財政難の野辺山観測所、特別公開に2000人 来場者「継続を」
国立天文台野辺山宇宙電波観測所(南佐久郡南牧村)で25日、恒例の特別公開があった。観測所は来年6月以降、国立天文台本部(東京)からの遠隔操作態勢に移行する方針が示されるなど財政難を抱えており、特別公開も来年度以降は「検討中」(同観測所)。来場者からは継続を願う声も出た。
特別公開は観測所の研究内容などを広く知ってもらう狙いで、開所翌年の1983(昭和58)年から続く。この日は県内外から約2千人が訪れ、45メートル電波望遠鏡を見学するなどした。
特別公開では、電波望遠鏡は見学しやすいように傾けられ、来場者は「大きい」と見上げたり、記念撮影したり。観測所職員は「電波なので(明るい)昼でも夜でも観測できます」などと電波望遠鏡の性能や運用方法を説明した。
千葉県市川市から家族4人で訪れたパート従業員井口恵子さん(36)は「子どもが喜ぶので、3年前から毎年来ている」。財政難の観測所については「宇宙とのつながりが感じられる場所。特別公開も含め、どうにか存続してほしい」と話していた。
(8月26日)
特別公開は観測所の研究内容などを広く知ってもらう狙いで、開所翌年の1983(昭和58)年から続く。この日は県内外から約2千人が訪れ、45メートル電波望遠鏡を見学するなどした。
特別公開では、電波望遠鏡は見学しやすいように傾けられ、来場者は「大きい」と見上げたり、記念撮影したり。観測所職員は「電波なので(明るい)昼でも夜でも観測できます」などと電波望遠鏡の性能や運用方法を説明した。
千葉県市川市から家族4人で訪れたパート従業員井口恵子さん(36)は「子どもが喜ぶので、3年前から毎年来ている」。財政難の観測所については「宇宙とのつながりが感じられる場所。特別公開も含め、どうにか存続してほしい」と話していた。
(8月26日)
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