『マイナビエージェント 』はマイナビ転職のCMなどの露出も増え、認知度が上がっていることなどから、年々利用者数が増えている転職エージェントです。
しかし、いくら有名になってきたからといって転職エージェント分野において、質の高いサービスを提供しているとは限りません。ベストワークではマイナビエージェントを「口コミ・インタビュー・業界人裏事情」を基にマイナビエージェント徹底分析しています。
『マイナビエージェントは本当にオススメの転職エージェントと言えるのか?』競合他社とも比較しているので、是非チェックしてみて下さい。(マイナビエージェント利用者の口コミは日々更新中)
まずは詳細をチェック!
目次
マイナビエージェントの特徴
マイナビエージェントは転職エージェント業界ではリクルートやDODAに次いで業界3、4番手ですが、1位のリクルートや2位のDODAと比べると規模も扱う求人数も大きく引き離されているのが現状です。
実は、大手と比べると『登録者が少ない』転職エージェントなんです。
一見、デメリットに感じる人もいるかもしれませんが、登録者が少ない分、1人1人の転職希望者にかける時間は大手よりも多く取ることができます。サポートが丁寧な分、利用者満足度が高いというのが最大のメリットと言えるでしょう。
マイナビエージェントを利用するメリット・デメリット、利用する上で注意した方がいいポイント、マイナビ転職との違いなど分かりやすく解説していきますので、是非参考にしてください。
マイナビエージェントの特徴・総評
マイナビエージェントの特徴はこちら。
独占求人が多い
20代・女性にもオススメできる
一言で言うと、面談の丁寧さ、サポートの丁寧さは業界トップクラスのエージェントです。
求人数や規模だけで見ると、リクルートエージェントやDODAエージェントの方が上と言えますが、利用者満足度は常に高く、大手の中で最も高いと言っても過言ではありません。
ですから転職が初めての20代や転職回数が少ない30代は強い転職エージェントと言われています。また女性のキャリアアドバイザーも多いために女性の転職希望者にもオススメできます。
求人数は業界3、4番手だけど、利用者満足度が最も高いのが学びエージェントの特徴と言えます。
マイナビエージェントとマイナビ転職の違い
意外と知られていないのが、マイナビエージェントとマイナビ転職の違いです。同じサービスだと思っていませんか?
マイナビエージェント | マイナビ転職 | |
---|---|---|
公開求人 | 約7,000件 | 約6,000件 |
非公開求人 | 2万件以上 | なし |
サポート | あり | なし |
面談 | あり | なし |
タイプ | エージェント | サイト |
マイナビエージェント | マイナビ転職 | |
---|---|---|
公開求人 | 約7,000件 | 約6,000件 |
非公開求人 | 2万件以上 | なし |
サポート | あり | なし |
面談 | あり | なし |
タイプ | エージェント | サイト |
マイナビエージェントとマイナビ転職は事業部が違うために扱っている求人も違います。(両方に同じ求人が繋がっていることはありますが、基本的には別物)
ですからマイナビエージェントにあって、マイナビ転職にない求人はたくさんあるんです。マイナビエージェントには面談~仕事紹介、面接設定、条件交渉などキャリアアドバイザーが行ってくれますが、マイナビ転職はエントリー後の対応は全て自力で行わなければいけません。
また各事業部の営業スタイルが全く違います。(収益構造)
マイナビ転職:転職サイトですから、求人を掲載すると料金が発生するシステム。エントリー社が求人にエントリーするかしないかは売上に関係ない(大量募集系が多い)
簡単に言うと、マイナビ転職はできるだけ大勢の人に登録してもらえるような求人を集めてきて、エントリーしてくれるような広告を打ち出します。1名2名の採用ではなく、会社全体で20名、30名募集といった求人が目立ちます。
一方でマイナビエージェントは登録してきた求職者に対して、条件に近い求人(会社)を紹介をします。部署によって求人も異なりますので、採用人数は1つの求人で1名(多くて数名)ぐらいです。
営業スタイルの違いをみると、扱っている求人が全く違うのも納得できます。
マイナビエージェントかリマイナビ転職のどっちが良いかというと人によって違いますが、転職が初めての人・自分の市場価値がわかっていない人は転職サイトはオススメできません。
転職サイトはある種、求人広告を載せるだけですから良い内容を目立たせます。「想定年収」などにおいても、350万円~1000万円などと書いてある求人も多く、転職するには情報が乏しいケースが多いのです。
エージェントサービスはキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動をするために、求職者の条件に合った求人を紹介してくれます。
行きたい会社がもう決まっている、転職活動において全て自力でやりたい、自己分析は完璧で将来のキャリアプランにも自信がある方は転職サイトの方がオススメですが、上記以外の方は転職エージェントを利用するか、転職サイトと転職エージェントを併用すると良いでしょう。
マイナビエージェントのメリット
マイナビエージェントを利用する上での大きなメリットは3つ!
