大戦の目的(4)天皇の金塊”黄金の百合”

 

ところで、大戦中、日本軍が(正確には特務機関だった笹川良一らが)亜細亜各国の王族から"預かった"金塊を「黄金の百合」といいます。"百合"は皇室の金庫番であった秩父宮のニックネームに由来したもので、フィリピン177カ所等に埋められているといわれています。

 

日本に"預けられた"理由は、戦前、清朝末期に亡命してきた孫文を民族主義者・頭山満らが匿い、また大本教・出口王仁三郎が満州で匪賊の退治を行い、さらに裏天皇・堀川辰吉郎が10年以上にわたり孫文の革命運動を支援したことなどから信頼を得ていたことによるものです。

 

この「黄金の百合」に関しては、「日本がアジア諸国から略奪した」とか、「昭和天皇がこれを獲得、蓄財目的で戦争を起こした」とか、「ロスチャイルドに借金返済を迫られ、やむをえず戦争を起こし略奪をした」などという誤解やデマがありますが、

 

そういう邪まな意図があったなら、戦局が有利のうちに日本本国に持ち帰っていたはずです。が、敢てフィリピンという東南亜細亜と日本の中間地点に隠したことを考えると、日本は本気で、これを資金として亜細亜を独立、発展させようと考えていたことが伺われます。

 

 

注目点はその埋蔵量ですが、GPSなどを使って上空から探査したCIAとMI6の情報によると、当時世界一だった米国の金塊保有量の10倍を上回る14万1千トンを超えるということです。が、敗戦とともにIMFに"管理権"が委ねられたと言われていました。

 

ところが、戦後、フィリピン人のロゲリオ・ロハスという錠前師が、日本軍司令部のあったバギオのトンネルの中に隠されていた、重さ1トンの黄金の仏像と数千の金塊を見つけます。

 

話を聞いたマルコス大統領は日本とで発掘作業をするため、1968年に軍のチームを日本に派遣、昭和天皇の従兄弟に会って「日本はフィリピンに少なくとも1000億ドル以上はある財宝を隠した。それを全部掘り出すためには1世紀以上かかるだろう」という話を聞きます。

 

焦った国際金融筋は「マルコス革命」を画策して彼を追い出し、死後、裁判でイメルダ夫人から保有分を回収します。また、戦後ルバング島で発見された中野学校出身の特務少尉だった小野田寛郎氏も「隠し場所を厳守せよ」との命で島に残り、監視していました。

 

一方、すべての隠し場所の地図を持った皇族・竹田宮中将は、終戦直前に帰国。最高司令官だった山下大将は戦犯で死刑になったことになっていますが、「余計なこと喋られたら困る」ということで、フィリピンで70歳過ぎまで生きていたという現地人の証言もあります。

 

ちなみに、金塊を積んでいた「ロシア船・ナヒモフ号」の引き上げを行なったことで有名な、元特務機関の笹川良一は、小野田氏が発見された後のルバング島で、日本人向けのリゾート開発の名目で大規模な土木作業を実施しましたが、結果は非公開となっています。

 

また、昭和21年4月6日に、GHQのE・ニールセン中尉らが、東京湾月島付近の海底から金塊1000本と、プラチナ200本を発見、回収した事件(東京湾金塊事件)がありました。これはベトナムの王族から信託されたものですが、堀川辰吉郎の尽力で奪還したことは既に述べました。

 

実際、私の友人もGPSで隠し場所の一つを探し当てましたが、14メートル掘ったところで日本軍が仕掛けた厚さ1メートルの地雷が敷設された人口岩盤に阻まれ、掘削を断念したと証言しています。

 

さらに、北海道美幌の自衛隊基地(旧海軍航空隊基地)の地下壕には、シベリア出兵時にロマノフ王朝から預かったダイヤモンドで飾られた王冠やルビー、サファイア、金塊等約400兆円が保管されていました。が、近年、"裏天皇"とプーチンの間で交わされた北方四島との交換密約に使われたと聞いています。

 

ただ、これらは一部に過ぎず、古来より日本には秦氏らが持ち込んだ砂金や、護良親王が「散所経済」という経済システムや海外との交易で稼いだ資産、徳川幕府滅亡後、勘定奉行・小栗上野介から返還された埋蔵金等があり、日銀の地下三階金庫に保管されているそうです("黄金の壷")。

 

加えて、火山列島である日本には自然核融合によってできた金鉱脈が多数あり、そのため日本の国立公園の多くは金山と言われおり、その総額は約3垓5千京円に達するとも聞き及んでいます。

 

が、金塊など、ユダヤ三種の神器が入っていた「契約の箱アーク」で、いくらでも作れるそうで、その証拠に終戦直後、マッカーサーが一番先に調べたのは、「アーク」の隠し場所ではないかとされた「仁徳天皇陵」でした。(仁徳天皇陵の秘密)https://www.youtube.com/watch?v=MblkbRVmSNY 

