lifehacker

特集
カテゴリー
タグ
メディア

非GmailユーザーがGmailのフィルタリング機能を使う方法

  • カテゴリー:
  • TOOL
非GmailユーザーがGmailのフィルタリング機能を使う方法
Image: Alexey Boldin/Shutterstock.com

米Lifehacker読者から寄せられた、「Gmailの優れた機能をサードパーティのメールクライアントから利用することはできないのか?」という質問にお答えします。

米LH読者のAndreaさんからの質問:

私はプライベートで、MacとiPhoneの両方でAirMailというメーラーを使っています。問題というのは、特定の人や企業からのメールをブロック、ミュート、登録解除できないことです。

職場では、GmailをWebメールで使っていますが、こうしたメールをうまくブロックしてくれます。私のメール環境でこのGmailの機能を利用することはできないでしょうか?

最初は内容がよくつかめなかったのですが、手紙を読み直したところ、何が起きているかようやくわかりました。あなたが使っているメールサービスは、迷惑メール関係の処理(特定の送信者からのメールをブロックしたり、ミュートするなど)について、Airmailとうまく連携がとれていないようです。

AirMailにはフィルタリング機能がない

念のため、AirMailのサポート担当者にチャットで聞いてみました。彼らの回答は以下:

AirMailには独自の迷惑メールフィルタがないので、ユーザーが利用しているメールサービスのサーバーを信頼して、迷惑メールのマークを付けています。迷惑メールフォルダに入っているメールと同じ送信者からのメールを、迷惑メールとして自動でマークする機能をサーバーが持っていれば、そのとおりに機能しますが、そうでない場合は機能しません。つまり、完全にサーバーまかせであって、AirMail自身には、今のところ迷惑メールをフィルタリングする機能はありません。

期待した回答とは少し違いましたが、最後の一文は明快です。また、上記でリンクした、AirMailでブロック機能、ミュート機能を使う方法を解説したページでも、紹介されているのはGmailのメールアドレスを使用したケースです。

ブロック機能はGmailに依存する

以前Redditに書き込まれたコメントを見てもわかりますが、AirMailのブロック機能やミュート機能は、Gmailに依存しているようです。

ですので、あなたのように、Gmail以外の無名のメールプロバイダーを使った場合、AirMailで行った「ミュート」や「ブロック」といったアクションは、メールプロバイダー側にはまったく伝わっていないと考えられます。

言い換えれば、あなたはAirMailからメールプロバイダーの基本的な機能を利用しているだけで、そのほかの機能は利用できていないということです。

ではどうすればいい?

あなたはきっと20年使ってきたメールプロバイダを乗り換えたくはないでしょう。デジタルノスタルジアは強力ですから。

そうなると、手順は複雑になってしまいますが、新しいGmailアドレスを作成し、Gmailの「他のアカウントのメールを確認する」機能を使って、いつも使っているメールアドレスのメールをGmailにインポートするという手が考えられます。

20180820-airmail02
Image: Lifehacker US

次に、お使いのメールプロバイダーのSMTPサーバーを使ってメールを送信できるようにGmailを設定します。ここまでの作業が完了したら、AirMailでそのGmailアドレスを利用するように設定してください。

20180820-airmail03
Image: Lifehacker US

これで、Gmailの機能はすべて使えて(ブロック機能やミュート機能)、メールの送受信は、Gmailアドレスではなく、ふだん使っているメールアドレスでいつもどおりに行うことができます。

もしかすると、AirMail側でもメールプロバイダーのSMTPサーバーの設定が必要かもしれません。私はAirMailを持っていないので確認できませんが…。


Image: Alexey Boldin/Shutterstock.com

avid Murphy - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

swiper-button-prev
swiper-button-next