小川町に8月20日オープンの担々麺屋さんに行ってみた。あんまり前情報がなかったのだけれど、お店の雰囲気は資本系なのかなという印象。店員さんはおそらく全員が中国の方のよう。
お昼時だったがお客さんは2,3名のみ。まだオープンしたばかりで知られていないのかしら。席数は多いので少々寂しい。BGMもかかっているのかどうか分からないほどの音量で(もしかしたら違うお店の音楽が漏れ聞こえてきただけかもしれない)ちょっと居心地の悪さを感じる。
食券制ではないのでカウンターに座ってメニューを見ていると、横に店員さんが張り付いて注文を待っている。そんな焦らさないでよと思いつつ、「チャーシュー担々麺」(1,000円)を注文。基本の担々麺は800円なので、少し高め。同じ並びにある人気店「つじ田」と比べれば、同水準だがどうか。
注文して割とすぐに担々麺がやってきた。なるほど。「はしご」系か。見た目そっくり。こうなるとおそらく資本系の有名店インスパイア店なんだろうなと思う。
味も比較的似ていて、ちゃんと研究したんだなあと思う。ゴマ風味は薄目で、醤油ベースのさらっとしたスープ。酸味も再現されている。
担々麺には珍しい細ストレート麺もちゃんとしている。ちょっと柔らかめで弾力がないような気もするが、それでもおいしい。
チャーシューは肉厚で柔らかい。味はわりと淡白だけど、スープに浸せばおいしく食べられる。チャーシュー麺にしちゃったせいで、麺のほうが先になくなっちゃうくらいチャーシュー入っていた。
おそらく工業化されたスープなのだろうけど、それでもレベルはそれなりに高いものができるというのが嬉しいような、悲しいようなという感じではある。こちらのお店が今後人気店になるのか気になるところだ。