連日の猛暑にいささか参っておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
僕は、「あんまり高くなくてそこそこ良い感じに撮れるコンデジない?」と聞かれることが増えてきました。
というわけで、あんまり高くなくて(10万円以下)そこそこ良い感じに撮れる(大型センサー搭載)の、いわゆる高級コンデジを比較して、どういった人にはこの機種!みたいな感じでオススメしていきます。
目次 [非表示]
高級コンデジとは?
ってか、高級コンデジって何?普通のコンデジとどう違うの?と思いますよね。
この記事では、高級コンデジを「センサーサイズが大きくて(1.0型以上)、明るい(F値が小さい)レンズを搭載するコンデジ」とします。
おそらく巷で言う高級コンデジもコレに当てはまると思います。
サイズは小さくて、スマホでは撮れないような画が撮れるわけですね。
SONY RX100M5 / RX100M3
高級コンデジといえばこれ!というのがSONYのRX100M5です。
RX100シリーズは高級コンデジ市場の火付け役といっても過言ではありません。
- 1.0型の大型センサー
- 焦点距離24~70mm
- F1.8~2.8の明るいレンズ
- 最高24コマ/秒の連写性能
- 315点のAFポイント
- 960fpsのスーパースローモーション
- 4Kでの動画撮影
- ファインダー(EVF)を搭載
といった特徴があります。ぶっちゃけこれ買えばいいんじゃね?と思っています。
ただ、価格が比較的高いという問題があるので、予算が許すならRX100M5を買っておけ。というのが持論です。
ただ、動画はあまり録らないという人にはRX100M3もオススメです。というか、性能はこれで十分です。
SONY Cyber-shot RX100V DSC-RX100M5
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SONY RX100M5 / RX100M3の仕様
RX100M3とRX100M5の比較をすると以下のようになります。
RX100M5 | RX100M3 | |
---|---|---|
センサー | 1.0型 メモリ積層型CMOSセンサー |
1.0型 裏面照射CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2,010万画素 | 約2,010万画素 |
焦点距離 | 24~70mm | 24~70mm |
F値 | F1.8~2.8 | F1.8~2.8 |
高速シャッタースピード | 1/32000秒 | 1/2000秒 |
ISO感度 | ISO125~12800 拡張:ISO80/100/25600 |
ISO125~12800 拡張:ISO80/100/25600 |
オートフォーカス | 315点(像面位相差AF) 25点(コントラストAF) |
25点(コントラストAF) |
高速連写 | 約24コマ/秒 | 約10コマ/秒 |
光学式手ブレ補正 | ○ | ○ |
動画撮影 | 4K 30p フルHD 60p |
フルHD 60p |
ファインダー | 0.39型 約235万ドット | 0.39型 約144万ドット |
モニター | 3.0型 約122.9万ドット チルト式 | 3.0型 約122.9万ドット チルト式 |
スローモーション | 最大960fps | – |
バッテリー使用時間 | 静止画撮影:約220枚 動画撮影:約110分 |
静止画撮影:約320枚 動画撮影:約160分 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約101.6×58.1×41.0mm | 約101.6×58.1×41.0mm |
重量 | 約299g | 約290g |
価格(Amazon) | 88,600円 | 63,000円 |
違いは
- 高速シャッタースピード
- 高速連写
- 動画性能
- EVFの解像度
- スーパースローモーション
- バッテリー使用時間
といったところです。
この比較から、RX100M5はRX100M3の動画性能を強化したもの。ということが分かるんじゃないでしょうか。
細かいことを言えば高速シャッタースピードやEVFの違いもありますが、ライトな使い方ならそこまで大きな違いじゃないかなと。
