【グラニュース】グラ6連勝 ジョー爆発ハット2018年8月27日 紙面から
名古屋グランパスはFWジョー(31)のハットトリックなどで浦和に4-1で逆転勝ち。2011年以来7年ぶりの6連勝となった。 止まらない。最下位で迎えた8月を6連勝で終え、13位まで浮上した。風間監督が「サポーターが、グラウンド(スタジアムに)に楽しみに来てくれている」と言う通り、今のグランパスには、多少のミスを取り返せるたくましさがある。 出来過ぎだ。前節鳥栖戦で出場停止だったFWジョーが、「ムズムズしていた」と5日のG大阪戦に続く今季2度目のハットトリック。しかもPKを外したのにだ。 1-1の前半44分、シャビエルのFKに頭で合わせて2-1と勝ち越し。後半は浦和が攻勢に出るなか、25分に左の相馬の折り返しを起点に左足ボレーで2点目。流れを変えた。その9分後には、相馬のクロスに今度は右足ボレーで合わせ、浦和の息の根を止めた。 直近の出場5試合で10得点。ジョーが外したPKを詰めて今季2得点目のFW玉田に「うちは今スーパーエースがいる」と言わしめた。殊勲の張本人は試合球を抱えてロッカールームから登場し「ブラジルでは3得点の記念にボールを持ち帰るんだ。息子にささげるプレゼントになるね」。
|