域帯でもより強い効果を備えます。

こうした改善を称して、ソニー側は「飛行機のエンジン音などの低域のノイズはもちろん、人の声など中高域のノイズもより効果的に低減します」とアピールします。



隠れた特徴となるのが、USB端子のタイプC化。ヘビーユーザーの方にとっては"タイプC統一"を進められる上、急速充電にも対応。公称では、バッテリー切れの状態から10分で、5時間再生が可能とアピールします。
また、外装の再設計により、1000XM2に比べて軽量化も果たしています。

機能面ではシリーズで評価の高かったものを継承。ヘッドホンを外さずに瞬時に周囲の音を聞ける『クイックアテンションモード』やタッチパネルによる音量や接続機器のリモコン操作、専用スマートフォンアプリ『Headphones Connect』による各種音質調整やノイズキャンセリング効果のカスタマイズなどを現行モデルより引き継ぎます。



このように1000XM3は、QN1チップにより定評ある1000Xシリーズのノイズキャンセリング性能をさらに強化しつつ、音質面でも意欲的に取り組んだ意欲作。大手量販店などでは、1000Xシリーズはソニーヘッドホンの中でも「高価ながら人気の高い鉄板的製品」という位置づけですが、今回もその定評は引き継がれることになりそうです。

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