つまり、写真性能だけであればRX100M5もRX100M3も大きな差はない、といってもまぁいいかなと思うわけです。
なので、価格を優先するならRX100M3で十分というわけですね。
SONY Cyber-shot RX100III DSC-RX100M3
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RICOH GR II
RICOH GR IIは、RX100同様高級コンデジとして有名なRICOHのGRシリーズの一番新しいやつ。
センサーサイズはAPS-Cと、RX100シリーズよりも大型のセンサーを搭載しています。
特徴としては
- 1型より大きいAPS-Cのセンサー
- ローパスフィルターレスで高画質
- 28mm F2.8のレンズ
- 35mm/47mmクロップモード搭載
- 外部ファインダーやフラッシュ、コンバージョンレンズ装着可能
と言った感じ。
機動性と拡張性に優れたスナップシューターとしても名高いコンデジですね。
RICOH GR IIの仕様
GR II | |
---|---|
センサー | APS-Cサイズ CMOSセンサー |
有効画素数 | 約1,620万画素 |
焦点距離 | 28mm |
F値 | F2.8 |
高速シャッタースピード | 1/4000秒 |
ISO | ISO100 ~ 25600 |
高速連写 | 約4コマ/秒 |
光学式手ぶれ補正 | – |
動画撮影 | フルHD 30p |
EVF | – |
モニター | 3.0型 約123万ドット |
スローモーション | – |
バッテリー使用時間 | 静止画撮影:約320枚 動画撮影時間:約45分 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約117.0×62.8×34.7mm |
重量 | 約251g |
価格(Amazon) | 65,007円 |
FUJIFILM X100F
なぜか僕の周りにめっちゃ多いFUJIFLIMが発売する、X100F。
特徴としては
- APS-Cセンサー
- アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー
- 35mm F2.0のFUJINONレンズ
- 最高感度ISO 51200(拡張ISO)
- FUJIFILMならではのX-Transセンサーとフィルムシュミレーション
- 50mm/70mmのデジタルテレコンバーター
- 1/32000秒の超高速電子シャッター
といった感じ。
あとは見た目がクラシックカメラみたいでいいですよね。
フィルムシュミレーションはかなり評判がよくて、撮って出しならFUJIFILMが一番いいって人も少なくありません。
これもまた、人気の高いカメラです。
FUJIFILM X100Fの仕様
X100F | |
---|---|
センサー | APS-Cサイズ X-Trans CMOS IIIセンサー |
有効画素数 | 2,430万画素 |
焦点距離 | 35mm |
F値 | F2.0 |
高速シャッタースピード | 1/32000秒 |
ISO | ISO200~12800 拡張:ISO100/25600/51200 |
フォーカスポイント | 325点 |
高速連写 | 約8コマ/秒 |
光学式手ぶれ補正 | – |
動画撮影 | フルHD 60p |
ファインダー | 光学ファインダー:視野率 約92%、ファインダー倍率0.5倍 EVF:0.48型、約236万ドット、視野率約100% |
モニター | 3.0型 約104万ドット |
スローモーション | – |
バッテリー使用時間 | 静止画撮影:約270枚(EVF)/約390枚(OVF) 動画撮影時間:約60分 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約126.5×74.8×52.4mm |
重量 | 約469g |
価格(Amazon) | 99,017円 |
FUJIFILM XF10
2018年8月23日に発売されたばかりのXF10は、コンパクトながらもAPS-Cサイズのセンサーを搭載したモデル。
特徴は
- ポケットサイズでAPS-Cセンサーを搭載
- 28mm F2.8のFUJINONレンズ
