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2007-05-25

[][][]いじめは、思春期優越感ゲーム(スクールカースト)における自分の優位性を確認するための「儀式」として行われているのではないかAdd Star

という仮説を思いついて、ここから

  • スクールカーストにおいてオタクが底辺に置かれる必然性
  • 「儀式」が思ったとおりにいかなかった場合の加害者の心理とその後の対応
  • この「儀式」の生贄に選ばれてしまった場合の対処法

等が導き出せそうな気がしたので、しばらくこのことについて考える用にメモ。

moriguchiakiramoriguchiakira 2007/05/27 23:14 森口朗と申します。このたび、新潮新書から『いじめの構造』という本を出すことになりました。その中でいじめを解読する道具としてスクールカーストという概念を使用しました。
1番目と3番目の論点については今後の説の発展を期待しています。
2番目の論点については、内藤朝雄氏が『いじめの社会理論』の中で斬新な仮説を立てているので参考になると思います。

Masao_hateMasao_hate 2007/05/28 01:35 >森口様
はじめまして。「いじめの社会理論」は僕も読みました。「破壊神と崩れ落ちる屑物」の関係ですよね。
僕が今回考えているのは、要は内藤氏がいうところの加害者の「万能筋書き」を裏づけるものとして、「スクールカースト」があるのではないかというものです。つまり、加害者が被害者に絶対的に優越すると感じている根拠として、スクールカーストがあるのではないかという。まぁ所詮は素人考えなので、どこまでご期待に沿えるかわかりませんが、ぼちぼち考えていこうと思っています。
森口様の「いじめの構造」、買うつもりでいます。スクールカーストは、どこの学校にも結構普遍的に存在するものだと僕は考えているのですが、いじめの研究ではあまり取り上げられることがないので、「いじめの構造」でどのように取り上げられているのか、そして今後この概念は広まっていくのか、興味深く見守っています。

moriguchiakiramoriguchiakira 2007/05/28 06:33 masao様

早々のお返事ありがとうございます。
純粋な心2もmasao様だったんですね、すみません両方に書き込んで。
ところで、今更なのですが「スクールカースト」はmasao様が命名した概念なのでしょうか。どうぞご教授ください。

あと、『いじめの構造』ではスクールカーストを藤田英展氏のいじめの4パターンを修正する概念として、純粋に「クラス内地位」として使用し、その決定要因として「人気」や「コミュニケーション能力」が圧倒的な優位性を占めていることを指摘。
最後にスクールカーストが「共感能力」「同調能力」「自己主張能力」の3次元マトリクスで決定され(ここは森口独自の主張です)で、役割決定機能もそれによりある程度決まる、という点まで書きました(masao様の今後の研究、論点1にある程度役立つのではないでしょうか)。

Masao_hateMasao_hate 2007/05/30 00:37 >moriguchiakira様
少し回答が長くなったので、新しくエントリとしてUPしました。
http://d.hatena.ne.jp/Masao_hate/20070530/1180452758

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