・独占求人が多い(特に中小企業)
マイナビエージェントは中規模、小規模の求人数が多いのが特徴です。リクルート、DODAと比べると総求人数は少なくなってしまいますが、この2社が抱えていない求人を独占していることが多くあります。マイナビブランドで独自で開拓しているため、他社とバッティングするケースが大手よりも少ないのが特徴です。
他のエージェントが狙っていない地元の優良企業求人情報も数多く保有しています。
・20代(第二新卒)の転職に強い
マイナビエージェントが力を入れいるのが20代や第二新卒の層です。求職者の年収が高ければ高いほど転職エージェント側は儲かる仕組みになっていますので、他のエージェントは「高年収層」「ハイキャリア層」のサポートを中心に考えていますが、マイナビはあえて「第二新卒層」を狙っています。
ということは…20代、第二新卒に関しては大手2社よりも強いエージェントと言えるでしょう。
・キャリアアドバイザーのサポート対応が丁寧
これは「大手よりも登録者が少ない」ことに関係してきますが、求職者1人1人への対応が丁寧で転職後のミスマッチが少ないことも大きなメリットです。
転職エージェントはできるだけ多くの求職者と面談をして、仕事を紹介した方がより多く転職させることができ、自社の売上がアップします。
しかし、マイナビエージェントの社風は「売上よりも求職者の転職成功」を優先的に考えており、求職者が納得いくまでサポートをしてくれると有名です。
転職が初めてな方や、自分の経歴に自信がない方などは特にオススメできる転職エージェントと言えるでしょう。
・20代、第二新卒の転職に強い
・キャリアアドバイザーのサポートが丁寧
マイナビエージェントのデメリット
マイナビエージェントを利用する上でのデメリットは3つ!
・登録場所が限られている
マイナビエージェントの拠点は東京(京橋)、横浜、大阪、名古屋、札幌、福岡のみです。拠点に行くことが難しい方は電話での面談、仕事紹介になってしまいます。
・キャリアアドバイザーにムラがある
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーへの満足度は比較的高いのですが、中には「キャリアアドバイザーの業界知識が足りなかった」という声も上がっています。
他のエージェントと比べると若いキャリアアドバイザーも在籍しているため、人によっては業界知識が足りてないという印象を受けることもあるかもしれません。
・40代以降の転職には強くない
マイナビエージェントは若年層(20代、第二新卒)の転職が強いために、年齢が高めの方の転職にはそこまで強くありません。
絶対に紹介されないわけではありませんが、「40代」「ハイキャリア層」の方は思うような求人が紹介されないと不満に思うこともあるでしょう。
・アドバイザーの質にムラがある
・40代以降の転職には強くない可能性あり
マイナビエージェントと大手エージェントの比較
マイナビエージェントと他の大手転職エージェントにどんな違いがあるのか比較していきましょう!まずはエリア、求人数などの基本情報から。
大手エージェント6社を比較
求人数 | 求人の質 | 担当の質 | サポート | 満足度 | |
---|---|---|---|---|---|
マイナビ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
リクルート | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
パソナ | ○ | ◎ | ◎ | ||
DODA | ◎ | ◎ | ○ | ||
Spring転職 | ○ | ○ | |||
ランスタ | ○ |
求人数 | 求人の質 | 担当の質 | サポート | 満足度 | |
---|---|---|---|---|---|
マイナビ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
リクルート | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | |
パソナ | ○ | ◎ | ◎ | ||
DODA | ◎ | ◎ | ○ | ||
Spring転職 | ○ | ○ | |||
ランスタ | ○ |
マイナビエージェントと他の大手エージェントを比べた時に、評価が高いのは「求人の質」「キャリアアドバイザーのサポート」「利用者満足度」です。
また他の大手エージェントと比べて評価が低いのが「求人数」になります。
ここからは具体的に各エージェントと比べて何が勝っていて、何が劣っているのか比較しながら見ていきます。
リクルートエージェントと比較
『マイナビエージェント』と『リクルートエージェント』を比較していきます。
まず、大きく違うところは規模です。リクルートエージェントは転職エージェント業界で1位、マイナビエージェント3~4位ということから抱えている求人数、登録者数は圧倒的にリクルートの方が多いと言えます。
紹介される数もリクルートエージェントの方が多いでしょう。
ただ、リクルートエージェントの対応はドライな対応が多いとも言われており、寄り添った転職支援を希望している人にとってはマイナビエージェントの方が合っていると言えます。
マイナビ:求人の質が高い、サポートが丁寧
パソナキャリアと比較
『マイナビエージェント』と『パソナキャリア』を比較していきます。
