開発期間8年、ドット絵で大空を描く2Dアクション『Owlboy』が配信開始。すでに海外メディアでは高評価を記録

ノルウェーに拠点を構えるD-Pad Studioは、Steam/Humble/GOGにて『Owlboy』の配信を開始した。価格は2480円。『Owlboy』はフクロウの少年「オータス」となり、友人たちの力を借りながら世界を探検していく2Dアクションゲームだ。2007年からプロジェクトはスタートし、数々のインディーアワードを受賞するなど長年切望されていた。なかなか発売日が決まらずユーザーをやきもきさせる部分もあったが、ついに8年間の時を経て配信が開始された。

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すでに海外メディアでは同作のレビューが掲載されており、Destructoidが100点、GameCriticsが95点、Kill Screenが84点と名だたるメディアから好評を得ている。こうしたメディアでは全体的に、ひと目見ただけで息を呑むグラフィックを背景やなめらかに動くアニメーション、オータスを中心に繰り広げられるあたたかいシナリオ、広大かつ丁寧に作られたマップや刺激にあふれた戦闘などが評価されているようだ。今現在でもつぎつぎに絶賛のレビューが投稿されており、すでにヒットの予感を漂わせている。

スタッフも本作の開発に費やした8年間という月日にはただならぬ想いがあるようで、スタジオの中心人物であるアートディレクターSimon Stafsnes Andersen氏は「『Owlboy』の発売が明日だなんて信じられないよ。Owlboyという言葉を広めてくれたすべての人々に感謝したい。それが僕にできることのすべてだ。」と喜びの声をあげている。

D-Pad StuioのYouTubeチャンネルでは、本作の世界観がたっぷりと味わえる楽曲を一部無料配信しているので、そちらもチェックしてみてほしい。

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