みたらしミルクかき氷だと…!? 新潟長岡の老舗「江口だんご」の甘味を食べずしてこの夏は終われない

長岡市の四代続く老舗「江口だんご」(新潟県長岡市宮本東方町52-1)は、新潟を代表する甘味処です。季節によってメニューは変わりますが、特に夏のメニューがおすすめです。中でも人気が高いのは「みたらしミルクのかき氷」。だんご屋さんのつくる、みたらしとかき氷が合体した和菓子好きにとって夢のメニューなのかもしれません。夏が終わる前にぜひこのかき氷を食べに新潟まで来てください! (長岡のグルメランチ

みたらしミルクかき氷だと…!? 新潟長岡の老舗「江口だんご」の甘味を食べずしてこの夏は終われない

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ライターのルリ子(@ruricocoa)です。

夏が終わる前に、すべてのスイーツ好きに全力でおすすめしたい甘味処があります。

それは新潟では言わずと知れた、長岡市の四代続く老舗「江口だんご」です。
私はこの夏、江口だんごである甘味に心を射止められてしまいました。

その名も、”みたらしミルクのかき氷”。

だんご屋さんのつくる、みたらしかき氷ですよ。ほかでは絶対に味わえないですよね?

しかも江口だんごでは、一年を通して地産の食材にこだわった季節の食事や甘味が楽しめるんです。そのどれもが満足度の高いメニューばかり。もはや江口だんごに足を運ばない理由はありません!

さっそくお店に行ってみましょう。

 

江口だんご本店へ

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長岡インターから車で約10分、長岡市の郊外にどでかいだんごのモニュメントが目に飛び込んできます。

ここが江口だんご本店です。

 

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のれんをくぐり庭を抜けると、目の前に趣ある立派な建物が。

なんでも県内の古民家や蔵を移築して、店舗として再生されたそう。


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そして店内に入って2階のこちらが、食事や甘味が味わえる喫茶です。

古民家の趣ある雰囲気と、窓から見える山や棚田にいつ来ても癒やさるんだよなぁ。
せっかくお昼に来たことだし、店自慢のランチをいただくことにします!

 

江口だんごのランチが侮れない

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私が注文したのは枝豆赤飯御膳(1,000円)。
まずは前菜からいただきます。

こんにゃくの田楽だんご、さつまいものオレンジ煮、うち豆とわらびの切り干し大根。
見た目は素朴だけれど、素材の味を生かした優しい味付けにほっとできます。

 

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そしてお待ちかねの御膳がやってきました。

メインの赤飯のほかに、長岡の名産である巾着なすの和え物や、7種類もの具材が入った新潟郷土料理ののっぺ汁など、地元野菜をふんだんに使ったおかずがなんとも色鮮やか。

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赤飯の枝豆には、香り高く旨みの強い、新潟黒埼茶豆が使われています。

意外と知られていませんが、新潟は枝豆の作付け面積が全国1位なのに、出荷量は7位と少ないんです。
まさに黒埼茶豆は県外になかなか出回らない、幻の茶豆!
 

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そんな今しか味わえない貴重な茶豆と、醤油で味付けされた長岡赤飯を一緒にいただきます。

蒸かしたてをいただけるから、お米がふっくらとして力強いコシもあって、とにかく食べごたえがすごい!

 

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そしてなんとも嬉しいのが、デザートの笹だんご。
きなこがまぶしてあるので、上品でやさしいお味です。

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一口でペロリ。

肉や魚は一切ないのに、食後の満足感がすごいんですよ。だんご屋といえども一切妥協していない証拠です。

もちろんこれだけで満足してはいけません!

 

だんご屋のみたらしミルクかき氷

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見てください! これがだんご屋さんの、みたらしミルク(650円)です

かき氷のための特製みたらしソースと、練乳ベースのミルクシロップがたっぷり。

見た目の美しさに思わずテンションが高まる!

 

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まるで飴細工のように、べったりとまとわりついた濃厚みたらしソース。

みたらし好きにはたまらないひとすくい。

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おおぉぉぉ。

みたらしソースがダイレクトに脳内を刺激してまるで稲妻を撃たれたような感覚…!

みたらしと練乳ミルクの想像以上の甘じょっぱさに言葉を失ってしまったが、それでも夢中で口に運びたくなる不思議。

 

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途中で別添えのひんやり冷たいもちもちの白玉を、みたらしミルクに絡めて食べるとこれまたおいしい。

まさにみたらしソースそのものを味わうためのかき氷!

これだけでも幸せすぎるのですが、夫とふたりで来たのを良いことにあんみつも注文しました。

 

贅沢すぎるクリームずんだあんみつ

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こちらは夏限定のクリームずんだあんみつ(800円)

甘露煮の栗、天草の寒天、白玉、さくらんぼずんだ餡を添えた、なんとも贅沢なあんみつです。
ずんだには、長岡産枝豆が使われています。

 

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うまい。

このあんみつのために作られたという加勢牧場の特製ソフトクリームが、濃厚で冷たくて、一瞬で多幸感に包まれる。

なんと言ってもずんだ餡との相性が抜群…!

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さらに塩の効いた赤えんどうが、全体の甘さをぎゅっと引き立ててくれる。 

 

お土産も忘れない

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帰り際に売店で手に入れたのは、私が虜になっているお茶豆(ちゃめ)もち。

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お茶豆もちは、もち米の王様とも呼ばれる新潟のこがね餅に、黒埼茶豆の餡とからめた甘いおもちです。

粒感の残る茶豆の舌ざわりと、やわらかくなめらかなお餅があぁおいしい…。
甘いなかにも茶豆の旨味とコクが病みつきになります。

8月下旬にはなくなるかもしれないので、店頭へ急ぐべし!

 

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さらに、江口だんごの定番商品、五色だんごもゲット。
左からあんこ、抹茶、ごま、みたらし、のり。どれも上品な大人の甘さです。

ただし江口だんごのだんごは賞味期限が短い。笹だんごは冷凍も販売していますが、お店でなければ、できたてのお餅の美味しさは味わえません。


江口だんごは、甘味好きもそうじゃない人も虜にする一流のだんご屋さん。
一度食べたらきっと忘れられない味になりますよ。

取材したお店 

江口だんご本店
住所:新潟長岡市宮本東方町52-1
電話:0258-47-4105
定休:元日
営業時間:午前9時〜午後18時/喫茶は午前10時〜午後17時30分(L.O17時)、ランチは平日15:00、土日祭日16時まで
駐車場:あり
WEB:http://www.e-dango.com/

※掲載された情報は取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

筆者プロフィール

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五十川 ルリ子

フリーライター,フォトグラファー。新潟のおいしいものを発信。
アイドル好きで、SHOWROOMの視聴が日課。

Twitter:@ruricocoa
Blog:毒いちご - 新潟グルメや日々のブログです。

 

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