パソナキャリアはマイナビエージェントと似ている部分が多く、丁寧なサポートが評判のエージェントです。紹介数は大手ほど多くはありませんが、質の高い(希望に近い)求人紹介が期待できます。
ただ、年齢に関しては30代、40代のハイキャリア層などが強く、マイナビエージェントが得意としている20代、第二新卒層はそこまで得意としているわけではありません。
満足度に関してはどちらも期待できますので、登録しておいて損はないエージェントと言えるでしょう。
マイナビ:サポート丁寧、20代、第二新卒に強い
DODAエージェントと比較
『マイナビエージェント』と『DODAエージェント』を比較していきます。
DODAエージェントは転職エージェント業界2番手ですのでリクルートエージェントと似ており、求人数が多く、より多くの紹介が期待できるエージェントです。
丁寧さ、サポート満足度に関しては、若干重要視していない部分もあり、キャリアアドバイザーによってはドライな印象を受ける可能性があります。
こちらも丁寧さを求めるならマイナビエージェントをオススメします。
マイナビ:丁寧なサポートが得意、量より質タイプ
Spring転職(アデコ)と比較
『マイナビエージェント』と『Spring転職(アデコ)』を比較していきます。
アデコは外資系企業ですから外資系の求人には強く、求人数も多いです。利用者満足度においては「良かった」「良くなかった」が半々ぐらいですので、担当するキャリアアドバイザーによって満足度は分かれそうです。
満足度だけで比べるとマイナビエージェントの方が高いでしょう。
アデコも登録者に人数はリクルートやDODAよりかは少ないので穴場な転職エージェントと言えます。
マイナビ:外資系の求人は強くない、満足度は高い
ランスタッドと比較
『マイナビエージェント』と『ランスタッド』を比較していきます。
ランスタッドは世界的には有名な企業ですが、日本での転職エージェントジャンルではいまいち…でも外資系や一部の大手企業の求人は多いと言われています。
日本での転職支援に力を入れてきたのは最近ですので、利用者満足度はあまり高くありません。丁寧さを求めるならマイナビエージェントの方が良いでしょう。
マイナビ:外資系は強くない、サポートは手厚い
他の転職エージェントと比較して(総評)
大手の転職エージェント5社とマイナビエージェントを比較すると、抱えている求人数においては少ないと言えるでしょう。ですから「できるだけ多くの求人を紹介してほしい」という方は若干不満に思うこともあるかもしれません。
一方で、「紹介される求人の質」「キャリアアドバイザーのサポート」「利用者満足度」は他のエージェントよりも高く、求職者に寄り添ったサービスが強みです。
40代、年収が高いハイキャリア層はマイナビエージェントよりもリクルートエージェント、DODAなど最大手と呼ばれるエージェントに重点をおいて転職活動をすると良いでしょう。
20代、第二新卒、30代など「転職初めて」「転職回数が少ない」求職者は丁寧なサポートが際立っているマイナビエージェントをオススメできます。
転職エージェントによって特徴・強み・弱みもそれぞれです。自分がどんな転職活動をしたいか考えて選びましょう。
もし、考えるのが面倒な方は、マイナビエージェント、リクルートエージェント、DODAエージェント、パソナキャリアの4社に登録をして取捨選択するやり方をオススメします。
マイナビ:求人の質、丁寧なサポートは業界トップクラス
マイナビエージェントの口コミ・評判
転職エージェントを利用する際に是非参考にして頂きたいのが「実際に利用した人の口コミ」です。
利用者はどんなポイントに満足をして、どんなポイントに不満を抱いているのかが具体的に書かれていますので是非参考にしてください。
評判の良い口コミ
まずはマイナビエージェントを利用して評価が良かった口コミをご紹介します。
実際にいち転職者として、マイナビエージェントにご支援いただき特に優れていると感じたことは主に2点あります。
1点目は情報量の圧倒的な多さです。選考課程で質問される事項について過去事例を詳細に把握しており、次回面接で問われることについて相当な精度での予測ができていることから、事前に対策をすることが可能でした。 業界の採用担当の方と綿密にコミュニケーションをとり情報を吸いあげていると伺っています。
2点目はキャリアコンサルティング能力が高いことです。 今回の転職に限った話ではなく、将来的なキャリアの目標、実現に向けた現在のスキル状況等をベースとしてとるべきキャリア戦略について事例を交えながらご説明いただくことができました。
転職後の現在も定期的にお時間をいただき、キャリア形成に向けて社内でどのようなプロジェクトにどのような目的意識をもって取り組めば良いかご指導いただいております。 総じて、コンサルティング業界出身者が転職エージェントに転身されていることがマイナビエージェントの強味であり、他社にはない魅力だと考えています。
転職活動をするにあたっての会社選びは本当に大事です。
マイナビ転職は本当に他社と比べて案件数と多いので、多くの選択肢の中から企業選びをすることが出来ました。
実は、私は子どもがいたので残業ができない、という制限があり、残業なしの会社で、かつ子どもの送迎の事を考えて家から30分圏内の会社を選びました。
そんな条件のいい会社の求人があるのか少し不安でしたが、調べてもらったところ多くの会社がヒット。そこから受けたいと思った会社を選んでエントリーシート、面接の練習をしました。
