18/8/27(月)22:21
中央省庁などで明らかになっている障害者雇用の水増し問題で、県警でも不適切な算入があったことが分かりました。
県警ではことし6月時点で、事務などを担う一般職員や非常勤職員として障害者54人を雇用し、障害者雇用率は法定基準を0.05パーセント上回る、2.55パーセントと報告していました。
しかし全国で発覚する雇用水増し問題を受けて県警が調査を行ったところ、本来は計上しない警察官8人を算入していたことが分かったということです。
8人は警察官として採用後、病気などを理由に障害者手帳を所持した人たちで、この8人を除くと実際の雇用率は0.7パーセント法定基準を下回ります。
こうした誤りは少なくとも昨年度も行われていて、県警は「算入しても問題ないという誤った認識だった。
法令をしっかり確認しつつ障害者雇用を計画的に進めていく」としています。
18/8/27(月)22:20
27日午前、小田原市内の用水路で男性が死亡しているのが見つかりました。
県警によりますと27日午前11時過ぎ、小田原市井細田で「用水路に人が引っかかっている」と点検に訪れた市の職員から通報がありました。
男性は上半身が用水路に引っかかり水につかった状態で、およそ2時間半後に救助されましたが、死亡が確認されたということです。
所持品などから、死亡したのは市内に住む65歳の男性とみられ、目立った外傷はありませんでした。
県警は、男性が誤って用水路に落ち流された可能性もあるとみて、身元の確認などを進めています。
18/8/27(月)22:19
川崎市は市内にあるブロック塀の撤去や新設を補助する制度のために、およそ7500万円を補正予算案に追加計上することを明らかにしました。
この制度はことし6月に大阪府で起きた地震で、倒れたブロック塀の下敷きになり小学4年生の女の子が死亡した事故をきっかけに設けられるものです。
川崎市は個人が所有するブロック塀などについて人の通行が多い道路や公園に面し高さ1.2メートルを超えるものの撤去に最大で30万円を助成するとし、この制度には2000万円を計上。
また、市立の保育園や小学校で建築基準法に適合しない疑いがあるブロック塀については新設に必要な経費としておよそ5500万円を計上しました。
福田紀彦市長は27日の臨時記者会見で民間ブロック塀撤去の助成について「一歩踏み込んだ形で対策をとった。
多くの人にこの制度を利用してもらいたい」と話しました。
18/8/27(月)22:18
藤沢市の保育園の建物に、過去、有害物質のアスベストが使用されていた問題で、元園児に対して1万円の見舞金を支払うなど市が今後の対応を発表しました。
この問題は、1972年に開園した藤沢市立浜見保育園で、旧遊戯室の天井に有害物質のアスベストが使用され、その後の改修工事や雨漏りなどで飛散したとみられるものです。
現在、アスベストは除去されていますが、ことし5月、飛散状況などを検証していた委員会が市に対して、対象となる元園児や元職員への補償を求める答申を提出していました。
27日の会見では、今後の対応が示され、当時、保育園児として通園していたおよそ750人を対象に、一律で1万円の見舞金を支給する制度を設けます。
また、市がすすめた検査を行った場合、手当てとして、4000円をあてるということです。
さらに、保育園のアスベストと関連が認められた疾患には治療費などを支払うほか、関連性が低い場合でも、100万円を給付するとしています。
藤沢市によりますと、保育園のアスベスト問題で対象となるおよそ750人のうち、450人ほどの所在が不明だということです。
18/8/27(月)22:17
横須賀市教育委員会は駅や電車内で盗撮したとして市立小学校の非常勤講師を停職の懲戒処分にしました。
停職3カ月の懲戒処分になったのは横須賀市立小学校の28歳の男性非常勤講師です。
横須賀市教委によりますと男性講師はことし5月、帰宅途中に京急久里浜駅の上りエスカレーターと停車中の電車内でかばんに入れたスマートフォンで女性の下着などを動画で撮影したということです。
男性講師は県迷惑行為防止条例違反の罪で起訴され、罰金30万円の略式命令を受けました。
横須賀市教委は27日付けで男性講師からの辞職願を受理しています。
18/8/27(月)22:15
感染症のひとつ「肝炎」の早期発見や治療を呼びかけるプロジェクトの一環で、横浜や巨人で活躍した元プロ野球選手の仁志敏久さんが県庁を訪れました。
現在、日本では肝炎ウイルスの持続感染者が300万人から370万人いると推定され、国内最大級の感染症となっています。
放置しておくと肝硬変や肝臓がんへ移行する可能性があり、厚生労働省が早期発見・早期治療の必要性を訴えるプロジェクトを進めています。
27日はプロジェクトに賛同した元プロ野球選手の仁志敏久さんが県庁を訪れ、ウイルス検査の受検率が国民の半数にとどまっている現状などを黒岩知事に伝えました。
18/8/27(月)22:04
県立高校の30歳の男性教諭が、勤務先の高校で女子生徒のスカートの中を盗撮したとして、27日、県教育委員会から懲戒免職の処分を受けました。
