みなさんは、投資をするときに、どのようなサイトを見て情報を得ていますか?
本記事では、あなたの周りの投資家と知識レベルに差がつくサイトをわかりやすくご紹介していきます。
これを読むことで、あなたの投資判断がより良いものになることでしょう。
それでは一緒に見ていきましょう。
目次
押さえておくべきサイト
1.世界の株価
世界の株価は、すべての投資家に必要なデータが揃っています。
世界の株式相場を把握でき、相場が大きく変動した際にもより多くの市場を見ることで、関連性に気づく可能性が高まります。それにより、素早い対応が可能となります。
私自身、2015年のチャイナショックの際には、このサイトを欠かさずチェックをすることで、デイトレード、スキャルピングに役立てていました。
また、モバイル版も見やすいため、移動中でも気軽に確認ができます。何より、ページが軽いため、動作にストレスを感じさせない魅力があります。
>>世界の株価を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
2.世界の株価 リアルタイム版
世界の株価にはリアルタイム版という、カスタマイズ可能なバージョンも存在します。最新のニュースも見れて情報量の多いサイトです。
このリアルタイム版は、多くの情報を画面いっぱいに表示させて見ることを前提に設計されているのでPC推奨になります。
カスタマイズを上手にやればスマートフォンでの対応もできるかもしれませんので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
私に場合は、より幅広く情報を得たいので、株価だけでなく為替やCFD、コモディティもこの画面で確認できるようにカスタマイズしています。以下がそのカスタマイズしたものです。
>>『世界の株価リアルタイム版』を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
3.日本経済新聞
朝起きたらまず確認しましょう。トップニュースがとても大切で、朝のビッグニュースがその日一日の株式市場に影響することがあるくらいです。証券会社の社員の多くが朝必ず見てから仕事に臨んでいます。
夕方にこのサイトを訪れると、その日話題になった大きなニュースを知ることができます。また、日経新聞はスクープも出すため、要チェックです。
>>『日本経済新聞』を見にいく<<
(PC、モバイル、アプリ推奨)
4.決算サプライズメーター
モバイル版
このサービスは、金融関係の情報提供事業を行うQUICKが、独自に算出した「サプライズレシオ(指数)」を用いて株式市場における「驚き度」を表したものです。
このサイトを見ることで、好決算銘柄の価格変動の初動に気づくことができます。
相場は人々の心理で動くため、「想定よりポジティブ」、「想定よりネガティブ」な情報は利益を出すチャンスを作ってくれます。
アナリストの業績予想平均である、QUICKの会社予想(コンセンサス)が算出されている銘柄が対象になります。
決算が発表されてから20分程度後に更新される仕組みです。
>>『決算サプライズメーター』を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
5.TDnet
>>『TDnet』を見にいく<<
(PC推奨)
企業の業績結果がわかる決算や、自社株買い、株式分割などの適時開示情報は、このサイトに最速で公開されます。
チャートだけでは、未来を見通すことが極めて難しいため、株価が上下する根拠が得られます。
投資家として腕を磨きたい方、業績チェックを怠らず、どんどん見ていきましょう。
6.GRAIL
GRAILは、金融に関する様々な情報を提供しますが、今回おすすめするのは、サイト内にあるレーティング情報を掲載するページです。
レーティングとは、証券会社のアナリストが、企業をいくつかのモデルを使用して分析し、現在の適正な株価を算出します。そして「買い」「中立」「売り」の3つの投資判断を投資家に向けて公表します。
この投資判断は株価に少なくない影響を与えるため、投資家は気にして見ています。しかし、すべてのアナリストが企業の価値を正しく分析できているかというと、そうではありません。
そのため、私たちは鵜呑みにするのではなく、彼らの判断が株式に影響を与えることがあるということを頭に入れながら投資の決定をすると良いでしょう。
>>『GRAIL』を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
7.日証金ドットコム
日証金ドットコムは信用倍率を見る際に役立ちます。何か注目する銘柄があったときに、その銘柄名で検索し、日々の信用倍率の変化を感じ取るために私は見ます。
また、停止銘柄を確認することができ、デイトレーダーは知っておくと恩恵を得られるかもしれません。
なぜなら、多くの投資家が株を借りて空売りをしている状況で、もう株が調達できない(証券会社側が投資家に株を貸せない)ということを意味するので、近いうちに買い戻しの動きがあるかもしれないからです。
その他に、銘柄ごとに『逆日歩』情報が更新されるところが、このサイトの魅力です。信用売りをするときに、株を証券会社から借りますが、そのときに発生するレンタル料を逆日歩といいます。
チャートだけでなく、このような情報を見れるようになれば急騰や暴騰の初動に気づけたりします。
>>『日証金ドットコム』を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
8.karauri.net
このサイトは、どこの機関投資家が、今どれくらい空売りを仕掛けているかがわかります。
機関投資家は、個人投資家に対して空売り規制(株の貸借の停止)されている銘柄でも空売りすることができるため、空売りを得意とする運用会社には注意したいところです。OXAMという運用会社が一時期話題になりました。
>>『karauri.net』を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
9.MSTG
MSTGでは、一つの銘柄のレーティング履歴を見るために使っています。私は、気になった企業があれば、そこがアナリストからどのような評価を受けているのかを確認するために見ます。
それによって、その銘柄の強気、弱気の程度を知り、投資判断の一助になります。
上で紹介したGRAILのレーティングが、全てのレーティングの公開を時系列で見るための位置づけであることに対し、こちらは、銘柄毎の過去のレーティングを見るためのものになります。