- フィルムシミュレーションが使える
- 35mm/50mmのデジタルテレコンバーター
- タッチ対応の3.0型モニター
- 4K動画の撮影が可能
- Bluetoothによるスマホ・PCとのワイヤレス通信
といった感じ。
基本的なところは抑えつつも初心者でも使いやすいような設計になっているカメラだなと思います。
FUJIFILM XF10の仕様
XF10 | |
---|---|
センサー | APS-Cサイズ CMOSセンサー |
有効画素数 | 2424万画素 |
焦点距離 | 28mm |
F値 | F2.8 |
高速シャッタースピード | 1/16000秒 |
ISO | ISO200~12800 拡張 : ISO100/25600/51200 |
高速連写 | 約6コマ/秒 |
光学式手ぶれ補正 | – |
動画撮影 | 4K 15p フルHD 60p |
ファインダー | – |
モニター | 3.0型 約104万ドット タッチパネル |
スローモーション | – |
バッテリー使用時間 | 静止画撮影:約330枚 動画撮影時間:約55分(4K)/約70分(フルHD) |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約112.5×64.4×41.0mm |
重量 | 約278.9g |
価格(Amazon) | 57,827円 |
Panasonic LX100
- 1型より大きい4/3型センサー
- 4:3、3:2、16:9の、どのアスペクト比で使用しても画素がカットされない
- Leicaブランドのレンズ
- マグネシウム合金ボディ採用
- 4K動画や4K動画から写真を切り出す4Kフォトなど機能が充実
が特徴のカメラ。
1型より大きいセンサー、焦点距離・F値がRX100シリーズより少し上なLeicaブランドのレンズを搭載しています。
2014年発売ながらも4K 30pの動画撮影に対応しているのもポイント。
2018年10月18日に待望の後継機LX100M2が発売されますね。高いけどそっちも期待。
LX100、いいんですけど結構前に販売が終了していて新品で手に入れるのがちょっとしんどいです。
2018年7月頭くらいのときは7万円くらいで売られていましたが、現在はAmazonで11万円くらいします。初値とほぼ変わらない…
Panasonic LX100の仕様
LX100 | |
---|---|
センサー | 4/3型 MOSセンサー |
有効画素数 | 1280万画素 |
焦点距離 | 24~75mm |
F値 | F1.7~2.8 |
高速シャッタースピード | 1/16000秒 |
ISO | ISO200 ~ 25600 拡張:ISO100 |
オートフォーカス | 49点 |
高速連写 | 約60コマ/秒 |
光学式手ぶれ補正 | ○ |
動画撮影 | 4K 30p フルHD 60p |
EVF | 約236万ドット |
モニター | 3.0型 92万ドット |
スローモーション | – |
バッテリー使用時間 | 静止画撮影:約320枚(LVF)/約350枚(モニター) 動画撮影時間:約45分 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約114.8×66.2×55mm |
重量 | 約393g |
価格(Amazon) | 110,918円 |
Canon G1 X mark III
「PowerShot Gシリーズ」の中でもAPS-Cサイズのセンサーを搭載したG1 X mark III。
- APS-Cサイズのセンサー
- 焦点距離24-72mm F2.8~5.6
- 約236万ドットの有機EL EVF
- タッチパネルでの操作がEVF内の映像と連動
- 4段分の手ブレ補正
- バリアングルモニタ搭載
- 防塵・防滴構造
という特徴があります。APS-Cサイズのミラーレスに標準ズームをつけっぱなしにするくらいならこいつ買ったほうが良くね?となるような機種ですね。
気になるのはテレ端(72mm)のF値がF5.6スタートになるところくらいでしょうか。まぁ、どの焦点距離でもF2.8以下が必要!という人でなければ十分検討する価値のあるカメラです。
APS-Cサイズのセンサーで、ズームができて、EVFが付いていて、10万円以下のコンデジ、強くない?
