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Blue Revolution(浜田麻里)

  

Blue Revolution (SHM-CD)

今回は、浜田麻里のBlue Revolutionの感想を記載します。

浜田 麻里は、日本の女性シンガーソングライター。

音楽ジャンルはJ-POP、HR/HM(ハードロック、ヘヴィメタル)。

豊かな声量と伸びのあるハイトーンを兼ね備え、抜群の歌唱力を持つ。 

1983年において糸井重里による『麻里ちゃんは、ヘビーメタル。』

というキャッチコピーと共にアルバム『Lunatic Doll〜暗殺警告』でメジャーデビュー。

1980年代後期、ポップ路線へ移行も抜群の歌唱力をキープしジャンルの幅を広げる。 

J-POPもHR/HMも歌いこなし、他の女性シンガーに対し実力の差をつけた。

活動期間:1983年~現在活動中(2018年)

 

Blue Revolutionは、(ブルー・レボリューション)1985年にリリースされた浜田麻里の5枚目のスタジオアルバム。

1曲目『Blue Revolution』は、MAKE-UPの松澤浩明、河野陽吾が作曲。

また、3曲目『Love Trial』、6曲目『Another Way』においても松澤浩明が作曲。

5曲目『Stormy Love』は、浜田麻里と松本孝弘(B'z)との共同作曲。

【当作品の参加ミュージシャン】

ギター:松本孝弘(B'z)

ベース:鳴瀬 喜博(カシオペア)

キーボード:厚見玲衣(元VOW WOW) 

 

曲順

1. Blue Revolution

2. Helter Skelter

3. Love Trial

4. Empty Heart

5. Stormy Love

6. Another Way

7. Keep On Dreams

8. Hard Dancin'

9. What About Love

 

作品について

1曲目『Blue Revolution』の貫禄のある凄まじいハイトーン・シャウトに私は平伏した。

当作品の音楽的特徴はHR/HM(ハードロック・ヘヴィメタル)の要素とポップの要素を併せ持ったサウンド構成になっております。

そこへ豊かな声量と伸びのあるハイトーンを兼ね備えた抜群の歌声が合わさり、メロディアスで聴きやすいサウンドへと形成されております。

ヘヴィメタル路線の浜田麻里からポップ路線の浜田麻里へと移り変わっていくような印象も受けました。

浜田麻里を本格的に聴き始めてからまだ日が浅いですが、当作品においても歌唱力や音楽的センスの凄さを思い知る事が出来ました。

  

2. Helter Skelter

【ビートルズのカバー】

ヘヴィなバッキングにパワフルかつワイルドなヴォーカルが絡む。

デンジャラスに荒れ狂うヘヴィネス!!!

ジワジワと体が熱くなりました。 

 

4. Empty Heart

メロディアスハードロックバラード。

美しい歌声、哀愁の歌声、激情な歌声、切ない歌声と様々な歌声を聴かせてくれる。

どれもレベルが高くて素晴らしいです。

女性ヴォーカルならではの優しい繊細な雰囲気に包み込まれる。

私は息を呑んで聴いていました!!! 

 

6. Another Way

アップテンポのスリリングなロックナンバー。 

キャッチーなメロディではあるが、ロック特有の危ない感じもある。

危険な感じがしてゾクゾクする。

緊張感が走る!!!

夜の街中にいるような錯覚を覚えました。

 

7. Keep On Dreams

透き通るようなバラードナンバー。

危険な感じの楽曲が続いていましたが、一変してクリーンなサウンドが展開される。

伸びのある歌声に気持ちが落ち着く。

だが、だれる事無く盛り上げるところは力強く歌い上げしっかり盛り上げてくれる。

聴き手を飽きさせない工夫を感じました。

 

8. Hard Dancin'

ロックというよりポップな印象が強い。

軽快なポップサウンドではあるが、荒々しいヴォーカルとロックなギターソロを展開させるなどロックな要素もある。

ヘヴィメタル路線の浜田麻里からポップ路線の浜田麻里へと移り変わっていくような印象を受けました。 

 

9. What About Love

【HEARTのカバー】

ゆったりとしたテンポが心地いい。

ハイレベルな歌唱力に改めて驚きました。

本家であるHEARTに引けを取らない!!!

しっかりと聴かせてくれる。

フェードアウトしつつ余韻を残しアルバムの幕を閉じる。

  

おんすきの選曲

・Blue Revolution

・Love Trial

・Stormy Love

 

選曲の感想 

・Blue Revolution

浜田麻里の代表曲。

ミドルテンポで荒々しいハードな伴奏ではあるが、メロディはキャッチーで聴きやすい。

ヘヴィメタル過ぎる事もなくポップ過ぎる事もないバランスが上手くとれた楽曲です。

曲の終盤、フェードアウトしながら披露されるハイトーン・シャウトに度肝を抜かれた。

このハイトーン・シャウトがあまりにも素晴らしく、『ロックの女王』という言葉が頭の中をよぎりました。 

Blue Revolution

Blue Revolution

  • 浜田麻里
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

・Love Trial

疾走感のあるスリリングなハードロックナンバー。

ロックなギターバッキングとキーボードによってスリリングな世界観が構築される。

駆け抜けるようなスピーディーな感じがカッコよく、全体的に切ない雰囲気に包まれる。

間奏ではギターとキーボードによる熱いソロバトルが展開され更に惹き込まれていく。

そして、止めのハイトーン・シャウトが烈火の如く炸裂しこの楽曲の虜になりました。 

Love Trial

Love Trial

  • 浜田麻里
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

・Stormy Love

ロックとポップが混在したエモーショナル(感情的・情緒的)なミドルテンポナンバー。

ミステリアスなキーボードサウンドが良い味を出しています!!!

負けじとメロディアスかつパワフルなヴォーカルラインが鳴り響く。

それらにより何時までも聴いていたいような非現実的で謎めいた世界観に包まれる。

新鮮な気持ちになったと同時に80年代にタイムスリップしたような懐かしい気持ちにもなりました。 

Stormy Love

Stormy Love

  • 浜田麻里
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  

 

Blue Revolution (SHM-CD)

Blue Revolution (SHM-CD)

 

 

 

以上、浜田麻里のBlue Revolutionの感想を記載させていただきました。

 

ではまた♪

 

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