実はこのサイトは、本来はシミュレーション型の株式取引サイトとして運営されており、登録ユーザーはファンド運営者として様々な株を仮想空間で売買できます。
ただ、私はそのゲームには参加せず、レーティング履歴サイトとして利用しています。
レーティング情報のアクセス方法は簡単です。サイトを開いたら、右上の「銘柄検索」に社名、または4桁の証券コードを入れてます。その後、会社情報にたどり着いたら、上の「レーティング」をクリックして目的のページに辿り着きます。以下がそのページの例になります。
>>『MSTG』を見にいく<<
(PC推奨)
また、「レーティングで動いた銘柄を狙え」というコーナーがあり、初心者の方には銘柄探しの参考になると思います。
アナリストレポート
10.ゴールドマン・サックス・アセットマネジメント
ゴールドマン・サックス・アセットマネジメントは、ゴールドマンサックス(GS)グループの運用部門を担う会社です。
世界的な運用会社故、常にその運用方針や言動が注目されており、サブプライムショックの裏側でもどの証券会社よりも賢く逃げる算段を立てていました。
そんな運用会社のリサーチ部門は、エリートの中のエリートで構成されており、その彼らが語るときのマクロ経済の視点は極めて貴重なものであるといえるでしょう。
しかし個別銘柄に関するレポートは個人投資家では手に入れることはなかなか難しいでしょう。一般的に多くの証券会社が口座開設をしてくれた顧客に対し、レポートを公開していますが、GSの場合は大口の投資家、あるいは法人を相手としているためです。
>>『ゴールドマン・サックスAMのレポート』を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
11.SBI証券
SBI証券からもアナリストレポートが無料で公開されています。国内株式の中でも、業界毎に分かれており、細かい分析を見ることができます。
ただし読むためには口座開設が必要で、もしSBI証券の口座をまだお持ちでないのなら、直ぐにでも作ることを推奨します。
>>『SBI証券のレポート』を見にいく<<
(PC推奨)
◆SBI証券の口座開設はコチラから◆
12.三菱UFJモルガン・スタンレー証券(カブドットコム証券)
モルガンスタンレー証券の個別株レポートを読むことができます。ただしレポートを読むためには、カブドットコム証券の口座開設をする必要があります。
アナリストが取材をして分析をした銘柄なので、良い銘柄に出会える可能性が高まります
>>『MUFJ MS証券のレポート』を見にいく<<
(PC推奨)
◆カブドットコム証券の口座開設はコチラから◆
シンクタンク
13.第一生命経済研究所
私が見てきた数あるシンクタンク系の中でも、マクロ経済分析で特に優れていると確信している機関になります。
頻繁にレポートを公開しているため、経済全体の変化を感じ取ることができ、売買の素早い判断が可能となります。
同機関のマクロ経済分析は、リアリズムに富んでいて、彼らは決して楽観視しません。経済の本質を見るにはとても参考になるレポートを見ることができます。
>>『第一生命経済研究所』を見にいく<<
(PC推奨)
14.日本総研
日本総研はマクロ経済のレポートを主に発行しています。特徴としては、多角的なデータ、グラフを用いて解説しています。
一面的なデータ、グラフを用いた解説が必ずしも説得力に欠けているわけではありませんが、深くまで分析している客観性に優れたレポートが多い印象です。
>>『日本総研』を見にいく<<
(PC推奨)
15.大和総研
大和総研は他のシンクタンクと同様に独自の視点で分析をしたマクロ経済レポートを公開していますが、レポートのカテゴリが細分化されています。
国、地域毎の「(マクロ)経済分析」の他に、資産運用などの金融全般に関する「金融資本市場分析」、財政や社会保障などの「政策分析」などと、幅広く分析・執筆をしています。
経済・金融知識をこれから学んでいき方に向けた「入門コーナー」も設けているので安心してください。
>>『大和総研』を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
16.ニッセイ基礎研究所
それぞれが得意とする領域で分析をし、レポートにまとめているため、専門性が高く、分野も幅広く見ることができます。マクロからミクロまで国内外の変化へ気づくためのサイトです。
>>『ニッセイ基礎研究所』を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
情報サイト
17.Bloomberg
ブルームバーグは、経済・金融情報の配信、通信社・放送事業を手掛けるアメリカ合衆国の大手総合情報サービス会社です。
以前、ツイッター編でも紹介しましたが世界中の金融情報がここに集まるため、すべての投資家が見るべきサイトです。
また、海外で起きた大きな事件は、グローバル化が進んだ日本でも、大きな影響を与えることもあり、見逃せません。
ちなみに、日本語版の記事は、英語版の記事から抜粋されたものなので、情報が翻訳されるまで時間がかかります。
ただ、日本市場にだけ投資をする方の中には、日本語版で満足できる方もいるでしょう。
>>『Bloomberg(日本語版)』を見にいく<<
(PC、モバイル推奨)
18.Twitter
日本でツイッターを使って投資をすることは珍しくありません。むしろ情報収集には適していて、流れるように情報を取得できるところが魅力的なサービスです。
ただしご注意ください。誰をフォローするかは極めて重要です。そのためのおすすめアカウントを以下の記事で紹介しています。是非チェックしてみてください。
(参考:『株式トレード歴9年の私がおすすめする投資力がアップするツイッター26選』)
>>ツイッターを見にいく<<
(PC、モバイル、アプリ推奨)
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
どんなサイトが気に入りましたか?この紹介がみなさんにとって興味深く有益であったことを願っています。
こちらで紹介したサイト以外にも、投資で役に立つサイトは存在すると思います。もしあなたのおすすめのサイトがあればコメントで教えてください。みなさんからのコメントは必ず読んでいます。
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