Canon G1 X mark IIIの仕様
G1 X Mark III | |
---|---|
センサー | APS-Cサイズ CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2,420万画素 |
焦点距離 | 24~72mm |
F値 | F2.8~5.6 |
高速シャッタースピード | 1/2000秒 |
ISO | ISO 100~25600 |
オートフォーカス | 49点 |
高速連写 | 約9コマ/秒 |
光学式手ぶれ補正 | ○ |
動画撮影 | フルHD 60p |
ファインダー | 0.39型 約236万ドット |
モニター | 3.0型 約101万ドット タッチパネル バリアングル式 |
スローモーション | – |
バッテリー使用時間 | 静止画撮影:約200枚/約250枚(エコモード) |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約115.0×77.9×51.4mm |
重量 | 約399g |
価格(Amazon) | 99,770円 |
Canon G7 X Mark II
Canon G7 X Mark IIは、キヤノンの大型センサーを採用したコンデジ「PowerShot Gシリーズ」の中の1つ。
G7 X Mark IIの他にも同シリーズの1型センサー搭載モデルは、高倍率ズームの「G3 X」、EVF搭載モデルの「G5 X」、薄型軽量モデルの「G9 X」がありますが、スタンダードモデルであろうG7 X Mark IIをチョイス。
特徴は
- 1.0型のセンサー
- 焦点距離24~100mmと他より望遠側が有利
- F18~2.8で明るいレンズ
- 4段分の手ブレ補正
- タッチパネル・チルト式モニタ採用
といった感じ。
今回比較する7機種の中では最も安くズーム域も広いので、安くてそこそこいい画質の写真が撮れるカメラとしてはかなり高ポイントです。
Canon G7 X Mark IIの仕様
G7 X Mark II | |
---|---|
センサー | 1.0型 裏面照射型CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
焦点距離 | 24~100mm |
F値 | F1.8~2.8 |
高速シャッタースピード | 1/2000秒 |
ISO | ISO 125~12800 |
オートフォーカス | 31点 |
高速連写 | 約8コマ/秒 |
光学式手ぶれ補正 | ○ |
動画撮影 | フルHD 60p |
ファインダー | – |
モニター | 3.0型 約103万ドット タッチパネル チルト式 |
スローモーション | – |
バッテリー使用時間 | 静止画撮影:約265枚/約355枚(エコモード) |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約105.5×60.9×42.2mm |
重量 | 約319g |
価格(Amazon) | 55,9321円 |
それぞれを比較
挙げた7機種の仕様を比較しました。ここはまぁ流し見でよいです。
※表はスクロールできます。
RX100M5 | RX100M3 | GR II | X100F | XF10 | LX100 | G1 X Mark III | G7 X Mark II | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
センサー | 1.0型 メモリ積層型CMOSセンサー |
1.0型 裏面照射型CMOSセンサー |
APS-Cサイズ CMOSセンサー |
APS-Cサイズ X-Trans CMOS IIIセンサー |
APS-Cサイズ CMOSセンサー |
4/3型 MOSセンサー |
APS-Cサイズ CMOSセンサー |
1.0型 裏面照射型CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2,010万画素 | 約2,010万画素 | 約1,620万画素 | 約2,430万画素 | 約2,424万画素 | 約1,280万画素 | 約2,420万画素 | 約2,010万画素 |
焦点距離 | 24~70mm | 24~70mm | 28mm | 35mm | 28mm | 24~75mm | 24~72mm | 24~100mm |
F値 | F1.8~2.8 | F1.8~2.8 | F2.8 | F2.0 | F2.8 | F1.7~2.8 | F2.8~5.6 | F1.8~2.8 |
高速シャッタースピード | 1/32000秒 | 1/2000秒 | 1/4000秒 | 1/32000秒 | 1/16000秒 | 1/16000秒 | 1/2000秒 | 1/2000秒 |
ISO感度 | ISO125~12800 拡張:ISO80/100/25600 |
ISO125~12800 拡張:ISO80/100/25600 |