エントリーシートもマイナビの担当者の方がしっかりチェックし、赤ペンを入れてくださったり、直接アドバイスをしてくれました。丁寧なアドバイスと修正を重ねて、内容の濃いエントリーシートが出来ました。内容の良いエントリーシートを書く中で自身の転職意志も明確になってきて、安心して面接受けることができました。
おかげさまで、転職活動を始めて2ヶ月くらいで4社の内定をいただきました。多くの企業からの内定をもらえて本当に満足しています。転職活動は難しいと思い込んでいましたが、私のような制限があっても、内定を貰えて本当に良かったです。
ベストワークに投稿された評価の良い口コミの特徴は、
・キャリアアドバイザー
・求人の質
・他のエージェントよりも丁寧
というような内容が目立ちます。
マイナビエージェントの対応が丁寧と言われているのは、「社風」が影響していると考えられます。求職者を転職に導くことがゴールではなく、「本当に転職が必要なのか?」という部分から一緒に考えてくれるスタンスが社内で共有されています。
自社の利益を強く求めている会社は転職エージェント市場にも多く、そういった会社と比べると求職者に寄り添った面談、質の高い求人紹介が可能になっている言えます。
どちらが良い悪いではないのですが、リクルートやDODAはより多くの求人を紹介をして求職者に気になった求人を選んでもらうスタンスが強く、マイナビエージェントは求人数が少ない分、求職者に寄り添ったサポートが強いと言われています。
ですから、20代、第二新卒などの転職回数が少ない方は是非登録しておいた方が良い転職エージェントと言えるでしょう。
評判の悪い口コミ
良い口コミだけでなく、マイナビエージェントを利用して評価が悪かった口コミも合わせてチェックしましょう。
最初のコンサルタントからのコンタクトは電話でした。登録後、仕事中にすぐに電話がきたので少し戸惑いましたが、電話対応はガツガツする感じもなくスマートでした。 実際の面談は、同年代くらいの女性でした。少し若いかなと心配な部分もありましたが対応は落ち着いており、親身になって話を聞いてくれたので転職に対する要望などを細かく伝えることができました。
ただ、求人紹介については、もう少し踏み込んだ内容が欲しかったなという印象的です。 社内企画職で上司との関係性や社内雰囲気の良い求人をお願いしており、5件ほど紹介していただきました。紹介求人数についてはたくさんご紹介しいただけましたが、気になっていた職場環境の情報についてはその場ですぐに回答を得られず「あまりこの会社のこと知らないのかな」という印象を受けました。
なかなか難しい質問だったのかもしれませんが、後日の回答でも良い情報は得られませんでした。
結果、マイナビエージェントでの転職成功とはなりませんでしたが、面談で自身の希望条件が整理ができたり、たくさんの求人を紹介していただき選択肢が増えたので総合的に利用できてよかった、とは、思っています。
最初に話したじゃん。って思いましたが、記憶にないんでしょうね。その後も、選考が進んで面談設定が入ったり、何かあるたびに連絡が来て、細かいな~って印象があります。
他の転職エージェントはあっさりしてたので、違和感を感じたほどです。
これが手厚い転職支援なのか、細かい情報提供なのかわかりませんが、私としては放置でも問題なかったので、ちょっと合わなかったですね。
マイナビエージェントの評価の悪い口コミを見ると、
・キャリアアドバイザー
・求人数
・スピード感
という内容に不満を持っている口コミが目立ちました。
ただ、評価の良い口コミも「キャリアアドバイザーの質」に関するものも多かったために、担当してくれるキャリアアドバイザーによって満足度が変わってくる傾向にあります。
マイナビエージェントから紹介される求人の質は高いと言われていますが、大手の転職エージェントと比べると抱えている求人数は多くありません。
できるだけ多くの求人を紹介してもらいたいという方はリクルートエージェントやDODAエージェントなど大手のエージェントなどと併用すると良いでしょう。
もし、どこの転職エージェントを利用するか迷った場合は、マイナビエージェント、リクルートエージェント、DODAエージェント、パソナキャリアの4つに登録をして、自分に合っているか見極めつつ、取捨選択をしていくのが賢い使い方です。
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーの特徴・評価
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーの特徴などをみていきます。各社、社風や考え方によってキャリアアドバイザーの考え方・接し方に違いがあるので登録前にチェックしておくとよいでしょう。
マイナビエージェントキャリアアドバイザーのサポート
まずはキャリアアドバイザーがどんなサポートをしてくれるのか確認していきます。
・面談
・自己分析ヒアリング
・転職条件の擦り合わせ
面談で行うのは大きくわけて3つです。
1つ目は、履歴書や職務経歴書のチェック、修正。どう書いたら人事に評価されやすいか分かりやすく教えてくれますし、添削依頼もできます。
2つ目は、自己分析ヒアリング。仕事においてどんな時にやりがいを感じるのか、5年後、10年後どんな人物に成長していたいか、どんな会社で働きたいかなど一緒に考えながら自己分析をしてくれます。(転職サイトではないポイント!)
