今回は、学生の頃に4泊5日で台湾のツアーに参加したときのことを思い出し、初めての旅行記を書いてみようと思います。
台湾は人気なので、すでにさまざまな記事が書かれていますが、僕が体験したツアーの詳細なども合わせて書いていくので、旅の参考になれば幸いです。
多くの体験の中でも、観光地として有名な「九份」や「台北101」、マニアに大人気の「ホウトン」などにスポットを当てて書いていくので、ぜひ読んでみてください。
- 台湾での5日間を通しての感想
- 台湾ツアーのプラン
- 台湾旅行1日目:ほぼ移動でおわる
- 台湾旅行2日目:名所ツアーで10スポットを巡る
- 台湾旅行3日目:「台北101」と千と千尋で有名な「九份」への旅
- 台湾旅行4日目:猫いる村ホウトンへ
- 台湾旅行5日目:帰国に向けて
- 台湾旅行に行く際に知っておきたいこと
台湾での5日間を通しての感想
まず初めに、全体的な感想から書くと「めっちゃ過ごしやすくて治安もいい…!」という、なんともチープな言葉が出てきます。
おそらく気になる人も多いであろう言語の壁もほぼ感じず、拙い英語でも意思疎通を図れました。しかも、観光地では普通に日本語も通じるので、言語の壁が気になる方でも容易に楽しめるでしょう。
海外旅行が好きな友人も初めての国なら台湾が良いと言っていたとおりで、海外旅行ビギナーの人にはぜひともおすすめしたい国でした。
ちなみに治安の良さは、普通に夜中の3時とかにぷらぷら散歩していてもモーマンタイ(無問題)なぐらいなので、むしろ日本よりも安全なのでは?って思うくらいいいとこでした。
台湾ツアーのプラン
この台湾旅行は大学の生協で予約したツアーだったんですが、「4泊5日で台湾の桃園空港着、ホテル朝食付き6万2千円]というそこそこ贅沢なプランで行きました。
切り詰めればもっとリーズナブルな旅もできる ようでしたが、初めての海外旅行ということもあり、ガイドさんもいて欲しと思ったのでこのツアーを選びました。(ただ、5日ある中の1日だけは自由行動の日だったので、その日は後述するホウトンに行きました。)
このツアーを選んだ結果として、主要な観光地が巡れただけでなく、なかなか行きづらい九份へも簡単に行けたのでよかったです。(ちなみに旅行会社の名前とガイドさんの名前をずっと間違えていたのはいい思い出です。)
台湾旅行1日目:ほぼ移動でおわる
先述の通り、今回の台湾旅行はツアーで行ったので、ある程度の日程は組まれていました。
初日は飛行機の遅れもあり、台湾の桃園空港に着いたのが夜で、宿泊先のグリーンホテルに到着したのは22時を過ぎていました。
ただ、ホテルは想像よりも豪華で、台湾のトイレは基本水が流れないのですが、ここは日本と同じような仕様で安心しました。
台湾旅行2日目:名所ツアーで10スポットを巡る
台湾旅行2日目は、中正紀念堂を含む台湾の名所巡りをしました。修学旅行形式だったので、バスに乗る▶建造物を見る▶バスに乗るを繰り返し、さまざまな地を訪れました。
この日は朝の6時に起きて出発という鬼畜のようなスケジュールだったので、目覚めが恐ろしく低血圧の僕にとっては苦戦を強いられることに。
しかし、移動用のバスがなかなか豪華だったのでテンションが高まるという子ども力を発揮し、序盤から大きめの建造物に興奮していました。だいたい1箇所につき30~60分くらいみてから移動というスケジュール感でしたが、大いに楽しめる内容でした。
名所ツアーで訪れておすすめだった場所
名所ツアーで訪れた10箇所の中でも、とくにおすすめだった場所は、お茶のお店(名称不明)と行天宮、ディンタイフォンです。
最後のディンタイフォンは食事処でしたが、はちゃめちゃに美味しかったです。ちなみにこのディンタイフォンはツアーに組まれていませんでしたが、初日の何かしらの遅れの詫び飯として振る舞われました。(圧倒的僥倖!)
