2018年08月28日(火)

Fast Company:元Appleヒューマンインターフェース担当デザインディレクターImran Chaudhri氏との会話メモを公開

Imran Chaudhri氏

Imran Chaudhri氏

Fast Companyが、Appleで、約22年間ヒューマンインターフェースを中心としたデザインディレクターを務めたImran Chaudhri氏と話す機会があったとし、彼の個人的な倫理観は、常に巨大企業の意思決定と整合していなかったと話したと伝えています。

Imran Chaudhri氏は、初代iPhoneにおける最初の開発メンバー6人のうちの1人で、プロトタイプ開発の初期段階で「着信拒否」にどう応答すべきかを考えていたそうです。

また、iPhoneへの機能制限に関するコントロールレベルについては、Steve Jobs氏、マーケティング部門などと内部闘争が起こり、非常に困難を極めたそうです。

大企業における製品設計は複雑な性質を持っていて、会社の利益、顧客へのサービスを倫理的に成立させ、企業として設計することは本当に複雑なことなのだと語ったそうです。

Imran Chaudhri氏は「それらをユーザーが否定するのは簡単なことで、ましては正しくないとまで言われる。しかし、バランスをとる事を選んでしまうとさらに難しくなり、時には諦めも重要で、なにか変更と十分ではないと言うが、少なくとも正しい方向へ向かっている。」と話したそうです。

Imran Chaudhri氏は、インターフェースについて「声と感情は、自然な成り行きとして考えられるが、ノブやダイヤルは人間工学の問題となり、クリックやタップは繰り返しストレス障害の問題となる。人類がマシンを操作する上で不自然な何かと取り組む時間が発生する。それを先読み予測することで、スマートな操作性が可能になるだろうと考えていると話したそうです。


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