Bluetooth対応の無線イヤホン、特に左右が完全に独立しているタイプのイヤホンは、ケーブルが絡まったり何かに引っかかったりしないので便利だ。しかし、充電が不要なことや、安定した接続、音質といった長所を理由に、有線イヤホンを使い続ける人も少なくない。
Googleは、そんなファンの多い有線イヤホンを有線リモコン化するための技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間8月14日に「INTERACTIVE CORD」(特許番号「US 10,047,459 B1」)として登録された。出願日は2017年1月27日。
この特許は、電力や電気信号を送るためのケーブルに触れることで、さまざまな操作を実行可能にする技術を説明したもの。電力や電気信号を伝える導線の周囲を繊維で覆うタイプのケーブルであれば、有線イヤホンに限らず、デスクスタンドの電源ケーブルや、PCに接続するUSBケーブルのようなものに対しても、この特許は適用できる。
特許のポイントは、ケーブルを保護する繊維と一緒に導電性のある糸を編み込み、ユーザーの指などでケーブルに触れられると、その位置を静電容量の変化で取得する仕組み。触れられた位置や、触れられたい値の変化といった情報を各種操作に割り当てることで、ケーブルの触れ方をさまざまな動作の実行コマンドとして解釈する。
音楽プレーヤに接続した有線イヤホンなら、触れ方によって音楽の再生や停止、音量の調整、頭出し、といった操作が実行できる。デスクスタンドなら、オンとオフの切り替え、明るさの調整などに応用できるだろう。
ライオンが公開!「口臭リスク」判定アプリ
やればできる--担当者が語った誕生秘話とは
収益向上のためにモノ⇒コトの転換が必要に
とはいえ、課題が山積みで・・・
時間・場所から解放されることで働きやすい
環境と良質なカスタマーサポートを両立!
LGスマホがアップデートで
AIカメラ機能を強化した理由