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【芸能・社会】

福田こうへい「リアル天竜流し」 長野で船頭体験

2018年8月24日 紙面から

名誉船頭に任命された福田こうへい=長野県飯田市で

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 演歌歌手の福田こうへい(41)が23日、10万枚ヒットとなっている「天竜流し」の舞台となった長野県飯田市でイベントに参加。天竜舟下りの名誉船頭に任命され、実際に体験。3年連続5度目のNHK紅白歌合戦出場へ向けて、自慢の歌声に磨きを掛けた。

 “日本一”の民謡、演歌に続き、船頭の三刀流に挑戦した福田。檜木かさ、法被を身につけ、「暴れ天竜」と呼ばれる天竜川を約6キロ、35分。船頭として力強く櫓(ろ)をこいだ。岩手県出身で学生時代はアルペンスキーで鍛えた下半身を生かし、急流をねじ伏せた。

 「経験しないと分からない大変さがある。根気と体力、精神力が必要だと分かった。この経験を少しでも歌に生かしていきたい」。しぶきを浴びた福田は、船頭修行を振り返った。「天竜流し」は、いかだ下りの男のロマンをおおらかに歌う。タフな“船頭”は、年内で全国200以上のステージに立つ予定だ。

 盛岡市在住。同じ東北勢として、第100回全国高校野球選手権大会で準優勝した金足農の躍進に刺激を受け、「粘って強くなっていく姿に勉強させられた」。吉田投手には「吉田輝星(こうせい)、福田こうへい。似てるね」とジョークまじりに「進学ではなくプロになってほしい。(プロになる)チャンスはなかなか巡り合えないから」とエールを送った。

 

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