今回は片田珠実さんの「賢く「言い返す」技術」を読んだ感想を述べたいと思います。
「攻撃的な人」「心ない一言」は“賢い対応”で退治できると言います。
イヤみ、理不尽な攻撃、陰口、しつこい相手
社会に出るとこれらの出来事から逃げることができない。この危機的な状況を賢い言葉、対応で切り抜けたい。そんなあなたにオススメの一冊ではないかと思います。
言い返す技術
相手を「言い負かす」のではなく、攻撃を“空回り”させたり、うまく反撃したりして繰り返させない。相手の出方を知って自分を守る、この“賢い対応術”で人間関係の悩みなど一気に解消する方法
言い返せない人間はターゲットになりやすいようで、言い返す技術を身につけて社内に根付く悪と戦いましょう。
◎目次
1章 :“言葉の暴力”も、“見えない圧力”も止められる―「彼ら」はなぜ、攻撃せずにはいられないのか
2章 :たったひとつで“立場”は逆転する!―どうすれば、相手の出方は変わるか
3章 :どんな相手も怖くなくなる「7つの武器」―この“切り返し”をされたらかなわない
4章 :職場で―この一言で、「気持ち」も「仕事の進み」スッキリ!
5章 :友人・グループづきあいで―“やっかいなあの人”を、巧みに遠ざける法
6章: 家族・パートナーへ―“近くて遠い相手”と、もっとわかりあうために
7章 :もう「あんな人」に絶対左右されない―「強い自分」をつくるために大切なこと
◎本の内容
攻撃を仕掛けてくる人間は大きく8タイプにわけることができます。王様、裸の王様、羨望、お子ちゃま、悲劇のヒロイン、置き換え、トラウマ、サディスト。これらの8タイプには特徴と攻撃パターンがあり、それらを賢くかわすといった話しです。
・・本のやり方も悪くないと思うのですが、せっかくなのでこれらの8タイプを私ならどう対象するのかを紹介したいと思います。
王様
「俺のやり方に従ってりゃいんだよ」
(支配しようとしてくる)
本の内容よるとこれらの人々は寂しい人間なんだみたいなことが書いてありましたが、王さまはあくまで王さまです。長いものには巻かれましょう!
裸の王様
「俺って凄くねー」
(自慢話。自分が凄いと思っている)
これらはポンコツの場合が多いので場合によっては賢く言い返してもいいかなと思います。仲間をつくってからの方が良いと思われます。先に動かれて周りを固められてしまった場合、仮にやられたとしてもパワハラが不成立になる可能性もあります。慎重に!
羨望
「~、お前って◎◎だよなー」
(グサッとくる言葉で仕掛けてくる)
かなり陰湿なタイプ。下手に戦うと痛手を被ってしまう可能性があります。心の中で「ちっちぇーやろうだなー」と思って、相手にしないのが得策でしょう。
お子ちゃま
「なんで僕の話を聞かないのかなー」
(かまってちゃん)
本では無視が有効と書いていましたが、単純な対応でいいと思います。ただかまってもらいたいだけの哀れな人なので。
悲劇のヒロイン
「いいよ、いいよ、」
(被害者になりきれる名俳優)
下手に刺激してしまった場合のことですが、これらも単純に接するのが良いでしょう。何もせずに被害者にはなりませんので。
置き換え
「~しろって言っただろ、もういいかせ」
(理不尽の固まり)
これらは無視に限りますね。気づいていないだけで基本全てを失っている人が多いので。相手をしていると自分の人生までメチャクチャになってしまいます。
トラウマ
「俺の中では違うんだよ」
これらは普通に接していれば良いと思います。単なる気分屋なので、「あの人は~だよー」以上でもそれ以下でもない存在なので。
サディスト
「ひゃひゃひゃひゃー」
(ひたすら攻撃してくる下等生物)
早急に片付けることをオススメします。この手の人間は産業廃棄物に近いので失うものが基本的にありません。オススメの対処方法は攻撃をわざと受けて通報。サヨウナラ!
◎終わりに
やっかいなタイプばかりを揃えています。これらを賢く言いくるめたい人には本書はオススメだと思います。
私が例に出した強行策みたいなものではなくて、正当な手段でやっかいなタイプの人間を撃退しましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。