3つ目は、転職する上での条件の確認擦り合わせ。年収はいくらがいいか、残業はどれぐらい可能か、細かいヒアリングをもとに求職者にそった求人を紹介してくれます。
・仕事紹介~面接
・面接日時設定
・面接官へのヒアリング
・面接対策
ここで大きいのは面接の日程・時間までキャリアアドバイザーが全て設定してくれることです。
求職者は希望日時と時間を伝えるだけでOKですから転職サイトと比べると圧倒的に楽ですよね。
また面接に自信がない方は模擬面接などの面接対策も行ってくれます。
面接が決まったら、「どんな質問がされるか」「面接官はどんな人か」など細かい情報まで教えてくれることが多いので、ハローワークや転職サイトで1人で転職活動するよりかは圧倒的に有利です。
・内定後
・給与などの交渉
内定後のサポートで大きいのは条件交渉までアドバイザーがやってくれることです。転職サイト経由の場合、年収などの条件交渉をすることはまずできません。
最終的な条件が提示された段階で納得いかない部分はアドバイザーが内定を獲得できた会社と交渉をしてくれます。一番多いのが年収の交渉。
アドバイザーが年収の交渉をするのは日常茶飯事ですから、内定先から出された条件で納得いかない場合は、遠慮せずにキャリアアドバイザーに相談をして下さい。
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーの特徴
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは他の転職エージェントと比べてどんな特徴があるのでしょうか?
・細かく専門分野が分かれている
・マイナビグループでも優秀な人材が集結
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは業界の中では若い社員が多いと言えるでしょう。
マイナビエージェントが特に力を入れるのが20代、第二新卒など比較的若い層なので、そういった層の求職者が安心できるようなアドバイザーが多いのが特徴です。
とはいえ、アドバイザーが得意な業界や分野を担当していることがほとんどなので、「知識がない」「話がかみ合わない」なんてことは少ないでしょう。
マイナビエージェントのキャリアドバイザーの強み・弱み
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーの強みと弱みはコチラ。
・20代、第二新卒、など転職回数が少ないサポートに徹底をしている
・アドバイザーの年齢が若い
強みはターゲットを「20代、第二新卒」など転職回数が少ない層を得意としているため、この層の転職は強いアドバイザーがそろっていると言えます。
またアドバイザーの得意分野、業界が細かく分かれているので、求職者が希望する業界に強いアドバイザーを配置してくれるとが多いです。
弱みとしては、ターゲットを絞っている分、それ以外の分野にはさほど強くない可能性があります。40代、ハイキャリ層などはサポートに対して不満に感じることがあるかもしれません。
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーの評価
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーの評価は比較的高いと言えます。
口コミ満足度からも分かるように、他のエージェントと比べても丁寧な対応が期待できますし、求職者に寄り添ったサポートが社内に浸透しています。
またマイナビグループの中でも優秀な人材が集まるのが転職事業です。新卒では毎年300名以上が入社し、中途では新卒の何倍もの人数が入社をしてきます。その中で優秀な人材をエージェント事業に配属させていますので、自然的に優秀な人材が多く集まってくるのです。
ですからマイナビエージェントの「キャリアアドバイザーの質は高い」と言えるのです。
マイナビエージェントの求人の種類
マイナビエージェントが扱っている業界や職種は何があるのでしょうか?
