斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

マネーフォワードで家計管理するの超快適

ここ数年、マネーフォワードを使って家計管理をしています。アプリを起動するのがもはや日常になっているぐらい、私にとって当たり前の存在になっています。

すでにご存知の方は多いと思いますが、簡単に紹介します。なお、この記事を書くことでマネーフォワードからお金をもらっているわけではありません。良いところも悪いところも書きます。

金融機関と連携すると収支と資産の全体像が把握できるサービス

マネーフォワードを利用したことがない人向けにざっくり説明すると、マネーフォワードは、カード会社や銀行や証券会社やポイントサービスなどの口座情報を集めてきて、まとめてグラフや表にしてくれるネットのサービスです。パソコンでもスマホのアプリでも見られます。

マネーフォワードは、フィンテック銘柄として(私の感覚では)過剰に評価されているマネーフォワード社が提供しています。

(株)マネーフォワード【3994】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

ここ数年同様のサービスは提供されていて、他にはMoneyTree、Zaimが有名です。MoneyTreeはUIがサッパリ過ぎたこと、Zaimは私が利用し始めたときには証券会社の口座が連携に入ってなかったことから、マネーフォワードを使っています。

一度使い始めてしまうと途中で変えるのは面倒だし、複数利用するものでもないでしょうから、最初に一通り使ってみて、利用しやすいのを使うといいかと思います。Zaimはレシート読み込み機能が強いっぽいので、現金利用が多いならZaimがいいかもしれない。

個人的には、マネーフォワードが去年上場しちゃって一つ頭抜けた印象です。自分の金融情報(ID・パス)を全部預けるとすると、上場企業の方が私は相対的に安心できます。会社が潰れそうになれば事前に把握できますしね。

資産構成がひと目で分かるの快適!

毎月・毎年の収支や現在の資産の状況をPCやスマホを通していつでも気軽にチェックできるのは本当に快適です。

私がよく利用しているのは資産構成です。現金と投資資産の割合が分かるので、リスク資産のリバランスをするのが凄く簡単です。これが本当にありがたい。f:id:topisyu:20180825043428p:plain

※できればこれぐらいの比率に持っていきたい

ペイオフや利便性を考慮して銀行口座を複数に分けていて、証券口座も何だかんだで複数持っちゃっているので、現金と投資資産が現状どんな比率かを確認するのが手間だったんですよね。

口座ごとで連携タイミングが完全に同じというわけではないんですけど、ほぼほぼリアルタイムで投資資産の評価額も分かります。証券口座にログインしなくていい。複数年間の現預金と投資資産の推移を眺めて「今の感じからするともっとリスク資産多めでもいいかなー」とか考えてます。

なお、収支については暇な時にチェックするぐらいです。我が家は、固定費は電気代、ガス代、保険代、携帯代等ほぼ削減済みで、変動費も生活水準がほぼ安定しているので変わらずで、大体収支の予想がつきます。

マネーフォワードは突然大きな支出が出ていないかを思い出したときに確認するのに使っています。

有料プラン(500円/月)は使ってません。使いません

ここまで書いてきましたけど、マネーフォワードは基本無料で使えます。凄いですよね。ただし、無料プランの制限はあります。有料プランじゃないと収支は1年以上前のものが見れません。あと、連携できる口座数が無料プランだと10に限定されます。 

プレミアムサービス機能比較表 - 家計簿アプリ 資産管理 「マネーフォワード」

私は無料プランで利用していて、恐らく今後も有料プランを利用することはないと思います。収支は先の通りそんなに興味がないし、連携できる口座数が10に限定されているのは、それぐらいで十分で、それ以上増やすのは自分が死んだときに手間がかかりますし。ポイントはマイルが確認できていれば十分です。

ああ、そうそう、そもそもですけど、我が家は夫婦で資産・収支を分けているんですよね。二人分なら余裕で口座数は10を超えるけど、一人分なら10あれば十分。

収支を過去の推移も含めて細かく管理したい、家族全体での資産・収支が見たいという人の場合は、有料プランを検討する意味はあると思います。効果の程はわかりませんが、家計診断機能もあるみたいです。

締め

以上、マネーフォワードの紹介でした。

私は結婚して子どもができてからマネーフォワードみたいな家計管理アプリを利用し始めました。もっと以前から利用していたら、独身のころや結婚したての頃に、自分がどんな生活をしていたかをお金の観点で後から眺められるので、楽しかっただろうなと思うことがあります。お金の使い方って人生をどう生きてきたか、そのものですからね。

また、お金を何かのために貯めようと思えば、収支の見える化は基本になります。家計管理アプリは、何にいくら使っているかが、特にクレジットカードや電子マネーを利用していれば、ほぼ自動的に分かるから、支出の管理が楽ちんです。家族と共有すれば意識も変わる部分があります。

私が利用し始めた当初は、果たして自分の最も重要な情報を一企業に与えていいのかという不安もありましたが、今では、メジャーな金融機関でAPI連携をしていたりしますし、

※画像はマネーフォワード、三菱東京UFJ銀行提供の参照系APIとの公式連携を開始|株式会社マネーフォワードから

みずほグループ利用者向けのマネーフォワードが提供されていたりして、

みずほ銀行とマネーフォワードが連携し、『マネーフォワード for〈みずほ〉』を提供開始|株式会社マネーフォワード

一頃よりは随分安心感は増したように思います。

思えば、『すてきな奥さん』を大学時代に読んで毎年家計簿作成に挑み挫折し続けてきましたが、マネーフォワードでは当たり前ですけど挫折知らずです。非常にありがたいですね。