美容院ではどんなヘアマニキュアを使って白髪染めをしているの?

美容院で白髪染めをする際、みなさんはヘアカラーとヘアマニキュア、どちらを使ってもらっていますか?

案外、美容院でヘアマニキュアをする方って少ないんですよね。

「美容院で染めればお金がかかるし、しかもヘアマニキュアって色持ちも短いし…。」

市販品のヘアマニキュアで白髪染めをしている方はこんな意見が多いと思います。

しかし、同じヘアマニキュアでも、市販品と美容院で結構違うって知っていました?

というわけで今回は、ドラッグストアや百貨店で販売している市販品のヘアマニキュアと、美容院で使用しているヘアマニキュア、一体何が違うのかを詳しく見ていきましょう!

市販品のヘアマニキュアはどんなもの?

ドラッグストアや百貨店などを見ているとよくわかるのですが、市販品のヘアマニキュアって結構種類が少ないんですよね。現在見かけることが多いのは、

  • ブローネ・ヘアマニキュア(花王)
  • シエロ・ヘアマニキュア(ホーユー)
  • サロンドプロ・ヘアマニキュア・スピーディー(ダリヤ)

ぐらいではないでしょうか。他にも市販品のヘアマニキュアはありますが、どこに行っても置いてあるのはこれぐらいだと思います。

市販品は内容成分にご注意を

市販品のヘアマニキュアは、ヘアカラーに含まれている成分と同じものが入っている場合もあります。例えば、ブローネ・ヘアマニキュア。使い心地はまずまずですし、毛髪を保護する成分も入っていますが、髪の毛を溶かす水酸化ナトリウムが入っているのは少し心配なところ。

こういった成分は染まり具合や色持ちを良くするために入っているのでしょうが、その分髪へ負担をかけてしまうので気をつけなければいけません。ですから、市販品のヘアマニキュアを使用する際には、内容成分をキチンと確認する必要があります。

美容院で使っているヘアマニキュアはどんなもの?

種類が少ない市販品の白髪染めですが、美容院のヘアマニキュアはどうなのでしょうか。

美容院ではどんなメーカーのヘアマニキュアを実際に使用しているのか、詳しく見ていきましょう。

ファルグラン(ミルボン)

おそらくほとんどの美容院はこちらのヘアマニキュアを使用しているでしょう。そのぐらい業界の中ではメジャーなヘアマニキュアなんです。

従来のヘアマニキュアは液ダレやはじきが多く、せっかく根元に塗っても染まりが悪くなることがほとんどでした。しかしファルグランは根元にぴったりとまるので、今までのヘアマニキュアよりもしっかりと白髪を染めることができますよ♪

HB ジュエライズ(ナプラ)

ビビット系、ブラウン系、モノトーン系ととにかくカラーバリエーションがとても多いです。

また髪をいたわり、保護する成分として、6種類のハーブエキスが配合されています。ハーブの香りに包まれて、リラックスしながら白髪染めをおこなうことができそうですね。

カラーストーリー オアシック(アリミノ)

こちらのヘアマニキュアはなんとコメ粉を配合!キメ細かいコメ粉が髪の毛同士の摩擦を軽減し、洗い流したあとの軋みをなくします。

また、トリートメント成分(トリートメントベール、トリートメントケラチン)を配合していることで根元をふんわりとボリュームアップさせる効果が。白髪と髪のボリュームダウンにお悩みの方に適しています。

3種類のヘアマニキュアをご紹介しましたが、驚くことに、なんと今回紹介したヘアマニキュアは、ネット通販などで購入することができるんです!

しかも、価格は市販品とほとんど変わりません。ただし、内容量は市販品のヘアマニキュアよりやや少ないので、ロングヘアの方だと2つ以上必要になるでしょう。現在市販品のヘアマニキュアを使っているみなさん、是非、美容院で使用している良質なヘアマニキュアを使ってみてはいかがでしょう?

 

ヘアマニキュアを使用する際は

市販品のヘアマニキュアと美容院のヘアマニキュア、どちらを使うにしても、やはり「地肌に直接つけずに染める」ことが絶対条件です。

ヘアマニキュアは地肌につくと色が落ちにくく、場合によってはかぶれ症状を引き起こすこともありますので、使用する際には十分注意しなければいけません。

美容院で染める

美容院でヘアマニキュアを行う際は、美容師さんが「ゼロ・テクニック」という技術を使って髪を染めてくれます。

このゼロ・テクニックとは、地肌にカラー剤をつけず、根元ギリギリの部分からカラー剤を塗布していくテクニック。プロならではの技なので、私たち素人がやるのはなかなか難しいと思います。地肌にヘアマニキュアがついてしまう心配がある方は、やはりプロの手におまかせして染めてもらうことをおすすめします。

保護クリームは忘れずに!

頭皮以外の肌も守っていかなければいけません。ヘアマニキュアを使用する前には必ず、こめかみやおでこの生え際に保護クリームをつけましょう。

ただし、頭皮につけるのはNG。頭皮に保護クリームを塗ると、髪が染まりにくくなってしまいます。頭皮にはホホバオイルや椿オイルなど、天然植物由来のオイルを軽くつける程度にしましょう。

自宅で染めるならヘアカラートリートメントが一番!

「美容院はお金がかかるから行きたくない。でも地肌にヘアマニキュアがついてしまわないかすごく心配」そんな方は、地肌にカラー剤がついても心配のない“ヘアカラートリートメント”を使っちゃいましょう。

実はヘアカラートリートメントは、ヘアマニキュアの仲間ってご存知でしたか?どちらも髪の外側に色をつけるカラー剤なのですが、配合されている染料が違うんです!

ヘアカラートリートメントは、地肌についても洗い流せばすぐに色が落ちる仕組みになっています。ですから、頭皮にヘアマニキュアがつかないか不安に思っている方でも安心して使うことができますよ。ただ、染まり具合・色持ちはヘアマニキュアと全く違うので、その点は頭の片隅に入れておいてくださいね。

まとめ

市販品のヘアマニキュアと美容院のヘアマニキュアの違いをお話しましたが、価格がそこまで変わらないのであれば、より髪にやさしいヘアマニキュアを使っていきたいですよね。しかし、ヘアマニキュアは地肌につけないカラー剤。手先に自信がない方は、やはり美容院で染めてもらうことをおすすめします。どうしても美容院でヘアマニキュアをやることに抵抗がある方は、地肌についても心配のないヘアカラートリートメントを使いましょう。


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