マイナビエージェントが強い業界・業種
基本的には全業界、業種の求人を取り揃えています。
職種で力を入れている業種は専門サイトを持っていますので「IT・Webエンジニア、営業職、MR・メディカル、管理部門、クリエイティブ、金融業界、不動産・建築業界、会計士、税理士、看護師、薬剤師、保育士、医師」などの業界業種は得意です。
また会社の規模においても大企業から中小企業まで幅広く保有しています。実際に求人を確認する
マイナビエージェントが弱い業界・業種
マイナビエージェントの求人で弱い業界業種はそこまで目立ちませんが、40代以降の求人やハイキャリア層の求人はリクルートやDODAよりも多少弱い可能性があります。
また総求人数においても大手エージェントよりも少なくなってしまうため、弱いポイントになるでしょう。
マイナビエージェトが強い地域・弱い地域
マイナビエージェントが強い地域は、拠点がある東京、神奈川、大阪、名古屋、札幌、福岡プラスその周辺地域です。
逆に弱い地域は、上記の拠点がない地域です。求人は全国扱っているのでゼロではありませんが、拠点がない分求人数は少ないでしょう。(但し、登録はできますので登録後に要確認)
弱い地域:上記以外
マイナビエージェントの実績
マイナビエージェントの実績を様々な視点から見ていきましょう。
マイナビエージェントの紹介業界の実績
紹介実績においては、保有している求人とほぼ同じですので、現時点でマイナビエージェントが抱えている求人の業界・業種別割合を見ていきます。
・業界の割合
IT・通信系 :33.6%
メーカー系 :25.7%
マスコミ系 :8.0%
金融・コンサル系:7.7%
流通系 :9.5%
商社系 :2.5%
不動産系 :5.8%
その他の業界 :7.1%
・職種の割合
IT・インターネット:19.3%
機械・電気・素材 :8.7%
医薬・医療機器 :9.2%
流通・消費財 :1.3%
不動産・建設 :2.4%
金融・コンサル :3.1%
クリエイティブ :5.0%
営業 :8.5%
経営企画 :9.7
※業界、業種の割合は看護師と薬剤師は除いています。
マイナビエージェントの求人・非公開求人数実績
マイナビエージェントの公開求人数は、7,104件、非公開求人は22,234件です。(2018年5月現在)
最大手のリクルートエージェントの公開求人数は、3万件以上、非公開求人は10万件以上ですから、求人数だけを見ると大手エージェントより少ないです。
但し、マイナビエージェントの拠点がある、東京、横浜、大阪、名古屋。福岡、札幌などの求人数は大手エージェントに負けていません。
上記の地域を希望しているのであれば登録しておいて間違いないでしょう。ただ、上記以外の地域の求人は若干弱いかもしれないので、リクルート、DODAなど大手エージェントと併用すると良いでしょう。
マイナビエージェントの紹介実績
マイナビエージェントの紹介実績数は公表されていません。
しかしながら、マイナビグループの社員数は8,000名を超えており、グループ全体の売上も年々伸びています。
・マイナビの売上
2011年:304億円
2012年:358億円
2013年:556億円
2014年:739億円
2015年:930億円
2016年:1,097億円
2017年:1,212億円
転職エージェント事業部マイナビグループの中でも力を入れていますので、紹介実績数、売上ともに伸びていると考えて間違いないでしょう。
現時点では転職エージェントジャンルで3、4番手ですが、ここ数年メディアへの露出も増えており、マイナビエージェントもシェアを奪いにきていますので、今後が楽しみです。
マイナビエージェントを上手に使うポイント
ここからはマイナビエージェントを上手に使うポイントを解説していきます。
希望する条件の仕事紹介がない場合
「マイナビエージェントに登録したのに全然紹介がないんだけど…」これは転職エージェントあるあるです。言っておきますが、今は売り手市場ですからどこの会社も人は欲しいはず。紹介されないという人は『何かをミスっている可能性が高い』です。
・キャリアアドバイザーに嫌われた
・希望する業界、職種の求人が少ない
大体、これのどれかに当てはまります。
もし、思うように紹介されなかったら思い切ってキャリアアドバイザーに聞いてみて下さい。
転職に関して熱意を持っている求職者に対して冷たい対応をとるキャリアアドバイザーはいませんし、自社経由で転職してもらえれば売上につながるので、きちんと対応をしてくれるキャリアアドバイザーがほとんどです。
「何故紹介されないのか?」「紹介されるにはどうしたらいいのか?」など具体的に質問をすれば、きちんと答えてもらえるでしょう。
キャリアアドバイザーとの付き合い方
転職エージェントを利用する上でキャリアアドバイザーとの付き合い方はとても重要になってきます。
アドバイザーは同時に何人もの求職者を相手にしていますので、仮に嫌われてしまったら思うような紹介がなくなってしまいます。逆に信頼関係が築けていれば、抱えている求職者の中でも優先的に仕事の紹介をしてくれるはずです。
また担当になったキャリアアドバイザーとの相性が合わない、知識が乏しいといった不満を抱える人も中にはいるかもしれません。
そういう時はマイナビエージェントを利用を止めるのではなく、はっきりと伝える方が時間の無駄にはなりません。「もう少し○○業界に詳しいアドバイザーが良い」「こういった考えのアドバイザーが良い」など不満に思っていることを言葉に出していった方が得です。
マイナビエージェント側もせっかく登録してくれが求職者が去ってしまうことは1番避けたいことなので、詳しいキャリアアドバイザーを連れてきてくれたり、紹介をしてくれます。
そういった対応もマイナビエージェントはしっかりしていると評判ですので、不満をもったらまずキャリアアドバイザーに具体的に伝えてみましょう!
