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芝桜の丘や橋立鍾乳洞などの絶景すぐそば!秩父の個性派カフェ3選

2017.04.13 更新

東京からわずか90分程度の距離にもかかわらず、大自然に囲まれた「秩父」。雄大な自然を満喫したあとに、ゆったりとした空間で余韻に浸るのも贅沢な楽しみ方です。今回は、秩父ならではの絶景の近くにある、オススメのカフェを3つご紹介したいと思います。

秩父産のそば粉にこだわったガレットをいただける「PNB-1253」

秩父の中でも観光名所としてあまりにも有名な「長瀞(ながとろ)」。 国指定の名勝 ・ 天然記念物である「長瀞岩畳」は、圧巻の自然を体験できる、絶景スポットです。特に、船に乗りながら間近に迫る絶景を体感できる「ライン下り」は人気のアクティビティです。
▲ライン下りの船上から眺める岩畳。500m以上の長さにわたる一枚岩の自然岩石は圧巻

そんな長瀞岩畳のすぐそば、秩父鉄道・上長瀞駅から歩いて13分ほどの場所に、オススメのカフェ「PNB-1253(ピーエヌビー イチニゴサン)」はあります。観光シーズンに限らず、このお店目当てで訪れるお客さんが多く、地元の人にも人気のお店です。
▲彩甲斐街道(国道140号)を小道に入ると目に飛び込んでくる「ブック・カフェ・ギャラリー」の文字
▲小道に入り開けた自然の中にポツンとある「PNB-1253」

店内に入ると、まず印象的なのが写真や絵が飾られたギャラリースペースがあること。「PNB-1253」のオーナーは写真家で、アーティストの作品に触れやすい場所を作りたいという思いがあり、ギャラリーを併設したカフェをオープン。静かな空気感を感じながら、奥のカフェスペースに向かいます。
▲静かで落ち着いた空気感が漂うギャラリー
▲奥のカフェスペース。塗り壁と木を基調とした、あたたかい空間
▲昼下がり、日光がふんだんに差し込む席
▲オーナーや常連さんの好みで揃えられた書籍の数々

人気メニューは、秩父産のそば粉を100%使用したガレット。「半熟たまごとしゃくし菜のガレット」「武州豚(ぶしゅうとん)のロースハムガレット」「B.L.C.Tガレット」という3種類の定番に加え、いくつかの気まぐれガレット(取材時は「ショルダーハムガレット」「いちごガレット」)が季節ごとに登場し、バリエーションが豊富です。

中でも特に人気なのが、秩父のお隣・寄居町で育った武州豚を使った「武州豚のロースハムガレット」です。
▲「武州豚のロースハムガレット」(税込920円)
▲卵の黄身を贅沢に絡ませていただくガレット

ガレットを口に運ぶと、そのモチッとした食感に感動します。武州豚のハムはとってもジューシー、絡んだ卵の黄身とガレット、三位一体で深~い味わいを楽しむことができます!

また、食後にはこだわりのオーガニック自家焙煎コーヒーがオススメ。こちらのお店では、フェアトレードで仕入れたオーガニックコーヒー豆をその日に使う分だけ毎日焙煎。注文ごとに挽いた豆をネルドリップ(布ドリップ)で淹れることで、いつでも美味しいコーヒーを提供しています。
▲手間はかかるが、毎日焙煎することにこだわっているオーガニックコーヒー「PNBオリジナルブレンド」(税込460円)
▲コーヒーを飲みながら、雄大な自然を眺められる

ホッと一息、コーヒーを飲みながら外の景色を見ていると、こちらのお店のマスコット・ヤギの「ブッチ」が目に飛び込んできます!都会ではあり得ない、大自然の中のカフェならではのシチュエーションに、非日常を感じますね。
▲マスコット・ヤギの「ブッチ」、愛らしさがたまらない
▲オーナーの保坂さんは写真家でもある

長瀞の雄大な景色を楽しむついでに、産地にこだわったガレットやコーヒーとアートで、特別な時間を過ごしてみてはいかがですか?

最高級コーヒー×かき氷の新感覚メニューを味わう「JURIN’s GEO」

続いては、秩父市街から電車・バスで約20分の秩父鉄道・浦山口駅近くにある「JURIN’s GEO(ジュリンズジオ)」。秩父ジオパークに認定(※)された橋立鍾乳洞のすぐそばにある事でも有名です。

※ジオパーク=地球化学的な価値を持つ、貴重な遺産。秩父エリアは2011年、日本ジオパーク委員会の審査により全国15番目の日本ジオパークに認定された。
▲ジオパークに指定された橋立鍾乳洞の入口

JURIN’s=樹林、GEO=ジオパークから名付けられた店名は、まさに自然と共に楽しむカフェを象徴しています。そして、こちらは豊かな自然だけでなく、コーヒーの品質やその味わい方にも特徴があり、遠くからわざわざ訪れるお客さんも多いようです。
▲鍾乳洞入口のすぐ横にある「JURIN’s GEO」

