プロ志望届
沼田翔平（旭川大高）、プロ志望届提出へ
2018年08月08日
8/8、スポーツ報知websiteより （source）| 沼田 翔平 （旭川大高・投手） 175cm・右投右打・動画 |
第100回全国高校野球選手権記念大会に出場し、佐久長聖との1回戦（6日）で史上初の延長タイブレーク（14回）の末、4－5で敗れた旭川大高が7日、帰道した。8回4失点（自責０）と粘投したプロ注目の146キロ右腕・沼田翔平（動画）は進路について「（プロ志望届を）出したい」と明言した。
歴史的敗戦から一夜明け、旭川大高ナインの表情は晴れやかだった。100回目の夏に、史上初の延長タイブレーク。3時間7分の死闘の末、初戦で涙をのんだが、「（試合の）最初から、いつも通り投げられた」とエース右腕・沼田。力を出し切ったからこそ、悔しさは後を引かなかった。
「北海道No.1右腕」と評され、初めて立った甲子園のマウンド。味方の失策や、ダイレクト捕球と見られた打球が安打とされるなど微妙な判定にも泣かされ8回4失点も、自責点は0とエースの役割は果たした。「もっとバコバコに打たれるかと思ったけれど、自分の武器であるアウトローの直球が通用し、『ここまでやれるんだ』と分かった」。最速は142キロ止まりだったが、確かな手応えが、自信へと変わった。
「（プロ志望届を）出したいです」。大舞台を経験し、入学時から目標にしてきた夢を、改めて口にした。今春に右肩を痛め、ネット裏で視察した中日・八木スカウトは「投げ方が変わった」と印象を語ったが、最速は146キロと潜在能力は高い。今後は大学進学も視野に入れつつ、最終意志を固めていく。
「つらいことの方が多かったが、最後こういう形になり良い３年間だった。育成でもいいから、プロにたどり着きたい」。175センチ65キロ。細身な背番号1は、胸を張って、帰路についた。
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垣越建伸（山梨学院）、「プロ志望届考え直したい」
2018年08月07日
8/7、スポーツニッポン2面より| 垣越 建伸 （山梨学院高・投手） 183cm・左投左打・動画 |
最速146キロを誇る左腕、垣越（動画）は普段通りいつものゆったりとしたフォームでも焦りを感じていた。平均球速135キロ前後の直球には力がなく5回で10失点。「久しぶりの先発で、抑えたい気持ちが強くてストライクを取りにいってしまった」。背中に痛みを訴えて7月4日の山梨大会初戦を最後に先発登板がなかった影響もあった。
旧友との約束は果たせなかった。第2試合で活躍した大阪桐蔭・根尾は飛騨高山ボーイズ時代の同僚。当時は「手が届かない存在」だった。エース根尾の控え投手。それでも今年1月に「甲子園で投げ合おう」と連絡があった。前日の開会式前には根尾に「ちゃんと投げるから見ててくれ」と宣言した。
敗退後は「プロ志望届は出すつもりだったけど、今日の内容なので考え直したい。プロでレベルの高い打者と戦いたい気持ちはある」と複雑な胸中を明かした。ただ、吉田洸二監督は「将来性がある。早くプロに行った方が良い」と背中を押す考えだ。対戦の約束は未来へ持ち越された。
（8月6日 夏の甲子園1回戦 高知商 14－12 山梨学院）
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大谷拓海（中央学院）プロ志望届提出へ、楽天評価
2018年08月06日
8/6、スポーツニッポン5面「メモリアルメモリーズ」より| 大谷 拓海 （中央学院高・投手兼外野手） 180cm・右投右打・動画 |
中央学院・大谷（動画）の頬を涙が伝った。5月に打球が直撃して頭蓋骨を骨折。6月に父・昭彦さんから夏の大会を諦めるよう諭された。初戦の明徳義塾戦で逆転サヨナラ弾を浴びたセンバツを思い「俺には仲間をもう一度甲子園に連れていく責任がある」と説得してグラウンドに戻ってきた。
連れていくつもりが、仲間に導かれての甲子園出場だった。「みんなのおかげでここまで来られた」。ケガの影響で思うように登板できない中、2番手投手・西村と打線の奮起で西千葉大会を初優勝。背番号1だが、この日も調整が間に合わず、「4番・右翼」で出場。初回に左犠飛で2点目を挙げたが、安打はなかった。
最後は1点を追う8回2死一塁で3球三振。「自分が1本出せていれば」と悔やんだ。試合後「プロ志望届は提出します。打者でプロに行きたい。中央学院の仲間のためにも活躍したい」と決意を語った。
視察した楽天の後関昌彦スカウトは「スイングが大きくて柔らかさもある」と評価。マウンドに別れを告げ、新たな一歩を踏み出す。
（8月5日 夏の甲子園1回戦 済美 5－4 中央学院）
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太田椋（天理）、プロ志望届提出へ
2018年07月29日
7/29、日刊スポーツ6面より| 太田 椋 （天理高・遊撃手） 181cm・右投右打・動画 |
今秋ドラフト上位候補の遊撃手、太田椋主将（動画）は、2年連続の夏の甲子園に届かなかった。三遊間を抜けようかというゴロを堅実なフットワークで処理し、打っても2安打1打点。高校最後の大会は21打数7安打の打率.333、8打点、2本塁打だった。
高校通算31本塁打を残した強打の遊撃手は「進路はプロ一本で考えています」と語り、強豪の主将としても「本当にみんなよくついてきてくれました」とチームメートに感謝した。
（7月28日 奈良大会決勝 奈良大付 10－9 天理）
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引地秀一郎（倉敷商）プロ志望、DeNAなど5球団視察
7/29、スポーツニッポン4面より| 引地 秀一郎 （倉敷商高・投手） 185cm・右投右打・動画 |
プロ注目の右腕、倉敷商・引地（動画）は3年生になってからの公式戦で初被弾を喫するなど8回2失点で敗れた。「岡山代表として倉敷代表として甲子園に出場し、被災した方々に元気や希望を与えたかった」。
4回先頭の金山に低めの直球を捉えられ、特大の一発を浴びた。6回も金山に許した中前打から走者を背負って失点。115球の力投及ばず「2点目を許してしまい、相手に流れを渡してしまった。自分の弱さ」と悔いた。
最速150キロを連発し、視察したオリックスやDeNAなど5球団計8人のスカウト陣をうならせた。注目の進路についても「監督と相談しつつだが、プロを目指したい。志望届も出せるなら出したい」と明言した。
甲子園の舞台を踏むことなく最後の夏を終え、創志学園の選手たちと熱く抱擁。「夏は岡山勢が勝てていないので、創志学園に甲子園に行ってもらって被災地を元気づけてほしい」。かなわなかった夢を好敵手に託した。
（7月28日 岡山大会準決勝 創志学園 2－0 倉敷商）
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