ISO100~25600 | ISO200~12800 拡張:ISO100/25600/51200 |
ISO200~12800 拡張:ISO100/25600/51200 |
ISO200~25600 拡張:ISO100 |
ISO100~25600 | ISO125~12800 |
オートフォーカス | 315点(像面位相差AF) 25点(コントラストAF) |
25点(コントラストAF) | 325点 | 49点 | 49点 | 31点 | ||
高速連写 | 約24コマ/秒 | 約10コマ/秒 | 約4コマ/秒 | 約8コマ/秒 | 約6コマ/秒 | 約11コマ/秒 | 約9コマ/秒 | 約8コマ/秒 |
光学式手ぶれ補正 | ○ | ○ | – | – | – | ○ | ○ | ○ |
動画撮影 | 4K 30p フルHD 60p |
フルHD 60p | フルHD 30p | フルHD 60p | 4K 15p フルHD 60p |
4K 30p フルHD 60p |
フルHD 60p | フルHD 60p |
ファインダー | 0.39型 約235万ドット | 0.39型 約144万ドット | – | 【光学ファインダー】 視野率 約92% ファインダー倍率0.5倍 【EVF】 0.48型 約236万ドット 視野率約100% |
– | 約276万ドット | 0.39型 約236万ドット | – |
モニター | 3.0型 約122.9万ドット チルト式 |
3.0型 約122.9万ドット チルト式 |
3.0型 約123万ドット | 3.0型 約104万ドット | 3.0型 約104万ドット タッチパネル |
3.0型 約92万ドット | 3.0型 約104万ドット タッチパネル バリアングル式 |
3.0型 約103万ドット タッチパネル チルト式 |
スローモーション | 最大960fps | – | – | – | – | – | – | – |
バッテリー使用時間 | 【静止画撮影】 約220枚 【動画撮影】 約110分 |
【静止画撮影】 約320枚 【動画撮影】 約160分 |
【静止画撮影】 約320枚 【動画撮影】 約45分 |
【静止画撮影】 約270枚(EVF)/約390枚(OVF) 【動画撮影】 約60分 |
【静止画撮影】 約330枚 【動画撮影】 約55分(4K)/約70分(フルHD) |
【静止画撮影】 約320枚(LVF)/約350枚(モニター) 【動画撮影】 約45分 |
【静止画撮影】 約200枚/約250枚(エコモード) |
【静止画撮影】 約265枚/約355枚(エコモード) |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約101.6×58.1×41.0mm | 約101.6×58.1×41.0mm | 約117.0×62.8×34.7mm | 約126.5×74.8×52.4mm | 約112.5×64.4×41.0mm | 約114.8×66.2×55mm | 約115.0×77.9×51.4mm | 約105.5×60.9×42.2mm |
重量 | 約299g | 約290g | 約251g | 約469g | 約278.9g | 約393g | 約399g | 約319g |
価格(Amazon) | 88,600円 | 63,000円 | 65,007円 | 99,017円 | 57,827円 | 110,918円 | 99,770円 | 55,931円 |
結局オススメの高級コンデジはどれなのよ
初心者にオススメする高級コンデジのポイントは
- ズームはあったほうがいいのでは
- USB充電 or USB給電できたほうが良さそう
- 価格は10万円以内に抑えたい
- それでいていい写真が撮れる
かな~と思います。
ズームができる高級コンデジたち
光学ズームが可能なのは5機種で、それぞれを比較したのが以下
※表はスクロールできます。
RX100M5 | RX100M3 | LX100 | G1 X Mark III | G7 X Mark II | |
---|---|---|---|---|---|
センサーサイズ | 1.0型 | 1.0型 | 4/3型 | APS-Cサイズ | 1.0型 |
焦点距離 | 24~70mm | 24~70mm | 24~75mm | 24~72mm | 24~100mm |
F値 | F1.8~2.8 | F1.8~2.8 | F1.7~2.8 | F2.8~5.6 | F1.8~2.8 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約101.6×58.1×41.0mm | 約101.6×58.1×41.0mm | 約114.8×66.2×55mm | 約115.0×77.9×51.4mm | 約105.5×60.9×42.2mm |
F値 | 約299g | 約290g | 約393g | 約399g | 約319g |
価格 (Amazon) |