県教委によりますと懲戒免職処分となった男性教諭は6年前から7月までの間、勤務していた横浜市内と鎌倉市内の県立高校の校舎内で女子生徒のスカートの中をスマートフォンで盗撮したということです。
被害に気づいた女子生徒が別の教諭に相談し発覚したもので、少なくとも30人が被害にあったとみられています。
男性教諭は「スカートが短く自分の好みの生徒を狙った」などと事実関係を認めていて、現在、県警が捜査を進めています。
また県教委は悩み相談を受けていた女子生徒に車の中で抱きつき口にキスをしたとして、県西地区の公立中学校の男性教諭を停職6カ月に。
ツイッター上で教え子の女子生徒について「阿呆の極み」などと書き込んだとして、別の公立中学校の49歳の男性教諭を減給の懲戒処分にしています。
18/8/27(月)22:03
去年12月、川崎市麻生区でスマートフォンを操作しながら自転車に乗り、歩行者の女性にぶつかり死亡させた罪に問われていた元女子大学生の裁判で、横浜地裁川崎支部は元女子大学生に有罪判決を言い渡しました。
この裁判は去年12月、川崎市麻生区上麻生にある歩行者専用道路で電動自転車を運転し、歩行中の米澤晶子さんに後ろから衝突し死亡させたとして近くに住む20歳の元女子大学生が重過失致死の罪に問われていたものです。
元女子大学生は事故当時、左手でスマートフォンを操作し、右手には飲み物のカップを、そして左耳にはイヤホンをつけて音楽を聞いている状態で自転車を運転していたことがわかっていて、これまでの裁判で起訴された内容を認めていました。
27日の裁判で横浜地裁川崎支部の江見健一裁判長は、「人を死傷させ得る運転は周囲の者の安全を全く顧みない自己本位なもので、過失は重大である」と指摘。
一方で、事故発生時の自転車の速度が比較的低速だったことなどから、「生命侵害の危険性が特に高い運転であったとまではいえない」として、元女子大学生に禁固2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
18/8/27(月)20:01
横浜市は、今後の教育のあり方について話し合う総合教育会議を開き、新しい教育大綱について意見が出されました。
横浜市は、市長と教育長、それに教育委員が出席して、教育のあり方や抱えている課題について話し合う総合教育会議を年に1度、開いています。
27日の会議では、3年間で取り組む教育の方向性を示す、「教育大綱」を新たに定めるため、市が案を示しました。
案には、基本理念に「人を思いやる優しさ」や、「自立していく力」などが盛り込まれていて、教育委員からは子どもが価値観の違いを認め合えることの大切さや、東京オリンピックパラリンピックを活用した共生社会の実現について意見が出されました。
このほかにも、重大ないじめの再発防止のために行われている対策について、報告されました。
18/8/27(月)13:19
幻のサツマイモと呼ばれる「クリマサリ」の出荷が平塚市内で始まりました。
「栗に勝る」美味しさから名付けられた「クリマサリ」。
ほくほくの食感とほんのりとした甘さ、それにくねくねとした細長い形が特徴です。
紅の色が薄いことなどから県外の製菓会社に加工用として出荷されることが多く、市内の市場に出回る量が少なかったことから幻の芋と呼ばれています。
27日は、市内の農家で育てられたクリマサリの形や大きさをJAの職員らが確認する「目合わせ会」が行われ、およそ1.9トンが出荷されました。
担当者によりますとことしは気温の高い日が続いたため、例年より大きく育ち、収穫量も多かったということです。
「クリマサリ」は、平塚市内の直売所などで販売されます。
18/8/27(月)13:18
昨夜、愛川町で妻の前の夫との息子を刃物で切りつけ殺害しようとしたとして、61歳の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、愛川町中津の会社員、宮前信久容疑者です。
宮前容疑者は26日午後8時15分頃、自宅で妻の前の夫との息子である幸山秋男さんを刃物で切りつけ殺害しようとした疑いが持たれています。
幸山さんは首などを切りつけられ意識不明で病院に搬送され治療を受けています。
県警によりますと、宮前容疑者の70代の妻が体調を崩したため家族らで今後の介護について話し合いをしていた際、口論になったとみられています。
調べに対し宮前容疑者は切りつけたことは認めていますが、「殺すつもりはなかった」と殺意については否認しているということで、県警が詳しい経緯を調べています。
18/8/27(月)13:16
県内は27日も朝から晴れて横浜では最高気温34.8度と猛暑日一歩手前となっています。このあとさらに気温は上がる予想で、熱中症に厳重な警戒が必要です。
県内は朝から晴れて気温が上がり、午前9時までに県内各地で30度を超え真夏日となっています。
正午までの最高気温は横浜で34.8度、海老名で34.4度、小田原で32.2度を記録。
予想最高気温は横浜35度、小田原34度と、このあともさらに気温が上がる見込みです。
横浜地方気象台は県内に高温注意情報を発表して水分や塩分を補給し、冷房を適切に利用するなど熱中症に十分な対策を取るよう呼びかけています。