Twitterが公開しているPC向けのWebクライアント「TweetDeck」を、Androidスマートフォン上で見やすく表示できるように改造した猛者が現れた。
アプリ名は「TJDeck」で、作成者は@totorajさん。アプリの内蔵Webブラウザ(WebView)でTweetDeckを開き、独自のJavaScriptファイルを読み込ませることで、TweetDeckのカラムなどをスマートフォンの画面に合わせて表示できる仕組み。
Twitterの「流れるタイムライン」こと、アプリ開発者向けのリアルタイム更新機能「User Streams API」は、8月16日から段階的に機能を停止し、8月23日に完全終了した。TweetDeckではUser Streams終了後もリアルタイム更新を利用できることから、totorajさんはTweetDeckのスマートフォン向けカスタマイズを始めたという。
TJDeckは、GitHub上でAndroidアプリのインストールパッケージであるapkファイルとして配布している。そのため、インストールする場合は、Androidデバイスの設定で提供元不明アプリのインストールを許可するように変更する必要がある。
totorajさんは、Google Playでアプリを配布しない理由として、「何もサポートはできない。もしセキュリティなど不安であればGitHubに公開しているソースコードを確認し、自身でアプリをビルドしてほしい」としている。
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