シティ・リペアとは?
アメリカ・オレゴン州の
ポートランドで、ワクワクする市民運動「シティ・リペア」が行われています。
発端は、シティ・リペアの共同創始者、マーク・レイクマンさんが、庭先にご近所同士の交流の場を設けたこと。リサイクル品と寄せ集めのクッションで作られたその場所で、マーク・レイクマンさんは毎週末催し物を開催。それが好評を博し、やがて数百人もの人が訪れるように! しかしそのせいで市当局から取り締まりを受け、中止を余儀なくさせられました。
しかしマーク・レイクマンさんたちは納得いきません。自分たちが暮らす町。人々が集う空間を自由に作ることが、どうして許されないのだろう・・・。そうした思いから、なんと彼らはいつもの交差点をカラフルに彩り始めたのです。
たくさんの住人が集まり、自らの手で交差点をペインティング。
子どもも大人も、一緒になって作業します。
こんな交差点、見たことありません!! 「Welcome friend」などと、ペイントに参加した住人たちのメッセージも描かれています。このペインティングによって車が交差点をゆっくり走るようになり、安全性も高まったとか。
この交差点が、最初のシティ・リペアです。これに対して、市当局は罰則を与えようとしましたが、マーク・レイクマンさんたちは市議会で訴え、市長の賛成を得ることに成功。それが1996年のこと。2000年には一定の条件のもとであれば、公道を住人が公園のような空間に変えてもいいことになりました。
それから2006年までに約40か所でシティ・リペアのプロジェクトが行われ、今も続いています。
自由な発想で作る、シティ・リペアの作品
シティ・リペアの作品は、交差点だけではありません。こちらは人魚のモチーフが素敵なベンチ。屋根や電気、メッセーボード、祭壇までついています。型に縛られない発想は、手作りならでは。
こちらのベンチも独創的。こんなベンチなら、作るのも座るのも楽しさいっぱい!
「The Bee」という地域のフリーパーペーを置くスタンド。不思議な形です・・・。
子どもたちがおもちゃ交換をするスペース。まるで秘密基地のよう。
左にあるのは24時間使える無料のティーステーション。近所の人がいつもお湯、ティーバッグ、きれいなマグカップを用意してくれています。右のベンチは、よく見ると屋根から植物が。
こうしたシティ・リペア運動は、ポートランドのみならず、オレゴン州、
カリフォルニア州、ワシントン州などにも広がっているそう。自分たちが住んでいる環境を、自分たちの手でより快適なものにする。みなで協力し作業することで、住人同士のつながりもできる。
本来町というのは、行政や一部の人によって管理されるものではなく、そこに住む一人ひとりが能動的に関わり、暮らしやすくしていくべきなのかもしれません。そんなことを思わせてくれる、素敵な運動です。
[All Photo by Kai Sawyer]
AOI ライター・編集者
編集プロダクションを経てフリーランスに。自然が好き。堅苦しいことが苦手。旅するときはあまり計画をたてない。一度国際線に乗り遅れたことがある。
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