88,600円 | 63,000円 | 110,918円 | 99,770円 | 55,931円 |
って感じ。
センサーサイズが大きいのはG1 X Mark III。しかし、他の4つにくらべてサイズ・重量がどうしても大きくなってしまいます。
逆に言えば、サイズはちょっとくらい大きくてもいい、というのであれば全然ありですよね。1型とAPS-Cサイズってかなり差がでかいですしね。その分大きくボケのある写真を撮ることができますよ。
また、センサーサイズが大きいことでダイナミックレンジも広くなり、明暗差の激しいシーンにも強いです。新品価格が10万を切っているというのもなかなかグッド。
大きいセンサーサイズでボケや広ダイナミックレンジを楽しみたければG1 X Mark IIIがいいでしょう。
同じ1.0型の3つの中で、ズーム域が大きいのはG7 X Mark2で4.2 倍。
他にも3つの中でも細かい差はあるんですが、あんまり考えすぎると何も買えなくなるのでザックリと、
- ズーム域が大きいほうがよければG7 X Mark2
- SONYが好きならRX100M5 / RX100M3
- 動画も撮りたければRX100M5
- ファインダーが合ったほうがいいならRX100M3
- とにかく安いのがよければG7 X Mark2
って感じでしょうか。
ちなみに、個人的にはRX100M3がオススメです。
焦点距離こそG7 X Mark2には及びませんが、RX100M3の方が
- EVFがある(明るくてモニタが見づらいときに便利)
- USB給電が可能なので撮影も可能(G7 X Mark2は充電のみ)
- 30g軽い
と言った点で有利かなと思います。
SONY Cyber-shot RX100III DSC-RX100M3
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ズームは必要ないよ!という人へ
ズームは必要ないという人の場合は
- サイズは関係ないからいい写真が撮りたいならX100F
- フィルムシュミレーションが使ってみたいならXF10
- 拡張性・機動性を重視するならGR2
という感じでしょうか。
X100Fは他の2つに比べると土俵が違う感じがしますね。
多少サイズが大きくてもいいから画質優先!という人には十分検討の余地ありだと思います。普通にあれはいいカメラですし、新品価格が10万円を切ってきたのも嬉しい。
小さいのがいい!というのであればXF10とGR2。これもちょっと比較してみましょう。
GR2 | XF10 | |
---|---|---|
センサーサイズ | APS-C | APS-C |
画素数 | 1,620万画素 | 2,424万画素 |
ISO感度 | ISO100 ~ 25600 | ISO200~12800 拡張 : ISO100/25600/51200 |
オートフォーカス | コントラストAF | インテリジェントハイブリッドAF (コントラストAF/像面位相差AF) |
動画 | フルHD 30p | 4K 15p、フルHD 60p |
モニター | 3型 約123万ドット | 3型 104万ドット |
起動時間 | 約1秒 | ハイパフォーマンス時:約0.7秒 通常時:約1.1秒 |
タッチパネル | – | ○ |
NFC | ○ | – |
Bluetooth | – | ○(4.1) |
アクセサリーシュー | ○ | – |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約117.0×62.8×34.7mm | 約112.5×64.4×41.0mm |
重量 | 約251g | 約278.9g |
価格 (Amazon) |
65,007円 | 57,827円 |
発売から日が浅いXF10の方が基本性能は上という感じですね。
大体の人はXF10でいいかなと思います。評判のいいフィルムシュミレーション使えますし、4K動画も撮影できます。タッチパネルも便利そう。
しかしGR2にもいいところがあります。それは拡張性と機動性。
アクセサリーシューには外部ファインダーや外部フラッシュを装着することが可能で、21mmのワイドコンバージョンレンズ、撮影距離4~8.5cmのマクロコンバージョンレンズもあります。
起動性についてなんですが、一見XF10の方が起動時間は速いように思いますが(というか速いんですが)、XF10にはレンズキャップがあるんですよね。なので、例えばポケットに入れておいた状態からの撮影は電源オン/オフでレンズの開閉するGR2の方が有利というわけです。
一概にこれがオススメ!とは言えないのがカメラですね。スペックよくてもなんとなくフィーリング合わなかったら使いづらいなってなりますし。
- ズームできた方がいいのか
- 動画性能こだわるのか
- コンパクトさを重視するのか
あたりを考えながら絞り込んで、実機を触ってみるというのがいいと思います。
僕はNikon Z6が欲しいです。
※価格(Amazon)は2018年8月28日のもの