【小豆島】「二十四の瞳映画村」をおすすめする5つのポイント(クチコミ)【介護職員の香川県旅行記】


8月20日~22日の3日間はブログ記事更新が出来ませんでした。

サボっていたわけではなく、仕事が忙しかったわけでもありません。

実は、また旅行に行っていました。

恒例の介護職員の旅行記になります。

前回の旅行は7月下旬に兵庫県の城崎に行ったのですが、約1ヶ月後にはまた旅行に行くという生活を送っております。

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介護職員の旅行レビュー

仕事でのストレスが凄すぎて、現実逃避をしなければやってられない状況なのかもしれません。

このペースで旅行に行くとお金を湯水のごとく使い、散財しているわけですが「もうそれはそれで仕方がない」と思っております。

さて、今回は本州を離れ、四国の香川県に旅行に行ってきました。

そして更に、香川県の高松港からフェリーに乗り「小豆島(しょうどしま)」へ、いち介護職員が舞い降りました。

今回、ご紹介するのは小豆島にある「二十四の瞳映画村」になります。

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◆「二十四の瞳」とは?

二十四の瞳』(にじゅうしのひとみ)は、1952年昭和27年)に日本壺井栄が発表した小説である。

第二次世界大戦の終結から7年後に発表された小説で、作者の壺井栄は、自身が戦時中を生きた者として、この戦争が一般庶民にもたらした数多くの苦難と悲劇を描いた。

発表の2年後、1954年昭和29年)に映画化された(二十四の瞳 (映画))。これまで、映画化2回、テレビドラマ化6回、テレビアニメ化1回、計9回映像化された。

【引用元】ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E3%81%AE%E7%9E%B3

1952年(昭和27年)発表、1954年(昭和29年)に映画化、ということですから、当然私は生まれていません。

その映画に使用されたロケ用セットが改築され一般公開されているのが、今回行った「二十四の瞳映画村」になります。

昭和初期の映画とセットとその雰囲気に興味があったので観光することにしました。

◆アクセス方法は?

【二十四の瞳映画村】

所在地:香川県小豆郡小豆島町田浦甲931
TEL 0879-82-2455 FAX 0879-82-1824
AM9:00~PM5:00 (11月AM8:30~PM5:00)

Googleマップ

小豆島へは神戸・姫路・岡山・高松からアクセスできますが、どのルートであってもフェリー(船)への乗船が必須になります。

自動車ごと乗船できる大型フェリーや人だけが乗れる高速艇などがありますが

「小豆島内を移動するためには自動車が無いと相当キツい」

と思われますので自動車移動をオススメします。

もちろん、小豆島にレンタカー屋もあるので、現地で車をレンタルするのもありかと思います。

ちなみに私は高松港から車ごとフェリーに乗船しました。

「手続きが複雑だったり戸惑ったりするかもしれない」と心配していましたが、高松港に到着して係員の指示に従っていくとアッという間に10分足らずでチケットを購入し乗船することができました。

フェリー内の座席は広々としています。

ボックス席や売店や自動販売機等もあります。

窓の外を見ていると他のフェリーとすれ違いました。

デッキからの景色は最高でした。

但し、風がもの凄く強いので帽子やタオルなどを飛ばされないように注意して下さい。

大型船なので、揺れに関してはさほど気になりませんでした。

フェリーに乗り約1時間で小豆島に到着です。

そこから車で「二十四の瞳映画村」へ向かいました。

◆おすすめポイント①「昭和のかほり」

レトロなバスが駐車場に停まっていました。

現代のナンバーがついていたので、どうやらまだ現役の送迎用バスのようです。

到着し、入村料を支払い中へ入るとまず感じるのが「昭和のかほり」です。

「昭和大好き」な私にとっては、懐かしさを感じます(この時代には生まれていませんが)。

◆おすすめポイント②「海の魚にエサやり」

入村してすぐ右側に海に繋がっている川が流れています。

この川に目を凝らして見ると「海の魚がウヨウヨ」います。

「この魚影の濃さは凄いなぁ」

「しかもどの魚もデカいなぁ」

と思っていましたが、どうやらここで飼われているようでした(海に逃げないように網が張ってありました)。

100円でエサ(オキアミ)を買い、エサやり体験ができます。

めちゃくちゃ食いつきが良いです。

凄く大きなコブダイがいました。

これだけ魚影が濃く、食いつきが良く、一匹一匹が大きいとエサの「やりがい」があります。

介護業界の「やりがい搾取」に埋もれている私にとっては別の意味での「やりがい」を感じることができました。

◆おすすめポイント③「海がすぐ近く」

敷地内をどんどん奥へ進んで行くと、映画の舞台となった「苗羽小学校」があります。

この校庭のすぐ横は「海」です。

磯の香りが漂う学校です。

ちなみに校内にも入ることが出来ます。

照明などはついておらず、廊下は薄暗いです。

「旅の思い出帳」もストックされており自由に閲覧できます。

昭和後期のものであっても、既に30年以上前のものになります。

昭和に思いを馳せると、ひとつひとつに歴史を感じ、感慨深いものがありました。

◆おすすめポイント④「給食体験ができる」

レトロな雰囲気のカフェ「Cafe’ シネマ倶楽部」で給食を注文することができます。

カフェ内にはレトロな車(当時の三輪車)も展示してありました。

カフェスペースで昼食を摂ることにしました。

色々なメニューがありましたが、せっかくなので給食(890円)を注文しました。

パンとカレーと冷凍みかんとコーヒー牛乳です。

カレーは「中辛」と「甘口」が選べます。

飲み物も「牛乳」か「コーヒー牛乳」が選べます。

本来、給食だったら「牛乳」なのでしょうが、男にありがちな「冷たい牛乳でお腹を下す」ということになったら旅行が台無しになってしまうので、今回は「コーヒー牛乳」を選択しました。

料金も含め味も現代風にアレンジしてあるのでしょうが、美味しくいただきました。

◆おすすめポイント⑤「岬の分教場も見学できる」

「二十四の瞳映画村」から約700メートルほどの所に、映画の舞台のひとつとなった「田浦分校(岬の分教場)」があります。

こちらへも見学に行きました。

こちらは、映画村と比べると敷地は広くなく、校舎と校庭(あとは売店)だけでしたが、校舎内も一通り見学しました。

こういう学校に展示されている絵を見ていると、自分の中で「複雑にもつれ、絡み合い、頑なに塞ぎこんでしまった心」が解きほぐされていくようです。

◆最後に

5つのおすすめポイントをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

正直、「華やかさ」はありません。

昭和初期のセット及び校舎ですからモノクロの方が多いですし、はしゃいで楽しむ場所もありません。

あくまで「雰囲気」を楽しみ、昭和初期の時代に思いを馳せる一種の「走馬燈」のような空間です。

個人的には是非、オススメするスポットです。