台湾旅行3日目:「台北101」と千と千尋で有名な「九份」への旅
この日は、今回の旅行の中でもメインで行きたかった、千と千尋でお馴染みの九份に行きました。
九份に行く前には、台湾の大都会「台北」にある台北101という、札幌でいうところのJRタワー、東京でいうところのスカイツリー、渋谷で言うところの109、六本木で言うところの六本木ヒルズのような場所にも行きました。
台北101について
台北101は、その名の通り台北にある巨大なショッピングモールです。中には高級ブランドの店もたくさん入っていたり、食べどころやお土産やさんなどが目白押しでした
台北101を登っている途中に、すごく近代的なフロアがあり、そこにはジュリアナ世代や、パリピたちであれば踊り出しそうなネオンが散りばめられていました。
この階で記念コインをゲットしたんですが、収集癖がある僕はこういうコインなどをすかさずゲットします。
台北101の近くにある台北市政府で換金するのがおすすめ
台北101の近くに、台北市政府という大きめな建造物があります。
その台北市政府の中にある銀行で台湾ドルに換金したんですが、手数料に1000円かかるものの、レートは2.6円/台湾ドルだったので、複数人ならここで一気に換金してしまうとグッドだと思います。
ただ、換金所は空港にもあり、そちらでも国内で換金するよりは良いレートだったので、自分のニーズに合わせて選ぶのがおすすめです。
ちなみに外観はこんな感じなんですが、中には観光案内所もあるので至れり尽くせりスポットでした。あと、観光案内所のおじいちゃんが可愛いしいい人だし、すっごく癒されたのはいい思い出です。
九份について
それではこの本題までなかなか長くなりましたが、いよいよ九份について書いていきます。まず、九份についてですが、 思ったより綺麗に見られる確率が低いようです。
あまりこの記載は見たことがなかったのでちゃんと書いておこうと思ったのですが、雨が8割、晴れ2割ぐらいのようです。
また、かなりの山奥にあるので行くのもなかなか難しく、帰りのバスもかなり混むらしいので、思ったより過酷で最初は諦めかけていました。
しかし、700元(2100円)でツアーのオプションに付けられると聞いて、即決でつけました。行ってから改めて思いましたが、九份に行きたい場合はできるだけ何かのツアーなどで行った方が得策のようです。
そして、急なスコールの後に晴れることもあるので、雨具などの装備もあると良いです。ですが、それらの困難を乗り越えた先には素晴らしい景色が見えるので、ぜひとも行ってみてほしい場所でした。
台湾旅行4日目:猫いる村ホウトンへ
僕らが止まっていたホテルは忠孝敦化という大きな駅から徒歩5分圏内の駅近ホテルで、台湾の有名なクラブにも近かいし、コンビニなども立ち並ぶかなりの都会でした。
ただ、目的のホウトンへは地下鉄では行けないので、「台鉄」という鉄道に乗り換えなくては行けませんでした。しかし、行き方はとても簡単でとりあえず台北に向かえば良いので、巧みに乗り換えて台北へと向かいました。
ちなみに台鉄の路線図はこんな感じなんですが、日本の地下鉄の路線図と似ていますよね。
しかしながら、金額は「セール中なの?」というぐらい安くて、ホウトンまでは67元で行けます。(日本円にしてなんと201円です。)
もし僕が台湾に住んでいたら週4で猫村ことホウトンに通っていると思うので、実に危なかったです。
ホウトンに着いてから
ホウトンに着くと、改札を出たあとすぐに歩道橋があり、ここが運命の分かれ道となります。ここで駅の表側に進むと廃墟と炭鉱があり、裏側に進むと猫村があります。
結果的にどちらにも沢山の猫がいたんですが、表側の猫はちょっとワイルドで、裏側の猫はお上品な感じがしたので、猫の世界にも階級のようなものはあるんだなぁと思いました。(小並感)
ちなみに、僕らは迷わず表側に行って、主に表側の世界を楽しんでいました。ただ、表側の方が自然が多く、すぐに川に降りることもできたので、他の観光客の人の多くもここで水切りなどして遊んでいました。
台湾旅行5日目:帰国に向けて
台湾旅行記もいよいよ終わりなのですが、実際に振り返ってみると行きと帰りに2日かかっていて、4泊5日のうち、実際に観光できたのは3日なんだって思うとなんだか感慨深くなった次第です。
ですが、こんなに短い期間でもたくさんのカルチャーショックを受けたり、初めて国の外に出てみてわかったことが沢山あったので、台湾に行ってみて本当に良かったです。
そして、昔の航海図とは異なり、海の向こうにはちゃんと国があったので、僕の中で歴史の歯車が動いた音がしました。
台湾旅行に行く際に知っておきたいこと
さて、前の段落で台湾旅行記は終了なので、最後に実際に台湾に行って、行く前にこれらを知っておけば良かったということをまとめて紹介してこの記事を終えます。
とても長い記事になりましたが、ここまで読んでくれた方への感謝の気持ちを込めて感動のフィナーレです。(目次から飛んできたおませさんもぜひ参考にしてみてください)
- 換金をするなら現地でした方が良い(レートなどの関係でお得)
- ルーターは国内の空港でレンタルした方が安い
- ディンタイフォンは凄まじく美味しいが、混む
- 台北101は現地ではとても有名な建物
- アイスモンスターは大きくて美味しい
- 九份に行くのは想像以上に大変だけど行く価値あり
- 猫好きはホウトンへ
- 廃墟好きもホウトンへ
- ナイトマーケットは危険な香り(唯一治安が悪いと言われている)
- 24時間営業の図書館がある
- 果物の当たり外れが大きい
- 海の向こうには別の国があった(コロンブス並感)
- 地球は平面ではなかった(マゼラン並感)
- 帰りの飛行機から見える景色は別格
- いざまとめてみたらほとんど記事の内容のおさらいだった
以上がこの記事の内容です。初めての旅行記でしたが楽しく書くことができたので、またどこか面白いところに行った際にはこういう記事も書きますね。気が向いたら普通の記事も読みに来てください。