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更新日:2018年3月2日
札幌市では、発達障がいのある方たちが社会で十分活躍できるように、
支援の体制づくりに取り組んでおります。
平成21年度には、市内の就労支援関係者によるプロジェクトチームを立
ち上げ、自閉症などの高機能広汎性発達障がいのある方への理解を促す
ことを目的として、一般の職場向けに、発達障がいのある方たちへの支援
ポイントをまとめた冊子「職場で使える『虎の巻』」を作製しました。また平成
22年度には、市内の生活支援関係者による、生活の場での発達障がいの
ある方への支援ポイントをまとめた「暮らしで使える『虎の巻』」を作製しました。
この冊子は、わかりづらいと言われる発達障がいの障がい特性と、家族や周りの人たちとの間で起こりがちな、思いの違いや対応法についても、イラストを用いて視覚化しています。
「職場で使える『虎の巻』」は、発達障がい者の働く力が存分に発揮できるよう、実際に発達障がい者の就労を支えている事業所などで支援ツールとしてご活用ください。
そして、「暮らしで使える『虎の巻』」は、ご家族だけで悩みを抱えることなく、周囲の方々や相談機関の協力を得ることも必要であることのメッセージとなっております。必要な方にぜひ、ご覧いただきますよう、ご紹介ください。
「学校で使える『虎の巻』」は、第三作として、主人公である「虎夫さん」「巻子さん」の小学校時代に遡り、自閉症やアスペルガー症候群などの広汎性発達障がいの診断を受ける前の児童への対処方法を中心に制作しました。
「続・学校で使える『虎の巻』」は、第三作「学校で使える『虎の巻』」に載せきれなかったことを中心に扱いました。一口に「発達障がい」と言っても、行動面や学習上の困りごとは子どもによって違います。また、発達障がいの他にも、教室の中には見えづらい、聞こえづらい、話すのが苦手など、いろいろな困りごとを抱えている子どもがいます。そのような子どもたちについての理解を助け、適切な支援のきっかけになることを願って制作しました。
「子育てで使える『虎の巻』」は、幼児編として作成しています。
毎日の生活の中では、「どうして…」と思い、悩んでしまうことがいろいろとあるかと思いますが、この冊子が「こうかもしれない」「こうしてみよう」と前向きにとらえていくきっかけになることを願って製作しました。
また、子どもの発達は一様ではなく、「でこぼこ」があるのが自然の姿です。ひとりひとりの違いを受け止めながら子育てをする中で、親も共に育つ、そんな「共育て」の思いも込めています。この冊子が、子どもの支えはもちろん、親の支えに、そして地域の支え合いの一助になればと願っています。
なお、カラーユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、さまざまな色覚特性の方が見分けやすいように色使いなどについて配慮しています。
※このツールは、発達障がいの方の困難さをわかりやすくしたものであり、医師の診断等お受けになっている方
を説明したものです。
支援者の方におきましては、十分な障がい理解のもと、ご使用ください。
【虎の巻のダウンロードについて】 個人や周りの方達、支援者などが、発達障がいの理解を深めるためにご活用いただけます。 活用にあたっては、 ・ 内容の改変は行わない ・ 販売等、商用には用いない ・ 出典元を明記する ことをお願いします。
※ 虎の巻に記載している事例、対応方法は、一例です。虎の巻をきっかけに、発達障がいがある方と周りの方が、その方にあった方法を考える、コミュニケーションをとるツールとして活用いただけると幸いです。 |
作成:就労支援プロジェクト
発行:札幌市保健福祉局保健福祉部障がい福祉課
作成:虎の巻作成プロジェクト
発行:札幌市教育委員会
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