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【プロ野球】

G投壊、今季ワースト被安打19&2年ぶり4盗塁許す

2018年8月29日 紙面から

巨人-広島 3回表2死一塁、今季最多となる8失点を喫し、降板する内海(中)=東京ドームで(七森祐也撮影)

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◇広島10-5巨人

 広島が序盤に大量点を奪って大勝した。初回に丸の適時打と鈴木の2ランで3点を先制。3回は野間、菊池、丸、鈴木の4連続適時打などで5点を加えた。ジョンソンは7イニングを1失点で2年ぶりの10勝目。巨人は内海が8失点と崩れた。

      ◇

 巨人は今季ワーストの被安打19、2016年9月10日・広島戦(東京ドーム)以来となる4盗塁を許す“打たれ放題、走られ放題”の失態。最終回に4点を追い上げるも5-10の完敗。視察した読売新聞グループ本社代表取締役社長で球団の山口寿一オーナーも投壊を嘆いた。

 「投手陣はやっぱり駒不足になってしまっているよね。いろいろけがや離脱があるので仕方がないことではあるんだけど」。山口オーナーの悩みの種は投手陣。この日は先発・内海が2イニング2/3で8失点KO。イニングも失点も今季最悪。中継ぎ陣も踏ん張れなかった。

 この日、カミネロが右肘の治療のため渡米した。マシソンは左膝の検査のためすでに米国へ帰国。勝利の方程式が崩壊した今、投手陣の整備は急務。やり繰りに失敗すれば、CS進出を逃す。

 高橋監督は最終回に4得点した追い上げに「もう少し早く点をとっていかなければいけなかった」と悔やんだ。9点差のビハインドはあまりに重い。まずは守備から。3つの借金を一刻も早く返し、1・5差で追う2位ヤクルトをとらえたい。 (川本光憲)

 

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