有名なのでみんな知っているとは思うけど一応説明すると、緑チームと青チームがリアルタイムで陣地を奪い合ってやんやんするやつです。説明終わり。
チーム戦なので(チーム戦って言い方も変だけど)、友人同士やチャットツールなどを使って複数でやっている人もいるんだけど、俺はコミュ障なので細々と一人で遊んでた。
近所のポータル(奪い合うピンみたいなもの)が敵に取られていたら取り返したり、自分のポータルを守ったり程度。
それで十分楽しかった。
このゲームはリアルタイムで陣地を取ったり取られたりしているので、当然のことながらリアルで敵に遭遇したりもする。
ただまあ、そこで「ちわっす」みたいなことが起こるわけでもなく、
「いまポータル壊してんの、あの人かなー」
って思うくらい。
とはいえ、毎日同じ場所でゲームしていると、だいたいのユーザーさんの名前は覚えるようになる。
Doraemonさん(垢名)は毎日あそこのポータル守ってるなー
とか
Pikachuさん(垢名)はでっかいフィールド(陣地)作るなー
とか。
長くなったけど、ここから本題。
ある日、俺がいつもの帰り道を歩いていると俺がオーナーの近くのポータルが誰かに攻撃されていた。
攻撃されると遠隔でエネルギーを補充することもできるので、壊されないように補充した。
壊しているのはよく名前を見る人で、かなりの高レベルプレイヤー。
Google+なんかでプレイ日記を公開していて、お仲間もたくさんいるような地域の有名プレイヤーだった。
このゲームは攻撃する側が圧倒的に強いゲームなので、ポータルを守り切れることなんてほぼない。
でもそのときは何を思ったのか近くのポータルだから、直接行って守ろうとした。これが間違いだった。
ポータルの範囲内に入るとエネルギーのチャージだけじゃなくて、シールドを貼ったり、壊されたポータルを修復できたりする。
しかしそんなことをすると壊している人とリアルエンカウントをする危険性も高まるわけで。
結果、実際に会うことはなかったんだけど、最終的にチャットが直接飛んできた。
「AP(経験値)稼ぎさせてくれてどうも。無駄な努力おつかれ」
これを見ていっきに怖くなって、なんてことしたんだーって後悔。
俺のアホ。
なんでそんな危険なことしたんだ。
Ingressの有名プレイヤーたって中身はただの暇人のおっさんじゃないかー。(俺も暇人のおっさんなんだけど)
こんなメッセージ送ってくるやつってことはろくなやつじゃないだろう。
この出来事があってから、自宅周辺じゃIngressできなくなっちゃって、リアルゲームの怖さみたいなのを感じた。
これからPokemon Goとかが発売されると血みどろの世界が始まるかもしれないっすね。
そのゲリラ感とか権謀術数の掛け合いみたいなノリが醍醐味なんだろうな リアルでライアーゲームみたいなことやってるとか考えて陶酔してる 一時期のサバゲーブームみたい サバゲー...