『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』(公開中)の初日舞台挨拶が8月25日に角川シネマ新宿で開催され、小岩井ことり(宮内れんげ役)、村川梨衣(一条蛍役)、佐倉綾音(越谷夏海役)、阿澄佳奈(越谷小鞠役)が登壇。キャスト陣がシリーズのおなじみのセリフ“にゃんぱすー!”を放つと、朝早くから駆けつけて映画をいち早く鑑賞したファンも「にゃんぱすー!」と一体となって挨拶。笑顔いっぱいの舞台挨拶となった。
本作は田舎の学校、旭丘分校に通う生徒たちのほのぼのとした日々を描く、人気コミックが原作の日常系アニメーションの劇場版。旭丘分校の面々が沖縄旅行に行くエピソードが描かれる。
角川シネマ新宿は、7月28日よりアニメ作品だけを上映する専門劇場としてリニューアルオープン。映画の上映に加え、上映作品展示が楽しめるギャラリーが併設され、本作の上映期間は、「のんのんびより」の世界を彩る展示が盛りだくさん。会場入口には、れんげ&蛍&夏海&小鞠の4人の等身大フィギュアが並び、奥へ進むと映画の舞台となる沖縄を体験できるコーナーを楽しむことができる。
テレビアニメシリーズ第1期(13年10~12月放送)、第2期(15年7~9月放送)を経て、劇場版が完成。キャスト陣のひとりひとりが“にゃんぱすー!”と元気に挨拶。いつもの「のんのんびより」メンバーのほっこりとしたやり取りに加え、沖縄での新しい出会いも描かれる本作。ジーンとした余韻を残す作品となっており、観終わったあとに涙が出たという小岩井をはじめ、それぞれが“最高のにゃんぱす”を感じた様子で、「のんのんびより」らしい映画の完成に胸を張っていた。
久しぶりに「のんのんびより」の世界に帰還した彼女たちだが、アフレコが始まるまではソワソワしていたものの、いざスタートするや自然とその空気に戻れたそう。劇場版の公開までたどり着けたことに、ファンへの感謝を表しつつ、癒しと笑いの飛び交うキャスト陣のトークに会場も大盛り上がり。最後には再びキャストたちの“にゃんぱすー!”に呼応して、観客も手を高く挙げながら「にゃんぱすー!」と歓声を送り、舞台挨拶を締めくくった。