紹介を減らす&増やす方法
マイナビエージェントに登録して「紹介数が少ない」「紹介される数が多すぎる」と感じる人もいると思います。
解決するのは簡単で、キャリアアドバイザーにその旨を伝えるだけで解決できます。できれば具体的に「もっと○○な業界の求人を紹介してもらいたい」「○○万円以上の求人紹介を増やしてほしい」「電話での紹介はストップしてほしい」とどうしたいかを伝えて下さい。
アドバイザーも求職者の希望が更に理解できれば、近い求人を紹介してくれますし、お互いに無駄な時間をかけなくて済みます。もし小さなことでも構いませんので、不満に思っていること、改善してほしいことがあればキャリアアドバイザーに伝えて下さい。(メールでもOK)
図々しいぐらいに希望を伝えても全く問題ありません!もし、希望が無謀すぎる場合はアドバイザーが教えてくれますので、全ての条件、希望をアドバイザーに伝えることが最も重要なんです。
退会方法
マイナビエージェントを退会する方法は簡単です。
キャリアアドバイザーに退会の旨を伝えればOK!
但し、「退会」と「個人情報削除」の考えが違いますので注意をしてください!
・退会
→マイナビエージェント側からの連絡はストップするが、今後すぐに転職活動が再開できるように個人情報は残ります。(再度、転職活動をするときに登録が面倒な方はこっちが良いでしょう)
・個人情報削除
→完全に情報を削除するために、再度転職活動をする場合は1からの登録になります。(再度面談あり)
マイナビエージェントはどちらもすぐに対応してくれますので、考えた上でキャリアアドバイザーに伝えて下さい。
もっと詳細を確認したい方はココから情報を確認してください。
絶対にやってはいけないこと4選!
これをやってしまうと、求人の紹介が少なくなったり、転職後にミスマッチで自分の首を絞めることになりかねません!
・ウソをつく
転職時のウソは誰もハッピーになりません。自分のスキルや経験を誇張する必要もありませんし、希望年収を控えめに言う必要もありません。
まずは『キャリアアドバイザーと本音で話す』ことが重要になってきます。
・連絡を無視する
電話が来ているのに折り返しが遅い、メールで質問が来ているのに返事をしない。こういう求職者は「転職に本気ではないな?」と思われてしまい、優先度を下げられる可能性が高いです。
キャリアアドバイザーは何十人もの求職者を相手にしていますから、「本気ではない」と思われた時点でそのエージェントとの関係は終わりだと思って良いでしょう。
・約束を守らない
これも上の項目と同じです。キャリアアドバイザーとの信頼関係が崩れてしまったら終わりですから、最低限の約束はしっかり守りましょう!提出期限の1日前までに提出をすれば逆に好感度は上がっていくでしょう。
社会人の最低限のマナーはしっかり守ることをお忘れなく!
