(デザイナー向け) 3daysサマーインターンシップ開催レポート!
インディバルでは、学生向けのインターンシップを定期的に開催しています。今回は8月20日から3日間に渡って行われたデザイナー志望者向けのインターンシップをレポートします。3日間でユーザーの行動や特性からニーズを導きだして、検討したアイデアをデザインプロトタイプとしてアウトプットするまでを実践する、とても濃いワークショップになりました!
Day1. ペルソナの課題を探し、ニーズにあったアイデアをつくる
初日は、弊社で事前にインタビューを行ってまとめたペルソナと行動データを読み込むところからスタートします。このペルソナに刺さるサービスを考えていくための準備となるため、重要な情報になります。その後、インターンシップに参加している学生の間でその内容を共有しあってペルソナに対する理解を深めます。
続いてのグループワーク。ユーザーの行動を整理するためのカスタマージャーニーマップを書いていきます。プロットするポイントを決めて、セクションごとのユーザーの行動と気持ちを可視化するように書いていきます。インタビューには直接書いてないこともペルソナと発言の記録から推測・補完して書き込んでいたところがとても印象的でした。
完成したカスタマージャーニーマップとペルソナをもとに、ペルソナが感じている価値や問題に感じていることを列挙していきます。そして列挙されたものに対応するニーズを考えます。そして、その中からインターンシップ参加者が満たしたいと思うニーズを選んでもらいます。ここが難しく時間がかかるところですね。
満たしたいニーズをまとめたら、ここからは個人ワーク。ニーズにあったアイデアを考えていきます。様々なアイデアを思いつく限り考えていきます。ふせんで整理や組み合わせを行いながらまとめていく検討手法が効率的でいいですね。そして、まとめたアイデアを一言で説明できるサービスコンセプトに落とし込んでいきます。
次のステップでは、先ほど考えたサービスコンセプトに必要な機能を洗い出していきます。また、それをサイトマップとしてページ単位での構成を考えます。サービスの全体の機能を固めたらペーパープロトタイピングへ進みます。主要機能のUIを書き込んで具体化していきます。ここではプロトタピングツールとして「POP」を利用しました。ここで1日目終了です。
Day2. ペーパープロトタイプからワイヤーフレームをつくる
2日目は、前日から引き続きペーパープロトタイプを仕上げていきます。POPで動作を確認しながらサービスのイメージがニーズを満たすものになっているか確認しながら詳細度を高めていきます。その後、「Adobe XD」を使ってペーパープロトタイプを清書したワイヤーフレームにしていきます。ユーザーインターフェース、レイアウト、機能の有効性を確認します。
2日目の終わりには社内のデザイナーが集まって、インターンシップ参加者のワイヤーフレームやサービスコンセプトに対してレビューを行いました。インターンシップ参加者が考えたコンセプトはどれも面白く、社内のデザイナーにとっても刺激になりました! 和気あいあいとした雰囲気の中で2日目も終了です。
Day3.デザインの作成
最終日は、デザインの完成を目指します。ここまで機能やコンセプトの見直しを何度もかけており、タイトなスケジュールですがインディバルのデザイナーからのフィードバックや再考したアイデアをもとにデザインをおこしていきます。今回はデザインフェーズでもAdobe XDをベースに進めます。XDは軽くて扱いやすく機能も充実してきましたね。
そして、社内のデザイナーが集まった中でプレゼンテーションを行います。インターンシップ参加者が作成したデザイン案を説明してもらったのちに感想や良かった点、改善点についてレビューを行いました。短い時間で多くのプロセスを実施するため、時間配分に苦労したインターンシップだったと思います。ただ、アイデア発想からプロトタイピングフェーズで試行錯誤したため、よくコンセプトが練られておりターゲットとなるペルソナのニーズを捉えたユニークな作品ができたのではないでしょうか。インターンシップ参加者のみなさん、お疲れ様でした!
インディバルでは新卒エンジニア/デザイナー向けインターンシップを定期的に開催しています。1日から参加できるプログラムとなっていますので、ぜひ参加してみてください。
開催概要やエントリーはこちらから
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