 

ところで、金(鉱脈)というものは単に財産的価値があるというだけではなく、強力なエネルギーを発しています。そして、日本最大、否、世界最大の金鉱脈は硫黄島近辺の海底から富士山に連なって存在しており、これが日本國體(国魂)の"霊ライン"となっているため、

 

近年、支那が"珊瑚漁"と称して3〜4百隻の民間漁船を使って海底砂金の探索を始めたことは周知の事実です。が、いわゆる"グーレーゾーン事態"のため現行法では対応できず、また物理的にも海上保安庁や自衛隊だけでは対処できないため「安保法」の成立が急がれたのが真相です。

 

このような「黄金の百合」の一部は、堀川辰吉郎によって米国から奪還され、実際に戦後の高度経済成長や日本列島改造に使われました。が、それだけにとどまらず、辰吉郎の意を受けて出口王仁三郎らが設立した「亜細亜紅卍会」や「白龍会(ホワイトドラゴン財団)」を通じて、

 

ODA(政府開発援助)やアジア開発銀行の資金となり、アジア諸国の経済発展に活用されています。その財源規模は、先年設立された中国主導の「AIIB(アジアインフラ整備投資銀行)」などものの比ではありません

 

また、国内においても、現在京都皇統(國體政府=真の日本政府)は、「黄金の百合」を使って以下のような原発対策と放射能処理計画を進めていると聞いています。

 

❶既存の原発に関しては、老朽化が進んだものは稼働再開させず、稼働再開するものに関しては「トリウム」を混入させ放射能の発生をなくす。その後、順次、世界最高性能を誇る放射能がでない「核融合炉」に転換していく。

 

❷放射能による土壌汚染については、世界には見られない日本の中世からの伝統農業技術である「糞尿発酵技術」を使う。現在、東京夢の島に糞尿を発酵させ、安価で大量の除染堆肥を生産する施設の建設が検討されており、これを土壌に散布する。

 

❸放射能による海洋汚染については、「EMASA・GAS」という特殊な水を使った、セシウムを高価なプラチナに転換させる技術で処理する。

 

❹放射性廃棄物については、核融合による絶対零度でのプラズマ処理で時空間を歪め、一気に放射性物質半減期にまで時間を進め、鉛などに原子転換させる技術で処理する。目下、老朽化した核兵器処理に困ったロシアと北方四島での共同施設建設の話が進行中。なお、この処理過程では黄金が産出されることも確認されている。

 

❺もう一つの放射性廃棄物処理技術として、どんなに離れていても一カ所で起こった現象と同じ現象が別の場所で起こるという、量子物理学で解明された「量子もつれ効果(エンタングルメント現象)」を用いた「半素粒子・核変換」という技術を使う、などです。

 

ちなみに、「黄金の百合」と言えば、これにかこつけて、一時、いわゆる"M資金詐欺"が横行しました。"M資金"の"M"は、GHQ経済科学局のウィリアム・F・マーカットやマッカーサーの"M"だという説もあります。が、真相は、堀川辰吉郎が米国滞在中に、たまたま乱暴されていたロスチャイルド本家の娘に出くわし、

 

これを助けた縁で親密になってできた子供で(雑誌「玉響」2009年6月号)辰吉郎の後の裏天皇となった「前田御楼(オグラディッシュ・ハーマン)」の"M"だという説もあります。堀川辰吉郎の素性を考えると、"たまたま"などあり得ず、「前田御楼」の誕生こそ、まさに「王室間通婚」の魁となったものと推測されます。

 

なお、ここで、「ロスチャイルドが…」「ロックフェラーが…」などのいわゆる「ユダヤ陰謀論」について一言述べておきますと、そもそもキリスト教では、「金融」、つまり、貸金に対して利子を取る行為は汚れた行為として禁止されてきました。が、ユダヤ教では禁止されなかったため、国家を持たないユダヤ人たちは、

 

各国王族の資産管理や徴税に当るなどしながら金融業を生業としてきて、今日でも国境を越えて一定の影響力を持っていることは周知の事実です。が、これらのユダヤ人はあくまで各国王族などの保有する資産を管理、運用してきただけで、莫大な資産は彼らユダヤ人自身のものではありません。

 

また、これら莫大な資産は、元々は世界各国のために使うことが予定され、また、実際、大戦後のインフラ整備などに利用されてきました。が、歴史の流れの中で、革命などで各国王室は断絶し、日本皇室だけが"万世一系"として続いていることから、結果的に日本皇室が資産の保有者になっているのが真相です。

 

ただ、国家を持たないユダヤ人たち特有の「グローバリズム」という"普遍主義(ときに資本主義であり、ときに共産主義である)"を推進する過程で、戦争などの"ダークな出来事"に関わってきたのも事実ですが、「世界の全てを支配している」とか、ましてや「日本の天皇家が世界を支配している」などの指摘は、"妄想"以外の何物でもないと言わざるを得ません。