キムタク目当てでananを電子書籍を購入したら全カットされていたというまとめが注目されています。
自分は男子なのであまりキムタクが載っているような本を読むことがないんですが、以前に一度酷い例を目にしました。その掲載誌は月刊アフタヌーン。
なぜこんなマニアックめの漫画雑誌にキムタクが登場したかといえば、かつてこの雑誌で連載していた「無限の住人」がキムタク主演で実写映画化されたからでした。
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それを記念して「映画むげにんロケ観覧記」なるレポ漫画が掲載されていたんですが、これが酷い。
なんと、主人公役の木村拓哉の絵が黒塗り。その前のページでは北代高士がそのまま出ているのに。
某ドラが黒塗りなのはまあ理解できる。でも映画の番宣漫画で主役が黒塗りって、判断基準おかしくない?
前述のまとめでは「これはジャニーズとananとの契約だからanan側に文句言うべき」という無理筋な用語をしている人もいた( id:bkios とか)けれど、絵すら掲載不可にするなんて出版社側で想定できるわけもないわけで、普通にジャニーズ側からのゴリ押しだって考えるのが自然なんじゃないのかね。
そして華麗なるオチ
ちなみにこのマンガの前編が掲載されていた5月号の電子書籍版では、普通にキムタクの顔が掲載されていたという。
ちゃんとキムタクだって分かるレベルで上手い。
当初は「マンガだからオッケーでしょ」と鷹揚に構えていたジャニ側が掲載されたこの絵を見て「なにこれ! これじゃあ写真と一緒でしょ!」と大激怒して急遽後編だけ黒塗りで対応したんじゃないかと想像できます。絵が上手すぎるゆえの悲劇というべきか。
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