2018-08-18

反体制フィクションを考えて挫折する

最近反体制的な内容のノベルゲームでも作ろうかという風に考えては一瞬で挫折している。

ネトウヨ気味の大学の友人がエロゲ作りに励んでいることから触発された。

彼と話すたびに思想の薄さが気になっていた。そして呆れていた。

そのため、対抗して「深みのあるもの」を作ろうかと考えたりするのだ。

予算は潤沢にあるし、行き詰った卒論を提出しなければ幾らだって偏差値大学色物学部にいる期間は伸ばせるので時間もないことは無い。

大学院やら留学という時間稼ぎも駆使できる。

ただ、反体制というので行き詰る。

ニュースを見ると、あまりにも行政司法立法が腐敗しているということが分かる。

テレビニュース番組すらエンタメに走り御用的なものになっているのではという意見すらある。

こんな社会をどうすれば良くできるのだろうか。

例えば物語において主人公驚愕事実を知ったとしよう。

ただ、それをどうすれば権力に立ち向かう力に変えられるのだろうか。

それを公開しても人々が真剣に騒がなければ、権力者は結局やりたい放題やるというのが現実社会で分かっている。

バカ国民が支持し続ければいい 選挙当選すればいい 捕まらなければいい それで終わりなのだ

どんなにスクープが飛び出ても、無関心に消費社会能天気に過ごしている低偏差値大学バカ学生を見ているとため息が出てくるものだ。

さら物事は複雑なのだ。そして、それは悲惨なのだ

容姿経済格差などが複雑に絡み合い人間権威に縋ったり、何も考えなかったり様々なのである

例えば、自分の別の友人はオルタナティブ右翼な話が大好きだ。

そして、リベラルバカにする。あれこれ理由を考えたが、恐らく容姿が醜いからに過ぎない。

やはり容姿が醜いと人間人間との交流というもの希望を見いだせないのだ。

から何だかんだ屈折したものになる。

自分容姿が醜いからわかる。

このような現実を目にしていると、権力を倒すフィクションを作るにはどうすればいいのか頭を抱えるのだ。

さらに付け足して言うと、容姿が良くなれば彼がリベラルになるかと言えば怪しい。

自分も彼も容姿が良かったら政治社会問題など気にしなかったはずだ。

高校の時に顔が良かった人間と同じように、ただ政治が腐敗しようが能天気消費社会で消費の自由で満足しているだろう。

そのため、えげつない内容な現実社会フィクションを超えてしまうのだ。

そこをどうすればいいのか。

さら必然的フィクション容姿の良い人間が出るわけだけども、容姿が良い人間反体制になりにくいのではないかとも感じる。

なぜなら現状に満足する傾向が強いだろうからだ。

まり反体制フィクションを考えるとき現実社会悲惨さが足かせになり、身動きが取れなくなる。

とりあえず、現実社会自分容姿が良くするのが先なのかもしれない。

  • anond:20180818134640

    野菜500g快便うんち!wが大切ですよ 増田で良い快便生活をお大事に

  • anond:20180818134640

    反体制な内容で売れたフィクションなんて児童文学くらいにしかなくて。 この辺を見ている人たちがぎりぎり覚えているのが「ぼくらの七日間戦争」か、もっと古ければ 「宿題ひきうけ...

    • anond:20180824221459

      反体制作品の大成功作ウォーキングデッド 世界最強のアメリカ軍はゾンビの人海戦術で倒せる

    • anond:20180824221459

      こんなところでチョコレート戦争の名前を見ることが出来て嬉しい

  • anond:20180818134640

    時代劇は東西を問わず体制批判の手段だったというから、そういう方法がまず考えられるのでは。過去を舞台とすることで一旦クッションを置いて検閲を逃れる、または客が事前に持つ...

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