夏本番になりました。
この時期は、春に植えた植物が大きく育ちます。
今回はその中でゴーヤを書いて行きます。
ゴーヤは緑のカーテンといわれ、猛暑には利用価値の高い植物となっています。
その他、食料としては苦い独特の食べ物ですが、その苦み成分に高い栄養価があります。
苦手にして食べないのはもったいないと思います。
ぜひ、摂取したい食べ物の一つです。
ゴーヤチャンプルーがゴーヤ料理の定番ですが、他にも様々な料理があります。
料理方法や食材を加える事によって、苦みをカバーする事ができますよ。
お酒やビールにも合うので、食べて栄養を補給しましょう。
そして、夏バテにも有効なので、食べて暑い夏を乗り切りましょう。
ゴーヤ
ゴーヤとは
ゴーヤは別名「ニガウリ」又は「ツルレイシ」といいます。
ウリ科の一年草であり、原産地は熱帯アジアです。
ゴーヤの栄養
ビタミンC
ビタミンCの含有量がトマトの約3~5倍、レモンの約2~4倍です。
ビタミンCは皮膚や粘膜の健康を保持する栄養素です。
抗酸化作用があり、肌に張りを与え、シミ予防、免疫力を高め風邪予防、抗ストレス作用を高める効果があります。
カルシウム
カルシウムの含有量が牛乳の約14倍です。
カルシウムは、骨を強くし、ストレス抑制、老化防止、免疫力を高める効果があります。
鉄分
鉄分の含有量がほうれん草の約2.3倍で、貧血予防の効果があります。
食物繊維
食物繊維が多く含有し、苦みの元の成分であるモモルディシンと食物繊維の作用により便秘解消効果があります。
効能
糖尿病の予防
成分のモモルディシンとチャランチンは血糖値を下げ、糖尿病の予防効果があります。
ガンの予防
ゴーヤの成分の蛋白MAP30はナチュラル細胞というガン細胞を攻撃する細胞の作用を活発にさせる効果があり、また酸化成分の生成を制御する抗酸化ビタミンであるビタミンCやビタミンEが含まれており、ガン予防とガンの進行を抑制する効果もあります。
夏バテ対策
高い抗酸化作用があるビタミンCは免疫力を高め、疲労やストレスの回復効果があり、多く含有しているビタミンB1やB-カロチン、リン、鉄分、カリウムはむくみ解消や疲労回復効果があり、夏バテ対策になります。
高血圧の改善
ゴーヤの成分のカリウムは、高血圧の原因のナトリウムを排出する効果と血圧低下作用の効果があります。
ゴーヤの保存方法
ゴーヤは品種改良され、現在は一年中食べる事ができますが、採れたその日のうちに食べるのが最もおいしいです。
ゴーヤが残った場合は、縦半分に切り新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れれば一週間程度保存できます。
また、漬物にすれば保存食となり、採れ過ぎて食べきれない場合は、保存用として天日で乾燥させ乾燥ゴーヤを作る方法もあります。
以上がゴーヤについてでした。
苦みがあるなど独特な味がする食べ物は高い栄養価のものが多いですね。
こういった食べ物を積極的に食べましょう。