店内は広々としていて、イス席や座敷席など席にも余裕がある事から、家族連れやグループで訪れても、ゆったりと過ごせます。
▲座敷席からも外の自然が満喫できる
▲外の景色を眺めながら隣り合って座る人気席

こちらでは、秩父の天然氷を細かく削ったかき氷と、0.001%の奇跡と言われている「カップオブエクセレンス(※)」受賞のコーヒーを合わせていただく「淡雪(あわゆき)」というメニューが人気。多くのメディアが取材に訪れ、ますます人気に拍車がかかっているようです。

※カップオブエクセレンス=中南米を中心とした世界各地のコーヒー生産国で毎年行われているコーヒー豆の品評会で与えられる、最高品質の称号。通称COE
▲一番人気の「淡雪」(税込783円)

かき氷は天然氷を使っている事から、きめ細かいフワフワの食感が特徴的。サトウキビのシロップの甘さもしつこさがなく、サラッと食べられます。そこにまろやかで酸味の少ないCOEコーヒーを注ぐ事で、ほんのり甘い上品なアイスコーヒーが完成します。
▲まずはサトウキビのシロップをかけてかき氷をいただき、その後コーヒーを注ぎアイスコーヒーとして別の味を楽しむ
▲コーヒー豆の品質には特に気をつけているそう
▲スタッフの内藤さん、コーヒー豆のチェックに余念がない

また、22種類のフレーバーから2種類選んで楽しめる「ワンオンワンアイスクリーム」(税込697円)もオススメ。実に231通りの組み合わせが楽しめるバリエーションです!アイスクリーム自体も、提携の専門工場から可能な限り出来立てに近い状態で提供してもらっているので、新鮮な味わいが保たれています。
▲アイスクリームメニューの一部、クリームからシャーベットまでバラエティ豊富
▲注文したピスタチオと桜のアイスの組み合わせ

かき氷、コーヒー、ジェラートとこだわりのメニューを幅広く楽しめるのがとっても嬉しいカフェですね。ジオパークに登録された圧倒的な景色と共に、ぜひ楽しんでみてください。

20種類以上のお茶から好みを探して楽しむ「tea ROMA」

ゴールデンウィークにかけて、秩父の中で最も注目されるのが羊山公園にある「芝桜の丘」。あたり一面を埋め尽くす色とりどりの花の絨毯が見事で、毎年たくさんの観光客が訪れています。そんな羊山公園のふもとに、とってもおしゃれなカフェ「tea ROMA」があります。芝桜を楽しんだ後のひと時として、ぜひ訪れていただきたいスポットです。
▲ゴールデンウィークには数多くの人が訪れる有名な「芝桜の丘」
▲「芝桜の丘」から最も近い場所にあるカフェ「tea ROMA」

店内は木調のインテリアで統一されています。静かにクラシック音楽などが流れ、車通りの多い国道299号に面しているとは思えないほど、ゆったりとした空間です。
▲ゆったりとスペースをとってある席
▲間接照明がやわらかい光を演出
▲座り心地抜群のソファーは、お客さんから「座るとやる気がなくなる」と評判

こちらのお店では、常時20種類以上のお茶を用意。オーナーの今井さんが、知人を通じて紹介されたお茶の中から、すべて飲んでみた上で、好みのものを仕入れているとのこと。自分の好み、体調、気分にあわせて、お茶を選んでいただける豊富なラインナップになっています。もちろん、好みや気分を伝えて、今井さんにセレクトしてもらうのもOK。「カフェインをなるべく控えたい」「花粉症に効くお茶がほしい」などの要望をいただくこともあるのだとか。
▲中国茶から紅茶まで幅広く20種類以上が用意されている
▲お茶は急須やポットで提供され、自分の好きなタイミングでお茶を注げる
▲「文山抱種(ぶんさんほうしゅ)」(税込800円)。渋みも少なく、スッキリ飲みやすい

特に台湾茶の品揃えが多く、人気があるそう。今井さんいわく「台湾茶は発酵度にバラツキがあり1煎目と2煎目で味の違いが出るので、ぜひそれを楽しんでほしい」とのこと。
▲一人で訪れた際には、カウンター席に座って、今井さんとの談話を楽しむのがオススメ
▲店内に西陽がさす頃はオブジェの影がとても印象的になる

芝桜で華やかな景色を嗜んだ後は、少しゆったりとした時間を味わえる「tea ROMA」でくつろぐことで、旅の思い出が一層深まるでしょう。その時の気分にあわせて、好みのお茶をセレクトして、ゆっくり過ごしてみてくださいね。
どのカフェも、周辺の絶景になじむお店ばかり。たっぷり絶景を満喫するついでに、ゆったり過ごす場所としては本当にオススメです!そのお店を目当てに行ってみるのもよし、周辺を観光してからふらっと立ち寄るのもよし。自分のプランに合わせて、ぜひ足を運んでみてくださいね。
浅見ゆたか

浅見ゆたか

埼玉秩父のローカルWebメディア「ちちぶる」編集長。秩父の魅力を再発見し発信しつつ、地方フリーランスの働き方を広めるため、リモートワーク・テレワークを促進する活動なども行っている。

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