Spacelook株式会社を設立する前
【2013年-2014年中学2年生】名古屋の名古屋中学野球部に属していたが、怪我と精神的な問題が原因で車椅子生活を余儀なくされる。周りからの目は明らかにさげすむ目に変わり(僕が当時感じていただけ)、人自体を信じられなくなった。
【2014年-2015年中学3年生】車椅子に乗っていて道路の溝にタイヤがはまり車椅子が転倒してしまった。その時に道行く人たちは誰一人として手を差し伸べてくれなかった。見て見ぬふりをされたのだ。それからは更に人を信じられなくなった行ったが、父親がある日見せてくれたドキュメンタリー、"ザ・プロファイラー「それでも僕は見過ごせない ~チェ・ゲバラ世界を変えようとした男~」"にとても影響を受けて180度僕の考えは変わった。キューバ革命の革命家チェ・ゲバラは良い見方も悪い見方もされるが、僕の中では「見て見ぬふりをせず世界中の不正を変えようとした人間」だ。それを知った時、見て見ぬふりをされていた自分はこの人みたいになりたい、この人ができなかった作れなかった世界をつくりたい、そう感じたのだ。それからは足も動くようになり車椅子生活からは脱した。
【2015年-2016年高校1年生】それからは世界中の不正、まずは貧困を変えたいと思い立ち現場を見なければいけないと考えた。当時は、「貧困=アフリカ」と決めつけていたこともありアフリカに行きたいと思った。そして、「エージェントの決めたプランではなく」「ボランティアではなく生活をしに」というのを決めて実際に現地の人にコンタクトをあらゆる方法でとった。そして生活をさせてくれる現地の方を紹介してくれる日本人の方をみつけて、夏休みの間 西アフリカのセネガルでただの生活をしてきた。
【2016年-2017年高校2年生】アフリカから帰ってきて感じたのは、日本の方がアフリカよりも貧困だったということだ。アフリカでは確かに物理的に貧困は貧困なのだが、道路に座り込んで食事を持ち寄って助け合っていた。しかし、日本ではホームレスの人々が道端に座っているのに見て見ぬふりをして、あたかもいないかのように生活をしている。それを見た時に僕は日本の方がよっぽど貧困だ、と思った。それからはどうしたらそういった壁(ホームレスの方々とその他の方々の)をなくせるのかを考えるようになり、ホームレスの人たちに話しかけるようになった。すると名古屋のホームレスの方々の友達が200人くらいできていた。そして僕と話をすることをきっかけに、もともとは人と話すのが苦手で仕事に付けなかった方も職についた方もいた。そういった活動をしていたこともあり、プレゼン大会のTEDなどにもでることになった。プレゼンは自分の活動や考えを言葉にするので、自分が何を目指しているのか何故やっているのかを考え直す機会になった。そして、自分が動くことで周りを良い方向に変えることができても問題自体を変えてない事に気づいた。そして、夏休みにはヒッチハイクで日本一周をしていろんな方の話を聞く機会もあり、持続的なビジネスや影響力のあるITじゃなきゃいけないと思い、夏休み明けには高校を休学して東京に1人で上京してフルコミットインターンをITベンチャーで行った。
【2017年-高校3年生】インターンの後独立して、6月にSpacelook株式会社設立。
Spacelook株式会社について
Spacelook社は、「人々が集まる あらゆるスペースを 我々は見つめなおし 見て見ぬふりをせず変革する」を掲げています。本気で世界を変えるつもりのある人だけが集まっています。
今後どういうことをしていきたいか
いまは、「カフェ/レストラン」で「1日限定の仕事」ができる1日求人アプリSpaceworkの運営をしています。今後は、BがCになる世界。企業ではなく個人にスポットライトがあてられた社会、プロジェクト型の世界を目指しています。
1つの企業だけに属した閉鎖型のライフスタイルではなくて、開放された好きな時に好きな事をする世界であれば、自然と社会問題は前に進むと考えている。
今後は、1日求人アプリSpacework内で飲食以外のコンテンツ、例えばセールスやデリバリ―などを展開し、ベーシックインカムを企業として推し進めたり、給与型決済サービスなども考えている。
長期的には、プロジェクト型の世界のプラットフォームとしてSpaceworkを育てていく。
どうぞ宜しくお願い致します。
m(__)mm(__)mm(__)m