・思っていいることを言わない
このポイントができていない人が多くいます。「希望年収より低く伝える」「キャリアアドバイザーの言われたままに仕事の紹介を受けてしまう」「気になるポイントがあっても聞かない」
転職において遠慮することなんて全くありません!言葉が悪いかもしれませんが、キャリアアドバイザーと関わる時間なんて本当に一瞬ですし、本音を言わないことでキャリアアドバイザー側も求職者の考えを理解しきれません。
結局、ミスマッチになってしまいお互いが不幸になるだけ…小さなことでもいいので思っていることは全て伝えるのが転職成功するためのポイントです。
・職歴、経験、スキルについてウソをつかない
・提出期限などの約束は守る
マイナビエージェントの登録~仕事紹介の流れ
マイナビエージェントを利用する場合どうしたらいいのか順を追って説明していきます。
①Webから登録
所要時間:3分程度
登録はとっても簡単です。ココをクリックして基本情報を入れれば終わり。(登録はコチラから)
②履歴書/職務経歴書の作成
所要時間:1時間~3時間
絶対に手を抜いてはいけないポイントです!1度作ってしまえば他のエージェントに登録する時にも使えますし、今後の人生で転職する際は追記をすればいいだけなので、最初だけは頑張って下さい!大事なポイントは分かりやすく簡潔に♪
③面談/電話面談
所要時間:30分~1時間
登録後に電話orメールがあり、面談や電話面談の日程を決めます。注意しておくべきなのは、面談の前日までには履歴書と職務経歴書を提出しておくこと。
事前に提出してあると面談時に条件にあった仕事を紹介してくれますし、タイムロスを防ぐことができます。
④仕事紹介
仕事紹介はメール、電話どちらがいいかなどきちんと伝えておきましょう。メールだけと伝えておけば電話はありませんし、急いでいる方なら電話の方が早く話が進むことが多いです。
⑤企業との面接
書類通過したらいよいよ面接です。キャリアキャリアアドバイザーは面接での質問される内容、面接官のタイプ、性格など細部まで把握しているケースが多いのでしっかり確認しておくことが大切になってきます。
⑥内定
内定が出てもすぐに返事をしないようにしてください。提示されている条件で本当に良いのか?もし納得できないポイントがあった場合はキャリアアドバイザーに包み隠さず伝えて下さい。
例えば年収が希望条件でない場合は、「年収を○○○万円で交渉してくれませんか?」とはっきり伝えましょう。ここで妥協しても転職してから後悔するだけです!
・面接担当者の特徴はキャリアアドバイザーに確認
・内定が出ても条件をしっかり確認して妥協しない
マイナビエージェントに登録できる場所
マイナビエージェントの登録できる箇所は全国で6カ所!他の地域の方は電話での紹介になります。
・東京(京橋)
住所 :東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー4F/9F/10F
最寄り:銀座線京橋駅2番出口直結
・横浜
住所 :神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル19F
最寄り:横浜駅東口 より徒歩3分
・大阪
住所 :大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA30F
最寄り:大阪駅より徒歩1分
・名古屋
住所 :愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア9階
最寄り:名古屋駅桜通口より徒歩2分
・札幌
住所 :北海道札幌市中央区北二条西3-1-20 札幌フコク生命越山ビル9F
最寄り:札幌駅 徒歩7分
・福岡
住所 :福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル7階
最寄り:博多駅 徒歩1分
履歴書・職務経歴書はどのタイミング?
履歴書・職務経歴書を書くタイミングはできるだけ早い方が有利です。
必ず守ってもらいたいのが面談の前日までには履歴書・職務経歴書共に提出をすることです。(書き方がわからなくても作成して提出することが大事)
提出が面談時になってしまうと職歴の確認からになってしまい時間がムダになってしまう可能性大です。提出が前日までに済んでいれば、職務経歴書をもとにキャリアアドバイザーが求人を準備してくれますので、話が進むのが早いんです。
せっかく時間をかけて面談にいくわけですから、事前準備はしっかり終えて、今の条件でどんな求人が紹介されるのかをしkっかり確認できる面談にしておくことがポイントです。
内定がもらえるまでの期間
登録から内定がもらえるまでの期間は人によって様々ですが、最短で2週間~1ヶ月です。平均すると1ヶ月~2ヵ月、仕事をしながらの転職活動の場合は、3カ月程度かかることもあります。
まずは登録して情報収集することが大事になってきます。転職しようと思ったタイミングで登録するのではなく、少しでも「転職」という言葉が頭をよぎった段階で登録することをオススメします。
平均 :1ヶ月~2ヵ月
遅い人:3カ月以上
マイナビエージェントと総評
マイナビエージェントは転職エージェントジャンルの中で3、4番手ではありますが、利用者満足度が高いエージェントと言えます。
特に、キャリアアドバイザーの丁寧なサポートが評価されており、初めて転職する方や、転職回数が少ない方、20代、第二新卒者の転職にはオススメできる転職エージェントといえます。
一方で、40代、ハイキャリア層の転職にはそこまで強くないと言えるでしょう。総合的には登録しておいて間違いない転職エージェントと言えるでしょう。
丁寧なサポートをしてくれますので、転職するか悩んでいる方や先に情報収集をしたい方も是非登録をしてください。
・転職が初めて、転職回数が少ない方
・丁寧なサポートを希望する方
・40代以上、ハイキャリア層
・首都圏以外で面談を希望する方